|
ミドリフグ水槽のバージョンアップから、早いもので2週間が経ちました。
小さいとはいえ、4年も安定した環境を保っていた水槽から、新しい環境に2匹を移すのは、(実生活はともかく)魚飼育に関しては超保守派の私にとって、なかなかの冒険でした。
私なりに満足のいく飼育環境を整えるべく、この2週間アレコレ手をつけてみましたので、一応その成果をご報告致します。
まず、第一に取り組んだのが“濾過装置の性能アップ”です。
今回導入した水槽「KOTOBUKI レグラスR 450」という商品には、セットで外掛けフィルターの「プロフィットフィルター」なるものがついていました。
外掛けフィルターは、私がミドリフグを飼いはじめた頃に比べて、かなりポピュラー且つ性能の面でも強化されているようですが、今までは底面濾過+上部濾過+投げ込み式濾過の3点セットで強力濾過体制を敷いていただけに、正直これだけでいいのか?とっても不安でした。
とりあえず水槽立ち上げ初日は、右側のぐりの部屋にプロフィットフィルターを取りつけて、左側のぐらの部屋に、今まで使っていた水作を投げ込んで、プロフィットフィルターの濾材にバクテリアが増えてくれるのを待つことにしました。
しかし、上蓋がついていた今までの水槽では気にならなかった、水作の下から吹き上げる気泡が水面で弾ける飛沫が、今度の水槽ではガラス蓋に飛び散る様子が丸見えで、見苦しいったらありゃしない。
それにフレームなし水槽なので、ガラス蓋は左右についた蓋受けに載っているだけで、四方にかなりの隙間があるんですね。
その隙間から飛沫が飛び散るのも気に入らなくて、早急に水作を撤去することにしました。
代わりに導入したのが、前にベタの飼育セットを買った時に使わずに余ってた「テトラ ワンタッチフィルターOT30」という外掛けフィルターの定番中の定番です。
このOT30は17〜36cm水槽用なので、うちの45cm水槽には小さいのですが、サブの濾過装置として使うぶんには申し分ないでしょう。
←そんな訳で、外掛けフィルターを2台並べて使うことに。
これで仕切りを挟んだ左右の部屋の、水も流れも均一化してきたし(実際はぐらの部屋のほうが流れは急ですが)、何より嬉しいのは、すっごい静かなこと。
上部フィルターから落ちる水音と、水作を動かすポンプの音を、うるさいと思ったことはなかったのですが、外掛けフィルターの音があまりに静かなので、今までかなりやかましかったんだなと、改めて気づきました。
←プロフィットフィルターの内部の写真です。
青い丸で囲んだ、ポンプ室の空きスペースに、ペットショップから試供品でもらった、ゼオライト?だっけ?水槽立ち上げ初期の濾過バクテリアの繁殖を促進する(らしい)濾材がネットに入ったのをポンと投げ入れました。
向かって右側の白い丸で囲んだ部分は、汚れを吸着する活性炭が入った濾材で、その奥の赤い丸で囲んだ黒いスポンジが、濾過バクテリアを定着させて生物濾過を行う為の濾材です。この黒いスポンジの奥に、今までの水槽の上部フィルターで使っていた白いスポンジ濾材をハサミで切って押し込んであるのですが、写真だと見にくいですね(^^;
古い濾材に付いたバクテリアが、新しい濾材に移ることを狙ってだったのですが、1週間もすると、新しい濾材にバクテリアがついた汚れが付着していたので、効果はあったと思います。
←こちらはワンタッチフィルターの内部の写真です。
青い丸で囲った部分は、本当はワンタッチフィルター専用の濾材が入るスペースですが、この写真ではネットに入ったリング濾材を入れてます。
と言うのも、このワンタッチフィルターのOT30は、専用濾材が目に見える糞や食べ残しを物理濾過したり、活性炭で吸着濾過することしかできないものなんですね。
