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<エンジェルス・ダンジョン>

*ストーリー*
「天舞う夜に星落ちる。  神の使いも後追いて  堕ちた天使を眠らせる」 町に伝わる小さな詩より 小さな島国の中心にある町「ルース」 ルースは何処にでもあるような小さな町でした。 ただ一つ、無限に続くだろうと言われている地下迷宮の入り口がある以外は。 ある日、町の青年”レイト”が仕事から帰ってぐっすり眠っている所に、 突然、見知らぬ女の子に声をかけられました。 しかし、夢だろうと思い、彼はすぐに眠ってしまいました。 翌朝、夢だと思った彼女が、目の前で眠っているではないですか。 「・・・あ、おはようございます、レイトさん。」 レイトはびっくりして、ベッドから落ちてしまいました。 おでこをさすりながら、彼女から事情を聞きました。 彼女の名前は”アネル”。 白く美しい翼を持つ天使でした。 「私は、ある事情で天上界から降りてきましたが、扉が閉ざされてしまい、  帰れなくなってしまいました。お願いです。私を天上界へ連れて行ってください。  貴方しか、頼る人はいないのです・・・。」 「う〜ん・・・。何処までできるか分からないけど、やってみるよ。」 彼女の身の上話に同情したのか、レイトは彼女を天上界へと連れて行くことにしました。 これが、全ての始まりだという事も知らずに・・・。

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