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ビデオ日記 邦画

ご注意
   あくまでもELFE的にお気に入りの作品を求めているので、ELFE的につまらないと感じた
   ものは、正直にその感想を書いています。ファンの方にとっては不愉快な表現があるかも
   しれませんが、ご了承ください。

   出演者記述の筆頭が、必ずしも主演とは限りません。




2013年製作
00621□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
HK 変態仮面【2013:日】
 監督:福田雄一 出演:鈴木亮平、清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、片瀬那奈、佐藤二朗、池田成志
 概要:変態。
 21世紀も10年過ぎて、まさかの実写映画化である。
 月をバックにしたキービジュアルの完成度の高さに惹かれて、見た。変態なのに、カッコいい。
 たいていのコミック原作作品は、実写化するとざんねんな結果におわりがちだが、この作品は、
 実写化することでさらに変態さが強調されて、おもしろくなっている。むしろ、いまさらアニメ化
 されてもおもしろくはなかったかもしれない。
 とにかく、動きがいやらしい。いやらしいポージングやいやらしいにじりより方とかいやらしい必殺技など、
 原作に忠実に、いやらしく演出されていて、実写だからこそ、さらにいやらしい。感動的でさえあった。
 ジョジョ立ちどころではないカッコよさである。変態なのに。
 「それは私のおいなりさんだ」のセリフが出た時は、懐かしさと感動で、涙があふれてきた。
  また、鈴木亮平の変態仮面になりきった演技とともに、変態仮面らしい、実にいやらしい肉体を
 つくりあげたことも、おおいに評価せねばなるまい。
 HKというタイトルも、よろしい。
 破廉恥・行為 である。はみ出し・禁止 である。ハート・キュンキュン である。
 クロスアウッ!後に飛び散る学生服など、なんだか妙にチカラの入った映像効果もいい。
 敵がまた、ものすごく変態ですばらしい。
 (敵の変態さについては、ネタばれにつながるおそれがあるので、245行省略)
 クライマックスは、映像だけなら感動的なシーンなのに、やってる ことが変態的なので、
 感動すればいいのか、笑えばいいのか、困ってしまった。
 最近の洋画メジャー作品を見ていると、感動させようとしているのに、やってることが笑えてしまう
 作品が多いので、かえっておもしろかった。
 ひさしぶりに、映画を見て大笑いできた。
 ◆おいなりさんに☆☆☆☆☆、刺客に☆☆☆☆☆

2012年製作                                                ▲上に戻る
00590□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
カラスの親指【2012:日】
 監督:伊藤匡史 出演:阿部寛、能年玲奈、石原さとみ、村上ショージ、小柳友、古坂大魔王
 概要:コメディっぽい。
 最近、ワーナーが邦画に力を入れている中で、20世紀フォックスも邦画の製作に乗り出したので、
 どんな味が出るか興味もあり、見た。イメージとしては、ワーナーも同様ではあるが、洋画メジャー
 らしいエンターテインメント性の強い作品。東宝作品のような邦画らしい邦画らしさより、角川映画に
 近い感じ。もっとも、これは最近の邦画作品全体に言えることではある。
 阿部寛と村上ショージとあのポスターだったので、軽いコメディかと思っていたら、笑える要素もあり
 つつの、きれいな方の阿部寛だった。わるくはないが、このような作品だと、中途半端な感はある。
 ストーリーは、二転三転してけっこうおもしろかった。
 まひろとやひろがいい。村上ショージは、うまいのかヘタなのかが、よくわからん。
 あれだけの伏線と回収をしようとすると、尺が長くなってしまうのはしかたがないが、もう少し短く
 まとめてもよかったかもしれん。親指の話はためになった。
 ◆能年玲奈に☆☆☆
00510□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
テルマエ・ロマエ【2012:日】
 監督:武内英樹 出演:阿部寛、上戸彩、市村正親、北村一輝、宍戸開、竹内力、勝矢、キムラ緑子
 概要:温泉コメディ的スペクタクル。
 評判通りの、ローマ人エキストラに混ざってもまったく違和感のない、平たい顔族に見えない濃いキャストが
 いい。あえて外国人をキャスティングしなかったことで、話題性はもとより、言語の壁をうまく取り払って見や
 すい作品にしあげている。阿部寛のおおげさに真面目なリアクションや動きもたのしい。内容も、原作序盤の
 風呂文化のカルチャーショックによるコメディだけでなく、ひとつの作品として完結させているのがいい。人気
 が出ればなんぼでも続編はできるだろうが、無理に作らんでもいいような気もする。テロップでの遊びもおもし
 ろい。バイリンガルは個人的にツボにはまってしまったのだけれど、周りからは笑い声が聞こえてこなかった
 から、みんな気づかなかったのかな。
 ◆阿部寛に☆☆☆、市村正親に☆☆、ワニに☆

2011年製作                                                ▲上に戻る
00597□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
のぼうの城【2011:日】
 監督:犬童一心、樋口真嗣 出演:野村萬斎、佐藤浩市、成宮寛貴、山口智充、市村正親、榮倉奈々
 概要:ややこしや。
 最近、へうげものとかの戦国ものをよく見てるので、忍城攻めのくだりなのだなと、入りやすかったのも
 あるが、時代劇のお約束的な衣装や主要な人物の為人を会話の中で説明してくれたりしているので、
 わかりやすかった。
 野村萬斎である。よくもわるくも、にほんごであそぼのように見えるので、おおげさな動きや台詞回しは
 おもしろい。ドラマとしてみると、周りと比べてなんだか浮いているようでもあり、メリハリがあって、かえ
 って緊張感を感じさせられるようでもあり、いいんだかどうかは、よくわからん。ややこしや。
 佐藤浩市がいいのはいまさら言うまでもないが、山口智充の演技が、思いがけずよかった。
 最近、お笑い出身タレントが俳優まがいのことをするケースが増えてしまっているけれども、話芸として
 完成されているヒトであれば、演技もうまいので、話題性に走るだけでなく、しっかりと見極めてもらい
 たいものである。
 市村正親の秀吉が温泉に入ってるシーンは、また風呂に入ってるのかと、つい、笑えてしまった。
 ◆呉ポポロに☆☆
00564◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
オードリー【2011:日】
 監督:勝又悠 出演:笠原美香、暮浩平、梶原ひかり、小田島渚、水野祐樹
 概要:女子高校生的日常。
 女子高校生の日常を切り取ったようなストーリーと、出演者のひとりが撮ったかのようなPOV的映像が、
 臨場感があっていい。青春映画らしいピアノもよろしい。今関あきよし以来の、女子高校生を描く監督の
 今後に期待である。フォークダンスのシーンは、生徒数の少なさを表現したかったのか、それとも予算の
 関係でそのような表現にしたのか気になっていたのだけれども、その筋のヒトによると、いろいろと理由
 があったらしい。笑えた。このようなシーンを見ると、すぐに酷評してしまう映画ファンが多いが、高名な
 監督が期待はずれの大作を作ってしまったような場合はともかく、監督の意図を自分なりに評価し、応
 援していく事で、見る側も見るスキルをあげていくべきだと思うのである。
 ◆先生っぽくない先生に☆☆
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映画 怪物くん【2011:日】
 監督:中村義洋 出演:大野智、松岡昌宏、鹿賀丈史、上川隆也、川島海荷、八嶋智人、山口達也
 概要:そしてカレー。
 なぜこのようなものを実写化しようとしたのか、あまつさえ劇場作品にまでするとはワケがわからないが、
 原作をコミックに頼り、しかも原作を汚すだけのようなくだらないTVドラマが量産されている中にあって、
 それでもキャラクターもはまっているし、原作もわかりやすいので、お子様を笑わせるにはじゅうぶん。
 わかって見ているから腹も立たん。ドラキュラのツッコミはおもしろかった。
 ◆怪物大王に☆☆☆
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逆転裁判【2011:日】
 監督:三池崇史 出演:成宮寛貴、斎藤工、桐谷美玲、中尾明慶、柄本明、谷村美月、小日向文世
 概要:法廷アクション。
 ポイントが余ってるから普段なら見るハズのない映画を見てみようキャンペーンの2回目である。前回のス
 テキな金縛りに続いて、法廷サスペンスである。どちらかというと、サスペンスというより、証拠品の映像を
 「くらえっ!」と投げつけて、「むんっ!」と受け止めるなど、動きがバトルに近いから、法廷アクションという
 べきかもしれん。不思議なジャンルである。ゲームを知らないので、先入観なく楽しめた。ステキな金縛りは、
 現行の裁判が壊れていくのがたのしかったが、こちらは裁判制度や機材が異なるので、裁判自体が最初か
 らたのしい。独特の髪型や服装も、ポスターとかだとなんだかな感じだったけれども、映像では不思議な雰
 囲気にあっていて、よろしい。ベタベタのコメディでもあり、おおいに笑えた。内容は、まあ、どーでもいいや。
 ◆ひらひらに☆☆☆
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ワイルド7【2011:日】
 監督:羽住英一郎 出演:中井貴一、椎名桔平、宇梶剛士、要潤、本仮屋ユイカ、深田恭子、瑛太
 概要:バイクバイオレンスアクション。
 ひさしぶりの邦画アクション作品である。バイクアクションとなるとなおさらである。冒頭の、トレーラーから
 バイクが次々と飛び出していく登場シーンが、いきなりカッコいい。飛び散る薬莢の数がまた、すごい。衣
 装も、さすがにTV版と違ってスタイリッシュになっているので、これがまた、カッコいい。バイオレンス系の
 作品なので、スカッとする感じではないけれども、ここまで撃ちまくってくれると、映画を見たなという気に
 させてくれる。気持ちとしては、最初っから最後までクライマックスで暴れまわって欲しかったけれども、ス
 トーリー上、しかたがないのかね。そのストーリーは単純明快。謎も残らず、気持ちいい。本作だけで終わ
 ってもいいし、人気が出れば1話完結的に続編が作られてもいい感じに仕上がっている。華もあるし。ある
 意味、ドラマ的な事は本作で語られているので、いずれ続編が製作されるなら、アクションメインになるの
 を期待するものである。原作とはかなり変更があるようだけれども、原作は知識でしか知らないから、あん
 まり関係ない。おそらく、見るヒトのほとんどが同様ではなかろうか。ツッコミ所も多すぎるけど、そこは、気
 にしない。
 キャストもたのしい。まず、草波役の中井貴一。元犯罪者をまとめるインテリヤクザみたいで、ハマリ役で
 ある。オヤブン役の宇梶剛士。オヤブンである。もともと、ヤクザ役でいろいろ出演しているけれども、暴れ
 者系は少ないので、本領発揮である。たのしい。セカイ役の椎名桔平。セカイである。おちついた雰囲気
 で、いい。アウトレイジを見てみたくなった。ついでに、要潤。要潤らしくないので、要潤だろーなーと思い
 つつ、エンドロールで名前を見るまで要潤だという確信が持てなかったのも、我ながら笑えた。
 エンドロール。ふざけてるのに、逆にかっこよくて、おもしろかった。能面の方々が、本編で縮んだ心臓を
 ほぐしてくれたのも、いい。レビューの書き込みを見てると、硬派な作品なのにふざけるな!なんてのもあ
 ったけど、あたしゃ、好きだね。
 ◆中井貴一に☆☆☆、宇梶剛士に☆☆☆、椎名桔平に☆☆☆、 エンドロールの能面の方々に☆☆
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サルベージ・マイス【2011:日】
 監督:田崎竜太 出演:谷村美月、長野じゅりあ、佐藤祐基、長田成哉、宍戸開
 概要:広島愛広島限定バージョン。
 ローカル局製作という事で、テレビドラマレベルだ、などとまわりの評価は厳しかったのだけれど、せっか
 くの広島発作品なのと、谷村美月がいいので、見た。たしかに、いずれTV放映する時に、CMを入れたら
 2時間枠にちょうどよさそうな尺も意志を感じるし、演技や展開もいろんなツッコミ所があるのだけれども、
 気にしなければ、おもしろい。とにかく、広島愛にあふれているのが、いい。お好み焼きがうまそうだった。
 ますます、広島が好きになった。