メインのプロフィットフィルターの補助フィルターとして使うので、それでも十分だと思ったのですが、ネットでちょっと検索してみると、皆さんやってらっしゃるんですね…外掛けフィルターを生物濾過ができるようにする改造を。
そこで私も手始めに、今は閉店になった熱帯魚屋さんでクジをひいた時に当たったリング濾材を投入して、ここにバクテリアが繁殖して生物濾過ができるようになるのを待つことにしたのですが、写真では分かりにくいですけど、ポンプ室から汲みあがってきた水は、濾材のある部屋に流れ込むと、濾材の底の方まで十分に行き渡らず、そのまま水槽に流れ込む量が多いことがわかりました。
この状態をオーバーフローと言うそうで、オーバーフローを解消して濾材の底までしっかり水が届くよう、色んな方がされている情報を参考に、私も更なる改造を施すことにしました。
←アクリル板で作った、ポンプ室からの水の流れをせき止める仕切り板と、100円ショップで買った植木鉢の底に敷くネットで作った、水循環のための上げ底です。
作り方は、後で書くサイトさんの情報を参考にさせてもらいましたので、ここでは割愛致します。
実際「外掛けフィルター 改造」でググッたら、たくさんの情報が出てきますので、私が書くまでもないかと(^^;
←次に用意したのが、OT30に入れる濾材です。
右の白いのが、例のリング濾材です。
左の緑色のキューブ状のものは「BICOM Bafi Cube」なるもので、バクテリア繁殖のコロニーとして、とても効果の高いものだそうです。これはショップで半額で売られていたので買いましたが、普通に買うと結構お高いものらしいです。
このCubeをフィルターに詰め込みやすく、しかも取り出しやすくする為に、ビーズでアクセサリーを作るときに使うテグスで数珠繋ぎにして、上から持ち上げられるように赤丸で囲った形にしました。これ唯一の私のオリジナルな工夫でしょうか?
この2種類の濾材を詰めたのが↓下の写真です。
自分で言うのもなんですが、格好良くないですか?
リング濾材は収まりが悪いので、ネットから出して詰めました。かなりの量が入りました。
Cube濾材も細い縦長のスペースにぴったり収まって、しかもテグスの先が摘めて取り出しやすい。
早速ポンプを動かして試運転してみました。
←左の写真はフィルターを通る水の流れです。
ポンプ室から注ぎ込んだ水は、1番の箇所で仕切りにせき止められて、底に敷いた上げ底の網を通って、2番と3番の部屋で下から上へ循環します。
2番の部屋の水位はポンプ室の高さと同じになり、あふれることはないようです。
そして濾材を通過した水は、3番の部屋から水槽に注ぐ仕組みです。
我ながら、完璧じゃん(*^▽^*)
思った以上に上手くできてビックリです。
あとは最後の仕上げに、2台の外掛けフィルターのストレイナー部分に、スポンジフィルターを取り付けました。
スポンジ部に濾過バクテリアを繁殖させる事により、生物濾過能力がかなり高まるそうです。
OT30の改造を終えてから1週間たって、昨日水槽の亜硝酸を測ってみました。
→ 
before after
左が前の水槽で2週間前に測ったときで、右が2週間後の昨日に測った写真です。
キレイな黄色ですね(^^) 亜硝酸値はまったく問題ないようです。
一番気がかりだった濾過が十分に行われていることが実証できて一安心しました。
ぐりとぐらの様子もすこぶる快調です。この子達の様子はその2で書くことにします。
OT30改造に当たって、特に参考にしたサイトさんです。ありがとうございました。
よしをのホームページ TOP → アクアテロリスト→ アクアリウム用品使用レポート → テトラワンタッチフィルター改造編
熊本県ミドリフグ飼育組合 TOP → 組合長室 → 工作室→ OT30生物濾過強化計画
外掛け濾過器への道blog TOP → 外掛け改造記事
|