 なので、広島弁風に書いてみよう。(広島弁とゆーより、呉弁でがんす)

 オール広島ロケじゃけえ、よう知っちょるとこがよおけ出てくるんがうれしゃうて、ええのお。知っちょるとこ
 じゃけえ、あっからあっこまであぁに早よう行けんじゃろうとか思おてしまうんじゃけど、あくまでもロケ地じ
 ゃけえ、気にしちゃあいけん。音戸の橋も出てくれりゃあえかったんじゃけど、もういっこ橋かけるゆうて工
 事しよったけえ、映画に出すにゃあ、あんましきれいじゃないかもしれんのお。高烏の清盛さんは、他んと
 こでドラマやるようじゃし、出しとうはなかったんかのぉ。呉とか尾道もありゃあえかったんじゃろおが、他の
 映画でよお出ちょるけえ、わざわざ出さんでもええんかもしれん。

 つかれたから、やめる。

 谷村美月がいい。相棒がエンドロールで仮面ライダーカブトのガタックのヒトだとわかった時は、イメージの
 変わり様に驚いた。監督のヒトも、仮面ライダー関係のヒトなのだね。格闘シーンは、なにかといろっぽくて、
 よろしい。ミニスカでの格闘は、さほど中身が見える訳ではないが、ある意味じっくり見せてくれるので、い
 ずれTV放映する時に、いいの?的である。あんまり色気はないけど。白いヒトのラインも同様。ジャージも、
 最初はざんねんに思っていたけれども、うまく撮られていたので、意外とこれはこれで・・・といった感じでよ
 かった。新たな発見である。でも、いちばんよかったのが谷村美月の黒タイツである事は、言うまでもない。
 真唯の宝物とあのラスト。ふたりともかわいいので、ゆりゆり妄想が爆発してしまった。続編を期待するとこ
 ろである。主題歌はももいろクローバーZ。好きなのでいいのだけれども、広島絡みにできるとよかったかね。
 広島アクターズスクール系は、他局が仕切っているから、つかえんだろうけど。全国展開バージョンの3人
 とか、広島限定バージョンで最近目立った活躍をしている3人とか。
 ◆谷村美月に☆☆☆、ヒットガールに☆☆☆
00477◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
麻雀飛翔伝 哭きの竜 外伝【2011:日】
 監督:井出良英 出演:松田賢二、伊吹吾郎、宮川一朗太、浜谷康幸、吉沢眞人、須藤温子
 概要:麻雀飛翔伝。
 ナニがいいといって、松田賢二がいい。演技や雰囲気はもとより、サテンのシャツが似合う俳優といえば
 兄貴である。竜好みのへんな色のサテンのシャツも、見事に着こなしている。画面に文字をのせる演出も、
 哭きの竜っぽくて、たのしい。せっかくだから、竜の名セリフにものせてくれると、もっとたのしかったかもし
 れん。竜はぼそぼそっとしゃべるので、字幕として必要な気もする。竜が手にしているタバコがいつも長い
 あたりも、こだわりがあって、いい。たまに灰皿を使っていたから、煙がCGとかいう事ではないのだろうな。
 ◆松田賢二に☆☆☆☆
00471□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
忍たま乱太郎(実写版)【2011:日】
 監督:三池崇史 出演:杏、平幹二朗、古田新太、竹中直人、中村獅童、谷原章介、鹿賀丈史、松方弘樹
 概要:100%駄作。
 アニメ版のキャラクターにそっくりなのをつれてきたのか、そっくりに仕上げたのか、忍たまたちがそっくりで
 おもしろい。また、5年、6年組は、イケメンと言うには早いが、今後が期待できそうなのをたくさん集めてい
 るので、いっそ、子役達を全面に押し出すようなストーリーにして、売り込みに徹してしまえばいいのに。
 正直なとこ、オトナがコドモ相手にムキになる展開は、キャラクターがデフォルメされるアニメや、お子様たち
 の声援もあるNHKとかのファミリー向けステージであれば楽しいものだが、シンとしている映画ではあまり
 に情けなく、見ているのがつらい。なんで、ドクたまとの競争にしなかったのだろう。
 きり丸は、ドケチだけが強調されすぎてはいたものの、せっかくきり子まで出して、しかもかわいらしく仕上
 がっていたのだから、もっと生かしてもらいたかった。くノ一教室のユキとトモミもかわいらしくてよかったの
 に、寄り目ばかりだし、杏と共にほとんど出番はないし、実に惜しい。中村獅童演じる乱太郎の親父は、い
 かにも実はいわくのありそうな人物っぽくて、おもしろかった。古田新太の食堂のおばちゃんもうまい。食堂
 のおばちゃんだからしかたがないけれども、もっと出番が欲しかった。稗田八方斎。松方弘樹が演じている
 のはおもしろいが、ストーリー的には出てくる意味なし。戸部先生の白眼は、アニメならともかく、死んだ魚
 みたいで気持ち悪かった。いや、これはかなりゆるい表現である。禁止用語的であった。
 学園長以下、敵味方共に豪華な俳優陣がそれぞれうまくハマっているだけに、もっとうまく作れなかったも
 のか。学園長の犬の糞ネタは、平幹二朗にやらせてしまっている事もすごいが、なにかと自重気味の風潮
 の中にあって、あっぱれではあったが、リアルすぎ。わざとモザイクをいれるとか、お約束の形にしたりして
 自重すればいいのに。キャラクターはよかったけれども、ストーリー的にはざんねんという作品ではあったが、
 まあ、劇場にいたお子様たちはよろこんでいたようだから、こんなくだらない内容でもいいのかな。
 ◆きり子に☆☆☆☆、くノ一たちに☆☆☆、杏に☆☆☆、 山田伝子に☆
00417◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
アイドル爆弾【2011:日】
 監督:越坂康史 出演:安西かな、中田寛美、奥原邦彦、緒沢あかり
 概要:残されたテープ系フェイクドキュメンタリー。
 なんとゆーか、こう、やってる事はむちゃくちゃだし、ツッコミ所も山ほどあるのだけれども、わかって作って
 る感じ。どちらかといえば、開き直ってるというか。フェイクドキュメンタリー的な作り方ではあるが、うまくネ
 タにしていて、笑えるところもある。せっかくだから、テレビの報道特番みたいにテロップを入れるとか、テ
 リー伊藤とかデーブ・スペクターとかがコメンテーターで出てたりすると、おもしろかったかもしれん。とゆー
 か、最後までフェイクドキュメンタリーに徹すればよかったのに。
 ◆しほの涼に☆☆

2010年製作                                                ▲上に戻る
00490◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
Re:Play‐Girls リプレイガールズ【2010:日】
 監督:Yuki Saito 出演:外岡えりか、佐武宇綺、佐藤さくら、小泉麻耶、かの夏帆、三浦萌、小林香菜
 概要:いい話。
 冒頭の妖怪っぽいものが出てきそうな映像が、暗いイメージでありながらも雰囲気がいい。また、こまかい
 細工もたのしい。個人的には、グラビア系アイドルがわらわら出演しているのもうれしい。ストーリーはガー
 ルズ系バトルアクションではあるけれども、いい話である。キャラクターの背景になる部分もけっこう時間を
 とって描かれているが、たまたま入手したパンフレットを見ると、さらに詳細なキャラクター設定がされてい
 て、おもしろい。映像やキャラクターの使い方がいいので、いずれ、バトルものではない恋愛青春系の作品
 を製作してくれると、いいかもしれん。できれば、本作のようなオトコがあんまりからまないゆり系で。
 ◆特になし
00489□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ステキな金縛り【2010:日】
 監督:三谷幸喜 出演:深津絵里、西田敏行、阿部寛、竹内結子、浅野忠信、中井貴一、市村正親
 概要:法廷オカルトコメディ。
 あまりにも、まわりがみんないいと言うので、初めて、見たいと思っていなかった映画を見た。なかなか
 おもしろかった。三谷幸喜監督作品を見るのも初めてなので、もっとコメディ色が強いのかと勝手に想像
 していたから、かえってよかった感じもあり、また、たまには大笑いするのもよいかとも考えていたので、
 ちとざんねんでもあり。導入は、阿部寛だったり、へんな名前の村だったり、へんな住人だったりとトリッ
 クを見ているような感じだったけれども、西田敏行が出たあたりから、だんだんと引き込まれていった。
 西田敏行。西田敏行らしくて、よろしい。阿部寛。阿部寛らしくて、よろしい。中井貴一。中井貴一らしく
 て、よろしい。キャストが決まってから、キャストにあわせて脚本を書くとは聞いていたが、キャストのよさ
 をたっぷり引き出しているのは、いい。けれども、役よりもキャストの方が立ちすぎている感じもある。落
 ち武者と弁護士と検事の話というより、西田敏行と阿部寛と中井貴一の話といった感じ。おとうさんのく
 だりは、なかなか感動的ではあったが、草なぎ剛はなんでこんなにおとうさん役が多いのだろうね。
 長い作品である。途中、まだ終わらないのかなという気もしたが、たのしい作品なので、あまり長さは感
 じなかった。
 ◆西田敏行に☆☆、阿部寛に☆☆☆、中井貴一に☆☆
00451◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
脇役物語【2010:日】
 監督:緒方篤 出演:益岡徹、永作博美、津川雅彦、松坂慶子、柄本明、前田愛、イーデス・ハンソン
 概要:脇役物語。
 コメディとくくるほど大笑いすることはないけれども、ほどよく笑って、ほどよくどきどきして、ほどよく気持ち
 よく見れる、邦画らしい邦画作品。キャストもしっかりしているので、落ち着いて見られる。どこがどういいと
 は表現しづらいのだけれども、おすすめしたい作品。
 ◆特になし
00421◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
逃走中 殺人ハンター【2010:日】
 監督:遊山直奇 出演:池田夏希、上野健、伊藤紀博、金倉浩裕
 概要:殺人ゲーム系バイオレンスアクション。
 ハンターが追っかけて来るところはおもしろかった。アイドル爆弾は、クエストが多くて見るのもたいへんだ
 ったけれども、こちらは、もう少しあってもよかったかもしれん。せっかくだから、全編通してTV番組にしてし
 まって、人物ドラマ部分が再現風になってるとよかったけど、キャストにカネがかかりすぎるかね。
 ◆ハンターに☆
00416◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
少女戦争【2010:日】
 監督:及川中 出演:石橋杏奈、桐島里菜、南有貴、渋谷正次
 概要:女子校生バトル系サバイバルアクション。
 石橋杏奈。名前に覚えがあるなと思ってたら、新しい方の時をかける少女の芳山和子だったのだね。あの
 イメージからは、想像もつかなかった。バトルそのものは、特にすごいというワケではないが、しろーとの女
 子高生がたたかうのだから、かえってこんなもんかなという気にはなる。設定をうまく使ったネタもおもしろい。
 エロ要素はないが、AV女優を起用してエロス系作品になってしまうよりはいいから、そこはしかたがない。
 装備を付けている時の脚をクローズアップした撮り方や、おんなのこどうしがくっついているシーンあたりは、
 非エロでありながら、なかなかよろしい。
 ◆ちっちゃいのに☆
00415◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
極悪人【2010:日】
 監督:内田直之 出演:加藤翔、周防ゆきこ、山崎潤、大木あゆみ
 概要:極悪。
 悪人を見ずに、極悪人である。極悪人がイライラするほど極悪で、よろしい。極悪人のヒトの極悪さもうまく、
 序盤は、タランティーノ作品を見た時と同じくらいイライラした。公安のヒトも、ある意味極悪で、かえっておも
 しろい。ただ、個人的感想ではあるが、中盤以降は警察関係者が極悪に無能すぎたり、せっかくいい味を
 出してる極悪人がただの悪人になってしまった感じがして、極悪。
 ◆特になし
00401◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
映画 ねこばん【2010:日】
 監督:有馬顕 出演:伊武雅刀、りりィ、ねこ、ねこ、こねこ、こねこ、こねこ、ねこ、こねこ、こねこ
 概要:ねこねここねここねここねこねこ。
 ねこである。ねこはいい。ねこ系イメージビデオのような作りでもあり、のんびりと癒されながら見るのが
 よい作品。内容は、まあ、ねこがかわいらしければいいか、と思ってたのだけれど、たまたまツレに解説
 する機会があって一文書いたので以下の通り。
 忙しかった生活から引退し、生活リズムが変わって人生の目標を見失ってしまった男の苦悩と、これま
 で気にしていなかったネコたちとふれあう事で、新たな人生に立ち向かう勇気を得て一歩を踏み出して
 いく姿、また、かつてスネークマンショーで私は子供が嫌いですと語っていた伊武雅刀が、孫とのかか
 わりで困惑する様子等を描く事で、現代社会に於ける高齢者問題や、他人との関わりを持たない無縁
 社会に対する諷刺と警鐘を突き付けている作品。
 ツレは、劇場の3Dで見たようだけど、伊武雅刀の3Dでのどアップは、なかなか迫力があったらしい。
 ◆伊武雅刀に☆☆、ねこたちに☆☆、にくきゅうに☆☆☆
00387□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
最後の忠臣蔵【2010:日】
 監督:杉田成道 出演:伊武雅刀、役所広司、佐藤浩市、桜庭ななみ、山本耕史、風吹ジュン、柴俊夫
 概要:忠臣蔵後伝。
 良作。佳作。エンターテイメント向きではなく、地味だけれど上質な作品。いい作品ではあるけれども、映
 画館まで足を運んで見ようとまでは思わず、DVDを買うのは高いからレンタルでいいけど、旧作の値段に
 下がってからでいいかな、と、思われたまま、年末に忠臣蔵コーナーで見つけるまで忘れられてそうな作
 品。久しぶりに、髪のある伊武雅刀を見た。
 ◆伊武雅刀に☆☆☆
00386□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
SPACE BATTLESHIP ヤマト【2010:日】
 監督:山崎貴 出演:マイコ、木村拓哉、柳葉敏郎、山崎努、西田敏行、高島礼子、黒木メイサ、橋爪功
 概要:SMAP×SMAPパロディコント的海軍物戦争映画系SF風ホラー。
 なにもかも、みんな懐かしい・・・。続編として次世代的に新たなストーリーだった復活編とは異なり、実写
 版リメイクという事で、復活編以上に、ヤマトらしい作品だった。無限に広がる大宇宙から始まって、タイト
 ルが出るまでの数分間で、懐かしさに何度も涙を流してしまった。これまでの名シーンをきっちり入れてく
 れているのも、いい。そのたびに、じーんとくる。一部、これはあってこれはないの?ってシーンもあったり、
 逆に無理に入れすぎた感もあったりして、中盤は笑いがこみあげてきた。キャラクターがいろいろと変更さ
 れてる事には賛否あるけれども、それぞれいい感じなので、そこは気にしない。山崎努の沖田艦長。日本
 海軍の艦長という雰囲気なので、往年の名作を思い出した。柳葉敏郎の真田さん。真田さんというより、
 柳葉敏郎のキャラの方が立っている感じは受けたけれども、それはそれで、よろしい。西田敏行の徳川機
 関長。もともと西田敏行はすきだけれども、徳川機関長のような、まじめな役を演ってくれると、なおいい。
 相原のマイコがいい。他、佐渡先生、ミーくん、斉藤、南部、山本、以下省略するが、それぞれの味があっ
 て、いい。古代進は、古代進というより、いつもの木村拓哉主演の映画を見ている感じではあったけど、ま
 あ、それもよろしい。違和感があったのは、予告編とかで出てくるのでネタバレにはならないだろうから記
 すけれども、スリムなアナライザーくらい。内容は、まあ、どうでもいいか。基本的に戦争映画なので、お子
 様も見る事だし、これもありかな。デスラーについては、ネタバレになるから詳しくは記さないけれども、前
 途の理由を鑑みれば、よくがんばってうまく使ったと評価してもよかろう。あらためて実写で見ると、アニメ
 より現実感があるので、尊敬できる艦長、頼れるリーダー、信頼できる仲間達がいて、働き甲斐がある職
 場だなぁ、などと思ってしまった。おススメできる作品かどーかといえば、懐かしさでいえばヤマトらしい作
 品なので、おススメ。ヤマトを見てない世代やストーリー重視のヒト、細かい事にツッコミたくなるヒトには、
 ちょっとおススメしづらいかも。
 ◆マイコに☆☆☆☆☆、相原に☆☆☆、柳葉敏郎に☆☆、山崎努に☆☆、西田敏行に☆☆
00380◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ナチュラル・ウーマン2010【2010:日】
 監督:野村誠一 出演:木下あゆ美、英玲奈、亜矢乃、汐見ゆかり、村田雄浩、細山田隆人、三浦力
 概要:ビアン的恋愛ドラマ。
 冬空、夕暮れからだんだん暗くなっていく時間、夕陽が射し込む部屋。前作同様に美しい映像が気持ち
 よく、日本の情景と詩的な映像が綴られて、きれいな作品。主人公二人も、前作とは違った雰囲気があ
 って、よい。さすがに、緒川たまきと比べてしまっては、誰であれかなうはずはないので、新たな評価を
 するべきであろう。木下あゆ美がいい。他の数多の出演作以上に、彼女の女らしいかっこよさが引き出
 されていて、これはすばらしい。登場する場面が、いちいちかっこよくて、ぞくぞくする。英玲奈がいい。
 木下あゆ美とは対象的に、女らしいかわいらしさがよろしい。それでいて、ただかわいらしいだけの女の
 子ではない。でも、かわいらしい。登場する場面が、いちいちかわいらしくて、ぞくぞくする。キャラクター
 の演出とキャスティングが絶妙である。新たなキャストの魅力も加わり、前作と共に、名作として語り継
 いでいきたい作品である。
 ◆木下あゆ美に☆☆☆、英玲奈に☆☆☆
00373◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
シーサイドモーテル【2010:日】
 監督:守屋健太郎 出演:山崎真実、麻生久美子、小島聖、成海璃子、山田孝之、玉山鉄二、古田新太
 概要:キャンディですっ。
 いろんな出来事が絡みあって、ストーリーが複雑になってるような作品かと思ってたのだけれども、絡み
 あってるよーで、そーでもなくて、でも、まあ、いろいろあったりして、もっと難しい内容でもいいのに、と、
 いまいち物足りなくはあるものの、結果的に見やすくはなったのか。山崎真実のセクシーなシーンとか、
 えっちなシーンがたっぷりあって、うれしい。麻生久美子は、これまであんまり気にしてなかったけれども、
 なかなかよかった。
 ◆山崎真実に☆☆☆☆、麻生久美子に☆☆
00372□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
インシテミル 7日間のデス・ゲーム【2010:日】
 監督:中田秀夫 出演:北大路欣也、片平なぎさ、綾瀬はるか、藤原竜也、石原さとみ、平山あや
 概要:スリラー風密室的殺人ゲーム系ミステリーもどき。
 有名なミステリー小説のタイトルが小道具に使われていたり、謎解きをしていくかのよーなはじまりだった
 ので、ミステリーに関する知識が問われるのかと展開に期待したのだけれど、有名なミステリー小説がカ
 ギになるでもなく、謎解きをするでもなく、かといって、SAW的な猟奇的惨殺シーンがあるかといえば、ミ
 ステリー小説みたいなふつーの殺し方だし、中途半端である。ストーリーも、久しぶりにくだらないツッコミ
 所満載で、疲れた。たとえば、ネタバレしない程度でいえば、ちゃんと着替えが用意されてるのに、みん
 な7日間ずっと同じ服を着てるとか。つい、うっかり、綾瀬はるかの名前が思い出せず、えらくイライラして
 たから、3日目、4日目とつまらない話がうにょうにょ進むので、はやく7日目が終わってエンドロールにな
 らないかとイライラした。久しぶりに、ムダな時間をすごしてしまった気になる映画であった。
 ◆北大路欣也に☆☆、片平なぎさに☆
00267□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
時をかける少女【2010:日】
 監督:谷口正晃 出演:仲里依紗、石橋杏奈、安田成美、中尾明慶、石丸幹二、勝村政信、青木崇高
 概要:空から降って来る的おしかけ系70年代純愛ドラマ。
 原田知世はいい!いや、今回はちがう。原田知世がいいに決まっているが、今回の若干の変更が入った
 設定であれば、前回のラストのイメージが強すぎるため、安田成美の芳山和子でよかったかもしれん。安
 田成美というキャスティング自体もおもしろい。仲里依紗がいい!アニメ版風に走ってたり、元気に時をか
 けていて、いい。せっかくだから、時をかけ終わる時に、「いっけー!」などと声をあげてくれるとか、転がり
 ながら現れるとかしてくれたら、楽しかったかもしれん。せめて、「いっけー!」は出るかと思って期待した
 けど、まあ、しかたない。時をかけるシーン自体は、CGでカネかかってるという感じではあったけれども、
 前作の方がよかったかね。時をかけるハトといっしょに、時をかける賞状とか、時をかける象徴とかも、いっ
 しょに時をかけてくれてたら笑えるけど、ごく一部のヒトにしかわかってもらえないネタかもしれん。大林版
 での設定がしっかり引き継がれていて、完全な続編として、大林版ファンとしてはおもしろい。土曜日の実
 験室だったり、薬学部だったり、弓道部だったり、ラベンダーの香りだったりと、始まった途端から、時かけ
 のサントラを聞いてしまった火浦探偵のように名場面を思いだして、思わず涙が溢れてしまった。なんだか
 やさしいと言われたお醤油のにおいは、なくなってたけど。時々、大林版での名シーンが再現されている
 のもいい。特に二人が廊下ですれ違うシーンは、前作のラストを思い出してジーンとなってしまった。岸部
 一徳が校長先生になってたりして、朝礼で少年老いやすく・・・などと、ありがたいお話をしてくれたりする
 のも期待したのだけれども、さすがにいなかった。今の役柄だと、悪徳校長に見えてしまうかね。内容とし
 ては、前作の設定が謎解き風になっていたりして、続編としてだけではなく、単体でも見られる作りになっ
 ているので、大林版を見てないヒトにも楽しめそうである。公開前に、試写で一度見ていたのだけれども、
 何度見ても、よいね。久しぶりに、涙をぼろぼろこぼしてしまった。
 (追記)都合により、谷口監督と話をする機会を得た。ありがたい、ありがたい。こちらの勝手で失礼な感
      想を快く聞いてくれたり、仲里依紗の魅力を語ってくれたり、いい方でした。
 ◆仲里依紗に☆☆☆、原田知世に☆☆☆☆☆
00266□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ゴールデンスランバー【2010:日】
 監督:中村義洋 出演:堺雅人、竹内結子、貫地谷しほり、竜雷太、石丸謙二郎、伊東四朗、香川照之
 概要:準コメディ風友情的逃亡劇。
 設定とゆーか、ストーリーとゆーか、いろいろとムリがありすぎて、ツッコミたくなってしまって気分がヨソ
 へいったりしてしまうのがいかん。逃亡してるのにあやしさ大ヒットだったりとか。ストーリーはこびとかは、
 なかなかおもしろかったので、残念である。石丸謙二郎とか、伊東四朗とか、香川照之とか、まわりもよ
 い。竜雷太の県警本部長にいたっては、そのままだし。ツレが主人公に似た感じ(堺雅人にではない。
 でもないか。もしかしたら、似ているかもしれん。ヤツに見られた時のために、似ているとしておこうか)な
 ので、友人の危機に際して、どんな事ができるのか、いろいろと考えさせられてしまった。友人を救うため
 の、どんなキーワードがあるかいな。
 ◆石丸謙二郎に☆☆☆、竜雷太に☆☆☆、伊東四朗に☆☆☆

2009年製作                                                ▲上に戻る
00377□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
おと な  り【2009:日】
 監督:熊澤尚人 出演:岡田准一、麻生久美子、谷村美月、岡田義徳、池内博之、森本レオ
 概要:恋愛ドラマ。
 劇場に足をはこんだら、イベント上映会をやっていたので、せっかくだからというのと、麻生久美子が好き
 な知り合いが絶賛していたので、見た。麻生久美子は、まあ、よろしい。ストーリーも、まあ、よろしい。
 全般的感想も、まあ、よろしい。せっかく、隣の音がテーマになっているのだけれど、それぞれの仕事の
 話がメインの、ふつーに恋愛ドラマに仕上がっているので、もっと音を深く掘り下げて、それぞれの生活
 音をいろいろと出してくれてると、よかったのに。いっそ、シチュエーションスリラーのように、ほとんど室
 内だけで終わるとか。乱歩風フェティッシュ系サスペンスみたいになるかもしれんけど。
 ◆特になし
00363□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
カケラ【2009:日】
 監督:安藤モモ子 出演:満島ひかり、中村映里子、津川雅彦、かたせ梨乃、志茂田景樹
 概要:ガールズ系ビアン的ドラマ。
 満島ひかりが主演という事で、見に行った。満島ひかりはいい。このような同性愛をテーマにした映画は、
 このような感じになってしまうので、このようなものかな。だれーっとした感じは、いい。上映後にカントクの
 舞台挨拶的トークがあったので、作品の解説のような感じで補完ができてよかった。
 ◆満島ひかりに☆☆☆、かたせ梨乃に☆☆、志茂田景樹に☆
00265◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
キラー・ヴァージンロード【2009:日】
 監督:岸谷五朗 出演:小松彩夏、上野樹里、木村佳乃、高島礼子、寺脇康文、眞木大輔、中尾明慶
 概要:逃避行的コメディ。
 AYAKAがいい。でちゃったのくだりは、もう・・・。思わず、ここだけ、何度も繰り返して見てしまった。映画
 史上に残すべき名シーンと言えよう。内容としては、評判通りに、イタイ。上野樹里らしいのはいい。木村
 佳乃もいい。イタイ部分が監督が出したかった監督らしさかもしれんけれども、イタイ部分がなければ楽し
 い作品なので、惜しい。アミューズがアミューズのためにつくったような作品ではあるけれども、アミューズ
 といえば彩夏姫なので、彩夏姫が出演しただけで、すべてのマイナス評価は帳消し。
 ◆彩夏姫に☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
00264□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
彼岸島【2009:日・韓】
 監督:キム・テギュン 出演:弓削智久、水川あさみ、瀧本美織、渡辺大、石黒英雄、山本耕史
 概要:ゲーム原作風コミック原作バンパイヤホラーアクション。
 シゴトが長引いてしまって、見ようと思っていた作品に間に合わなかったのと、次の時間が近かったのと、
 たまたま、当日にチケットをもらったのと、本来であれば、見るのが後回しになって、チケットを無駄にした
 かもしれなかった、などと、これだけ重なれば、見ろという事であろう、という事で、見た。予備知識なしで
 見たから、ずっとゲーム原作かいねと思ってたけど、コミック原作なのだね。笑う作品ではないハズだろう
 けど、途中から、ずっと笑いっぱなしだった。島が記録から抹消されてるワリに、自販機とかあったりと、い
 つ抹消されたんかねと、ツッコミたいことはたくさんあるけれども、やめておこうか。ただ、本土の自販機の
 メーカーがMEGMILKなのに、島の自販機が雪印といった、小道具へのこだわりは評価できる。それにし
 ても、あの吸血鬼は、なんとも。GS美神の先代ブラドーよりはマシだけれど、ほぼ同レベルという感じ。あ
 のDIOには遠く及ばんけど、続編で、DIOみたいに兄の体で復活しそうだ。まぁ、ここしばらく、弓削智久
 が足りてなかったから、久しぶりに満喫できたのは、よかった。
 ◆弓削智久に☆☆☆、水川あさみに☆☆、ブラドー伯爵に☆☆
00263□◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
悪夢のエレベーター【2009:日】
 監督:堀部圭亮 出演:内野聖陽、佐津川愛美、モト冬樹、斎藤工、芦名星、本上まなみ
 概要:エレベーター的シチュエーション系密室ドラマ風サスペンス
 最初は、これが続くのかと思うと、かなりつらいものがあるから、途中で見るのをやめるヒトも、多いかも
 しれん。最初で引き込むように、うまくできんかったもんかね。最後までみれば、なかなかおもしろい作品
 である。キャストがいいので、どちらかといえば、キャストに支えられた感じではある。内野聖陽はいい。
 ◆内野聖陽に☆☆☆、佐津川愛美に☆☆

2008年製作                                                ▲上に戻る
00507◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
栞と紙魚子の怪奇事件簿【2008:日】
 監督:井口昇 出演:南沢奈央、前田敦子、松山メアリ、井上順、高橋惠子、中村朝佳、坂本亜里紗
 概要:怪奇コミック原作学園探偵ドラマ。
 コミックが原作の実写作品は、キャラクターが原作のイメージをくずしてないにこしたことはないが、どう扱
 われてもあまり気にしない。たいていはざんねんな事になるけれども、まれに、それもアリかなと思うこと
 もあったりする。
 栞。しっかりしてかっこよくなったけれども、栞はどこがどっちにどう変わっても、またどっかの神経がさらに
 1本抜けたか、あるいは、またなんかに取り憑かれたかな、というくらいですんでしまうから、あまり気にな
 らない。反対に紙魚子がやわらかくなった。稀覯本への執着や黒い部分がすべて栞に集約されて、栞に
 ふりまわされる普通の文学少女という立ち位置になってしまったけれども、かわいいから、よろしい。前田
 敦子だし。黒い部分を出してくれたら、それはそれでたのしかったかもしれん。きとらに対しても弱くなった
 けど、そのきとらも、ただのへんなヒト。さすがにオリジナルきとらは放送できないだろうし。鴻鳥さんも、美
 食がクローズアップされたお嬢様。さすがにオリジナル鴻鳥さんは放送できないだろうし。鴻鳥さんという
 か、松山メアリがいい。井上順の段一知もはまっているし、クトルーちゃんも、まぁしかたない。さすがにオ
 リジナルクトルーちゃんは放送できないだろうし。クトルーちゃんのお母さんは、外国のヒトがよかったかな。
 内容は学園探偵ものになりきった感はあるが、原作の味を残しつつ、TVドラマ向けにアクを抜いてうまく
 再構成されている。原作を知らなくても楽しめるし、原作を読んでいると、原作とは違った栞と紙魚子の世
 界を楽しめる。原作自体が多様性を持っているので、栞がまたおかしくなって、新たな世界観を作りながら
 これまでのストーリーをたどっていく、ひとつの話のようにも見えるのである。
 ◆栞に☆☆☆、紙魚子に☆☆☆、ボリスに☆☆
00262◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
クローンは故郷をめざす【2008:日】
 監督:中嶋莞爾 出演:及川光博、石田えり、永作博美、嶋田久作、品川徹
 概要:精神世界風哲学的SF。
 静かで、白い。上質ではあるけども、双子とかクローンとか、魂が云々とか、哲学的になって解りづらい作
 品。謎や疑問は多いが、この子役が大きくなったらみっちーになる、という事が、最大の疑問である。
 ◆及川光博に☆☆☆
00261◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
ヤッターマン【2008:日】
 監督:三池崇史 出演:福田沙紀、深田恭子、生瀬勝久、櫻井翔、阿部サダヲ、山寺宏一、滝口順平
 概要:アニメ実写化系コメディ。
 イキナリ、タツノコ的小ネタで笑ってしまった。けれども、そこまで。ラストのへんのくだりとか、知ってると、
 ふむふむ、なるほどというとこは多いものの、そこまで大笑いできるほどでもない。カーズ様も気付かない
 程度の失笑くらい。福田沙紀。キライではないが、アイちゃんが色っぽくない。真っ赤なリップとカタチのい
 いヒップと、ツナギの切れ上がったYラインがいいワケで、実写にするモンじゃあないね。深田恭子。テン
 ション低すぎ。かといって、妖しげなムードを出してるワケでもなく。ボンデージスタイルがウリのようだけ
 れども、スッキリしてないし。実写にするモンじゃあないね。生瀬勝久と阿部サダヲは、よかった。もっとノ
 リノリでもよかったのではないかね。惜しい。実写にするモンじゃあないね。ドロンジョのテーマとかのいつ
 もの音楽と、山寺宏一だけがヤッターマンらしさを残していて、見ていて、つらかった。実写にするモンじゃ
 あないね。内容もつまらん。薄っぺらい。間の取り方も長すぎて、だるい。60分作品でも長いかもしれん。
 久しぶりに、最後まで見るのが苦痛な作品であった。実写にするモンじゃあないね。本来、設定もキャラ
 もいい作品なので、作り方を間違えなければ、こんな事にならずにすんだだろうに。
 ◆アイちゃん(新旧アニメ版)に☆☆☆☆☆、2号さんに☆☆☆
00260◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
おくりびと【2008:日】
 監督:滝田洋二郎 出演:広末涼子、山崎努、峰岸徹、本木雅弘、笹野高史、吉行和子、余貴美子
 概要:アカデミー賞(外国語映画賞)受賞作品。
 北国の風景と、ちょっと古い町並みが美しい。この撮り方だけでも、日本映画らしい映画である。コメディっ
 ぽい導入も、入り込みやすい。名作であることにちがいはないが、最後の父親のくだりは、なくてもよかっ
 たよーな気もする。ヒロスエの奥さんがかわいい。お酒を飲んで、幸せそうにおいしい、なんて、こんな奥さ
 んほしいね。下着が見えて、ちょっとどきどき。以前とくらべて、女優らしくなってきた。アカデミー賞(外国
 語映画賞)受賞ということで、この作品のよさが外人にもわかったのだね。どこまで、日本の文化が理解さ
 れたのかはしらんけど。
 ◆ヒロスエに☆☆☆、山崎努に☆☆
00259◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
デトロイト・メタル・シティ【2008:日】
 監督:李闘士男 出演:松山ケンイチ、加藤ローサ、宮崎美子、松雪泰子、ジーン・シモンズ
 概要:メタルバトル的青春コメディ。
 テンポがはやいと言えばそうなのではあるが、間がない。ツボはうまくおさえてるので、なかなか楽しめた。
 最後のバトルは、感動的ですらあった。
 ◆ジーン・シモンズに☆☆
00258◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ハンサム★スーツ【2008:日】
 監督:英勉 出演:北川景子、谷原章介、山本裕典、ブラザー・トム、温水洋一、中条きよし、伊武雅刀
 概要:変身系恋愛コメディ。
 ものすごく予測しやすい展開ではあるが、それでよろしい。ストーリー上、仕方ないかもしれんが、中盤、
 北川景子が出てこないのが残念。うまくちょこちょこ出てくるようにしてくれればよかったのに。伊武雅刀
 の、怪しげで、実はいい人そうでいて、やっぱり怪しげな雰囲気は、いつ見ても、いい。
 ◆北川景子に☆☆☆、谷原章介に☆☆☆、中条きよしに☆、伊武雅刀に☆☆
00257◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
実録・広島やくざ戦争外伝 義兄弟 〜山口英弘の半生〜怒涛の章【2008:日】
 監督:金澤克次 出演:遠藤憲一、松田優、倉田てつを、小沢和義、風間貢、寺尾繁輝、鈴木一功
 概要:実録系広島やくざ伝説。
 やくざものは、へんなアクションものよりも、ストーリー的にも、役者的にも迫力があって、いい。特に実録
 系だと、ご当地で育った者にとっては、舞台に馴染みがあり、地名とか施設がよくワカルので、たのしい。
 なんだかものすごく懐かしい、あー、確かにそんな施設とかあったねー、と、思わせる、呉とか広島の風
 景の作り込みがすごい。
 ◆遠藤憲一に☆☆☆
00256◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
チーム・バチスタの栄光【2008:日】
 監督:中村義洋 出演:竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之、玉山鉄二、井川遥、田口浩正
 概要:医療版トリック。
 医療現場にどんなトリックが仕込まれているのか、と、思いきや、よく見ると、相方が仲間由紀恵じゃない
 じゃん。いや、ちがう。阿部寛もただのヘンなヤツだし、シリアスものにするには、使い方を間違っとるよ。
 ヘンな中に、おもしろみを出すのが、たのしいのに。仲間由紀恵のツッコミがないのも、ものたりん。とーと
 つな展開や、解決後の蛇足ぶりといい、なんだか。阿部寛のあいかわらずの変人ぶりだけをたのしむなら、
 おもしろい作品。
 ◆阿部寛に☆☆☆

2007年製作                                                ▲上に戻る
00255◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
マリと子犬の物語【2007:日】
 監督:猪股隆一 出演:船越英一郎、松本明子、広田亮平、佐々木麻緒、徳井優、梨本謙次郎
 概要:どうぶつ系泣かせる的ドラマ。。
 ヘリコプターの編隊が出てきたら、証拠隠滅のために村ごと焼き尽くそうと特殊部隊が来てるように見え
 るとか、いざ吊り上げて救出する際には、突風でヘリコプターが墜落してしまうかもしれないとか、自衛隊
 のヒトが地震の危険を回避するためにしゃがみ込んだら、モゲラが出てきそうだとか、おとうさんが電話で
 声を上げるたびに、事件が起こった感じがするとか、無事に行方不明のコドモが見つかっても、殺人現場
 のように見えるとか、崖っぷちは出ないのかとか、見方が腐ってしまった。この作品で、そのようなことが
 あるはずがないのにねえ。これ以上の感想はないので、特に書きようもないのである。
 ◆特になし。
00254◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
ひぐらしのなく頃に 誓【2007:日】
 監督:及川中 出演:あいか、小野恵令奈、飛鳥凛、松山愛里
 概要:解決になってない解決編。
 前作もアレだったけれども、今回もアレな感じ。結局、原作を知らないと、よくわからないままだし。あいか
 と小野恵令奈をメインで作ってくれれば、ワケがわかんなくても、それだけで個人的な評価はグンと上が
 るのだけれどね。
 ◆あいかに☆☆☆☆☆、小野恵令奈に☆☆☆☆
00253◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
ミッドナイト イーグル【2007:日】
 監督:成島出 出演:大沢たかお、竹内結子、玉木宏、吉田栄作、袴田吉彦、石黒賢、藤竜也
 概要:ゲリラ的戦闘アクション。
 雪山にする必要あったんかな。雪山系ヒューマンドラマだと思ってた。実際、アクション系と気づかずに、
 見ようと思わなかったヒトも多いのではないのかね。ふつーに戦闘アクションにした方がよかったよーな
 気がする。内容は、まあ、うん。
 ◆特になし
00252◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
ひぐらしのなく頃に【2007:日】
 監督:及川中 出演:あいか、小野恵令奈、飛鳥凛、松山愛里
 概要:トリック的へんな村紀行。
 梨花と沙都子がかわいい。梨花の舞は、それだけでも、見た甲斐があったとゆーものである。なのに、せ
 っかく沙都子と梨花がかわいいのに、ヤローだけが浮きすぎて、実にもったいない。あとの二人の女の子
 も悪くはないのだけれども、梨花と沙都子があのように豹変(ひょ〜)してくれたら、もっと楽しめたであろう。
 今後、どのよーな感じで続編が製作されていくかはわからないけれども、原作通りに進めてくれれば、いず
 れ梨花と沙都子が豹変(ひょ〜)する話が作られるかもしれん。でも、てきとーにまとめて終わりそーな気が
 してならん。
 ◆あいかに☆☆☆☆☆、小野恵令奈に☆☆☆☆
00251◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
エクスクロス 魔境伝説【2007:日】
 監督:深作健太 出演:小沢真珠、鈴木亜美、中川翔子、松下奈緒、岩根あゆこ、小山力也(声)
 概要:トリック的へんな村紀行。
 愛子役、鈴木亜美。意外とよいね。情熱のりんちゃんが実写化されたら、ぜひ演じていただきたい。弥生
 役、中川翔子。これまで、あまりじっくり見たことはなかったのだけれど、意外とかわいい。レイカ役、小沢
 真珠。バンボロ〜!この妖しいながらの艶やかさは、いい。キレまくり方は、まさに小沢真珠の面目躍如。
 もう少し、魅せる演出にしてくれれば、よかったのに。いや、主役にした方がよかったかもしれん。ケータイ
 で話してる謎の人物の声、小山力也。笑える。24も見てたら、もっと笑えるネタ満載だったのかもしれん。
 ◆小沢真珠に☆☆☆、鈴木亜美に☆☆、中川翔子に☆☆
00250◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
リアル鬼ごっこ【2007:日】
 監督:柴田一成 出演:谷村美月、松本莉緒、石田卓也、大東俊介、吹越満、柄本明
 概要:ごみ。
 あーはーはー、なんだろうね、この安直さは。展開が変わるたびに唖然とさせられ、最後の最後まで愕然
 とさせてくれたのは、ここまでくると、もしかしたらすごい作品なのかもしれん。妹の首輪と拘束シーンがい
 い。マスクをかぶってる時の王様の声を聞いてて、正体は大滝秀治かと思った。
 ◆谷村美月に☆☆☆☆☆、松本莉緒に☆☆
00249◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
魁!!男塾(実写版)【2007:日】
 監督:坂口拓 出演:坂口拓、尾上寛之、山田親太朗、田中哲司、榊英雄、綾野剛、菅田俊、麿赤兒
 概要:わしが男塾塾長 江田島平八である!
 
わしが男塾塾長 江田島平八である!
                                                          以上。
 と、ゆーワケにもいくまい。ストーリー的には、わかってはいたものの、やっぱりとゆー感じ。TVアニメもそ
 うだったが、男塾の説明的に、原作初期のいらん話やら、女性絡みの話を入れてしまってつまらなくなっ
 てしまうより、Jと雷電を出した方がよかったのではなかろうか。千葉繁による参考文献の朗読は、悪くは
 ないのだけれども、北斗の拳の予告みたいで、残念である。漫画のキャラそっくりのキャスティング自体も
 たのしいけれども、意外と、若手の期待所が多く、おもしろい作品に仕上がっている。学ランの整列は、さ
 すがに、他のヤンキー系作品と違って壮観である。
 ◆若手俳優たちに☆☆☆、もっちーに☆☆
00248◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
残酷飯店【2007:日】
 監督:カワノコウジ 出演:みひろ、山崎栄、成瀬勝也、岩田雄介、船津未帆
 概要:スプラッタ系エロティックサスペンス。
 みひろがかわいい。このようなエロティック作品は、AVより、かわいく見えたり、いやらしく見えたりするか
 ら、不思議である。内容は、まぁ、どーでもいいや。餃子を作るシーンは笑えた。
 ◆チャイナに☆☆☆
00247◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
転校生 −さよなら あなた−【2007:日】
 監督:大林宣彦 出演:蓮佛美沙子、森田直幸、清水美砂、厚木拓郎、寺島咲、石田ひかり
 概要:ジュブナイル風少し不思議系大林ロリ的青春ドラマ。
 さすが大林宣彦だけあって、変わらず脱衣させてたり、はじまったとたんに大林宣彦だとわかる映像はい
 いのだけれど、人として軸がぶれている作品とはいえ、いっそ軸をぶれまくらせたかのような傾きすぎの
 撮り方は、酔ってしまいそうだった。前作と異なる内容もいいし、実際、久しぶりに泣ける話ではあるが、
 墓前で迷うたかとみえてしまったのは、イタイ。見た後に消化不良気味と感じたのは、岸部一徳の姿がな
 かったからかもしれん。
 ◆岸部一徳に☆☆☆
00246◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
舞妓 Haaaan!!!【2007:日】
 監督:水田伸生 出演:阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出早織、生瀬勝久、植木等、伊東四朗
 概要:お茶屋紹介的舞妓礼賛系喜劇。
 内容は、はぁ、さよかって感じだけれど、随所に散りばめられた小ネタと小道具ネタはおもしろい。あれだ
 けの実力があれば、もっと早くから・・・とか、突っ込んではいけないのであろうな。
 ◆伊東四朗に☆☆
00245◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
ゲゲゲの鬼太郎【2007:日】
 監督:本木克英 出演:田中麗奈、井上真央、ウエンツ瑛士、大泉洋、YOU、小雪、西田敏行、きたろう
 概要:和風モンスターファンタジー。
 田中麗奈のネコ娘は、いい。けど、終盤では活躍しないし、ネコ変化した時の顔がこわいよ。こわいといえ
 ば、ワカメちゃん状態の黒くてふさふさしたスカートの中身も、なんだかぼーぼーでこわい。ウェンツが演っ
 てるので仕方がないとはいえ、鬼太郎が少年ではない。でも、だからといって、青年鬼太郎の話というワ
 ケでもないし。いろんな俳優が出てきてるのもいいが、役より俳優の個性の方がたってしまってるのが、
 惜しい。その中で、大泉洋の演技が、いい。せっかくオヤジの声を田の中勇があてたのだから、木綿も八
 奈見乗児があててほしかったものだ。なんとゆーか、違和感。
 ◆ネコ娘に☆☆☆、大泉洋に☆☆☆
00244◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
学校の階段【2007:日】
 監督:佐々木浩久 出演:秋山奈々、甲斐麻美、黒川芽以、小阪由佳、通山愛里、神楽坂恵、栩原楽人
 概要:青春活劇系グラビアアイドルイメージビデオ。
 グラビア系アイドルによる作品という事で、こんなものであろうか。でも、まあ、みんなかわいいから、許す。
 イメージビデオでの寸劇のロングバージョンと思えば腹も立つまい。秋山奈々が、おもいがけずかわいい。
 なんだかリュウタロスっぽい感じもいい。内容については、触れることもあるまい。みんな、これからどんど
 ん活躍してもらいたいものである。
 ◆秋山奈々に☆☆☆、甲斐麻美に☆☆

2006年製作                                                ▲上に戻る
00478◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
二重被爆【2006:日】
 監督:青木亮 出演:山口彊 概要:ドキュメンタリー。
 広島では、夏休みの原爆祈念日頃になると、平和学習として原爆に関する授業が行われているけれども、
 広島、長崎での二重被爆は、この作品で初めて知った言葉である。広島での出来事については多く学ん
 ではいるが、長崎での出来事はほとんど知らない事をあらためて痛感させられ、また、広島、長崎の2度
 に渡って原爆の被害にあわれ、苦しまれた方があるという、考えてみればあたりまえの事に思い至らなか
 った事を恥じ入るものである。子供たちに見せて、語り継いでいきたい内容である。海外取材で、米国のス
 トリートミュージシャンが2度の原爆投下が必要だったと思うかと問われて、「どんな爆弾だって必要なかっ
 た」との答えに感動した。
 ◆特になし
00243◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
蟲師【2006:日】
 監督:大友克洋 出演:オダギリジョー 、蒼井優、江角マキコ、大森南朋、りりィ、李麗仙、クノ真季子
 概要:コミック原作ファンタジー。
 原作を読んでるから、ついていけたものの、初めて見るには、つらい作りである。原作の雰囲気や、少し昔
 の森と集落の情景、そして蟲がうごめいている不思議な様子はうまく表現されていて、美しい作品である。
 もののけ姫を実写化すると、こんな感じかね。ただ、いちばん原作から程遠くて、浮いてるのが、ギンコ。オ
 ダギリジョーが今まで以上にきちゃなげだな。鬼太郎のウェンツやら長尾景虎のGacktの方が、似合いそ
 うだ。ギンコが美化されそうだけど。原作通りだから仕方ないのではあるが、幻想的な美しい映像に、ほと
 んどギンコと虹郎の野郎二人だけしかいないとゆーのは、もったいない。で、クライマックスはどこよ。
 ◆淡幽に☆☆☆、森に☆☆、蟲に☆☆
00242◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
口裂け女【2006:日】
 監督:白石晃士 出演:入江紗綾、佐藤江梨子、加藤晴彦、水野美紀、川合千春、桑名里瑛、坂上香織
 概要:都市伝説的猟奇ホラー。
 地震で始まるなんて、怪獣みたいだ。一応、謎は明かされてない事もないのではあるが、それでもよくわ
 からん。復讐系というワケでもないようだし、お子様たちのウワサ、つまり都市伝説自体がホントというの
 も、どこで正しい情報を掴んでるのかもよくわからんし、殺されたり、生き残されたりする基準もわからん。
 何より、子供を殺す理由がわからん。口を裂くのでなければ、口裂け女である必要もあるまいし。佐藤江
 梨子主演とゆーことで、乳が話に絡むとか、乳が強調されるとかで、くだらなくなっていくようなナンセンス
 ホラーかとおもってたのだけれど、なんだかふつーにホラーだった。
 ◆口裂かれ少女に☆
00241◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
少女霊−14歳の魂−【2006:日】
 監督:谷洋平 出演:入江紗綾、井口梨央、岡田留奈、高井みほ、西本健太郎、廣瀬真平、藤澤よしはる
 概要:ジュブナイル的すこし不思議系ホラー。
 このような、すこし不思議系はよいね。夏の不思議な思い出って感じ。スプラッタ系と違って、きもちよく終
 わるのがいい。画面が暗めなのは、ホラーだからしかたないのかもしれんが、気持ちよさそうな海水浴シ
 ーンまで暗いのは残念。天気が悪かったんかな。
 ◆入江紗綾に☆☆、スイカップに☆☆☆
00240◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
サイレン FORBIDDEN SIREN【2006:日】
 監督:堤幸彦 出演:市川由衣、森本レオ、田中直樹、阿部寛、嶋田久作
 概要:サイコホラー風ゾンビホラー的サイコホラー。
 最近、心霊アイテムとしての地歩をかためつつある携帯電話と比べて、やや前時代的な感のあるサイレン
 が、民俗学的な伝承とどのようにかかわるのか興味があったが、ふんふん、なるほど。
 ◆特になし
00239◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
大奥【2006:日】
 監督:林徹 出演:及川光博、仲間由紀恵、西島秀俊、井川遥、杉田かおる、麻生祐未、中山忍
 概要:時代劇。
 まさに百鬼繚乱、業火絢爛。入り乱れる人間模様と、豪華な衣裳に身を包んだ大人数の極彩色の映像美。
 だけど、画面が汚れてる14インチの古いテレビで見たから、楽しさも半減。
 ◆及川光博に☆☆☆
00238◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
武士の一分【2006:日】
 監督:山田洋次 出演:木村拓哉、檀れい、笹野高史、岡本信人、緒形拳、10代目坂東三津五郎
 概要:藤沢周平原作ヒューマン時代劇。
 見る前に、とある映画新作紹介番組で、ストーリーを最後まで聞かされてしまってたので、楽しさ半減だっ
 たが、ストーリーを最後まで聞かされてなかったとしても、わかりやすい展開である。もっとも、時代劇はそ
 のくらいでよろしい。単純明快、勧善懲悪がいちばんである。ただ、全体的に重苦しい感じがあるのは、ヒ
 ューマンドラマだからしかたない。しかし、ひどい映画紹介番組だ。
 ◆特になし
00237◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
犬神家の一族【2006:日】
 監督:市川崑 出演:石坂浩二、松嶋菜々子、5代目尾上菊之助、富司純子、松坂慶子、萬田久子
 概要:角川映画30周年記念超大作。
 アンジェラ・アキが主題歌を歌ってると思いこんでいたから、あのテーマ曲が流れた時には、涙が溢れそう
 だった。アンジェラ・アキの方は、イメージソングだったのだな。「仮面」も聞きなおしたくなったことだし、久し
 ぶりにCDを掘り出してみようかね。旧家の、時が止まったような暗さも健在で、時間を気にせず、じっくりと
 映画の雰囲気を味わいたい作品である。リメイクなのに、前作の名場面がほとんど変わってないのもいい。
 ストーリーもわかりきってるし、殺され方も同じなのだが、かえって安心して見ることができた。助清の白仮
 面が今時の通気性バツグンな新素材になってたり、金田一が今時のケイタイとかモバイル的パソ通を活用
 してたり、シンクロ状態の湖の死体が今時のイナバウワー状態に変わってたりしたら、ハラハラして、とても
 落ち着いて見てはいられないというものである。
 ◆主題歌に☆☆☆
00236◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
地下鉄に乗って【2006:日】
 監督:篠原哲雄 出演:堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかお、田中泯、笹野高史、吉行和子
 概要:ヒューマンドラマ風タイムスリップSF。
 地下鉄構内というものは、独特のにおいといい、不思議な雰囲気をかもしだしているものではある。こんな
 時のために、旧い千円札くらいはサイフに入れておかねばな。たぶん、千円もあれば、しばらくはのんびり
 暮らせることであろう。しかし、なんで愛人もいっしょにタイムスリップしてるんかと思ってたのだが、ふんふ
 ん、なるほど。ただ、過去の出来事を見てるだけなら見てるだけ、巻き込まれてアクションが始まるなら始
 まるで、どちらかで進めてもらいたかったものである。あそこまでタイミングよくいろんな場面にタイムスリッ
 プできるのであれば、もっとハラハラドキドキ系SFにした方がたのしそうではある。
 ◆特になし
00235◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
デスノート the Last name【2006:日】
 監督:金子修介 出演:戸田恵梨香、片瀬那奈、藤原竜也、松山ケンイチ、藤村俊二、鹿賀丈史
 概要:オカルトサスペンス。
 言われてるほど、悪くはなかったな。月とLのかけひきやトリックも楽しい。総一郎の若者ふたりに対する
 思いも、うまく描かれている。オチはつまらなかったけど。まあ、内容はともかく、海砂がかわいい。
 ◆海砂に☆☆☆☆☆☆☆☆☆
00234◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
UDON【2006:日】
 監督:本広克行 出演:ユースケ・サンタマリア、小西真奈美、トータス松本、鈴木京香、要潤
 概要:コメディらしい。
 うどんそのものは苦手としているのだが、見るだけならかまわんだろうと、見た。いきなり、最初の曲で困っ
 てしまった。うどんというより、あっため3分の親子どんだ。中華丼だったかな。コメディと聞いていたのだが、
 ほとんど笑うところはなかった。最初の、家に戻る場面が男はつらいよのパロディであろう事はわかったが、
 気付かなかっただけで、全編パロディだらけだったのかもしれない。内容的には演劇の犀を思い出した。
 ◆特になし
00233◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝【2006:日】
 監督:谷垣健治 出演:小松彩夏、木下あゆ美、永田杏奈、芳賀優里亜、J.J Sonny Chiba、倉田保昭
 概要:特撮オカルトアクション。
 時かけの原田知世もそうだったが、ハカマ姿ってのはよいね。よいのだけれど、アクションシーンに色気が
 ないのが残念。セーラーヴィーナス、ジャスミン、ミサキーヌ、香港カラテ、その他もろもろ、特撮キャラが大
 集合なのだから、たのしくないワケがない。メイドさんな彩夏姫とか、アキバの平和を守る彩夏姫が最高で
 ある。なお、当HPでは、出演者記述の筆頭が必ずしも主演とは限らないので、ご注意ください。
 ◆彩夏姫に☆☆☆☆☆、木下あゆ美に☆☆☆、永田杏奈に☆☆☆
00232◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
日本沈没【2006:日】
 監督:樋口真嗣 出演:草なぎ剛、柴咲コウ、及川光博、豊川悦司、大地真央、石坂浩二
 概要:パニックアクション超大作。
 わだつみが海洋研究開発機構のしんかいシリーズになってるのは、おもしろい。わだつみ6500にバージ
 ョンアップしてるし。2000の展開は読めてはいたが、なかなか感動的だった。残ってること自体が不思議
 などと、ツッコんではいけない。わだつみ2000の装甲が水圧で潰れたとしても、ツッコんではいけない。
 及川光博が、若い頃の橋幸夫みたいだった。熊本市街にモゲラが出そうだった。広島の空港が最初に使
 えなくなった。日本の全体像はぼろぼろに分断されているのに、東京の空港にはまったく被害がないとか、
 ツッコんではいけない。誰が鎌倉の老人を演るのか、期待していたのだが、出てこなかった。残念である。
 なんだか、前作の緊張感がなく、日本以外全部沈没がおもしろかっただけに、さらに残念である。全体的に
 ツッコみ所満載だが、ツッコんではいけない。この世界設定で、特殊部隊だけの話とか、自衛隊がクーデタ
 ーを起こすとか、別の作品を作ってもよさそうである。あるいは、日本地獄地震後の話とか。お前にはこの
 日本で生きる資格がない!って感じで。まあ、こんだけ書いたってのは、けっこう気に入ってるんかな。
 ◆わだつみ6500に☆☆☆、わだつみ2000に☆☆☆☆☆、及川光博に☆☆☆
00231◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
日本以外全部沈没【2006:日】
 監督:河崎実 出演:小橋賢児、藤岡弘、、村野武範、筒井康隆、中田博久、寺田農、 デーブ・スペクター
 概要:コメディパニックヒューマンドラマ。
 内容、スケールともに、原作がおもしろい、というか、ムチャクチャなだけに、映画化に挑戦するというだけ
 でも評価が高い作品である。リメイク版日本沈没と公開を合わせたのも、うまい。もともと、そっくり芸人は
 あまり好きな方ではないが、このような作品だと、そっくり芸人がたくさん出てきても、楽しい。現在、心な
 い外国人による犯罪が増えている中での製作でもあり、国粋主義的な作品だと勘違いする人がいない事
 を願うものである。一見、単なるパロディで、しかも外国人批判の作品のように感じられるが、自然破壊に
 対する警鐘や、ある種の極限状態におけるヒューマンドラマ的な意味合いが根底にある事を、忘れてはな
 るまい。原作自体が、当時のSF作家達の遊び心から始まったものであり、キャストにもいわくを持たせた、
 ファンにとって、ワクワクさせられる作品である。デーブ・スペクターの使い方が、うまい。ホントにそーゆー
 ことをやりそうで、おもしろかった。
 ◆藤岡弘、に☆☆、中田博久に☆☆、デーブ・スペクターに☆

2005年製作                                                ▲上に戻る
00230◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
LOFT ロフト【2005:日】
 監督:黒沢清 出演:安達祐実、中谷美紀、豊川悦司、西島秀俊、鈴木砂羽、加藤晴彦、大杉漣
 概要:たぶんホラー。
 安達祐実がかわいい。あんまりかわいらしすぎて、ホラーという事を忘れてしまった。怖さ半減どころか、
 かわいくてかわいくて、もう。でも、かわいいからいい。
 ◆安達祐実に☆☆☆☆☆
00229◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
男たちの大和/YAMATO【2005:日】
 監督:佐藤純彌 出演:反町隆史、中村獅童、仲代達矢、鈴木京香、松山ケンイチ、渡哲也
 概要:戦後60年特別番組風ドキュメンタリー的戦争映画。
 呉じゃ、呉じゃ。実物大のセットは当時話題になったが、なんだかちゃっちい。もしかしたら、ちゃっちく見え
 るけど、ホントは、実物の大和も表面が塩ビみたいなちゃっちい感じで、忠実に再現されているのかもしれ
 ん。戦艦など間近で見たことがないので、よくわからん。ストーリーも、なんだか、軽い。血だけは大量に飛
 び散っているが、アクションしすぎ。最近の時代劇のように、斬られたときに宙返りをしてしまうような勢いと
 ゆーか、爆風に吹き飛ばされた、悲惨なハズの兵士が、ハリウッド系ヒーローアクションのよーに、カッコよ
 く吹っ飛んでるんじゃあない。現在の漁船でのドラマ部分もジャマ。実物大セットといい、総制作費といい、
 えらく金をかけてるワリに、なんだかテレビの終戦記念日特別番組みたい。ただ、圧倒的な戦力差と無謀
 な命令で、無駄に多くの命が失われた事は、伝わってきた。生活班の調理場が舞台として大きく取り上げ
 られているのも、大和モノとしてはいい。ヤマトIII以来かね。
 ◆反町隆史に☆☆
00228◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
奇談【2005:日】
 監督:小松隆志 出演:藤澤恵麻、阿部寛、ちすん、柳ユーレイ、白木みのる、一龍斎貞水
 概要:諸星大二郎原作伝奇オカルトファンタジー。
 阿部寛の稗田礼二郎はなんとも。映像化において、原作のキャラと役者のイメージが離れてしまうのは仕
 方がないとは思うのだが、さすがにトリックのイメージが強すぎて、オカルトを否定してそうな感じがしてな
 らん。諸星大二郎原作のドラマ化ということで、あの世界を表現するのは難しかろうとは思っていたが、思
 っていたとおりだった。さすがに、ヒルコの時よりはマシかな。特に、いんへるのの表現やはらいそさいぐあ
 たりの、にょるにょるうじゅるうじゅるした感じはなかなかよかった。善ずさまが復活してくるシーンが原作そ
 のままだったのが、なんだかよかった。
 ◆いんへるのに☆☆☆、さんじゅわんさまに☆

00227◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
亡国のイージス【2005:日】
 監督:阪本順治 出演:真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一、原田芳雄
 概要:艦内戦闘アクション。
 続いて自衛隊の話。それなりに期待していたのだが、つまらなかった。狙ったのかどうかはわからないが、
 千石自衛隊。妙にテーマが重いワリに、やってることがただの艦内戦闘アクションなので、消化不良気味。
 セガールとかがやってれば、もっとスッキリしたアクション作品になったかもしれん。
 ◆ミスターミキプルーンに☆☆
00226◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
戦国自衛隊1549【2005:日】
 監督:手塚昌明 出演:江口洋介、鈴木京香、鹿賀丈史、生瀬勝久、的場浩司、伊武雅刀
 概要:歴史シミュレーションSF。
 かなり期待していたのだが、つまらなかった。前の戦国自衛隊だと、騎馬武者と新鋭装備が同時に存在
 するという視覚的なギャップが新鮮で、うまく表現されていたが、なんとゆーか、こう、1549だと、なじん
 でしまっているような感じ。自衛隊同士の戦闘であれば、戦国時代である必要がないし。戦国時代とゆー
 より、バイオレンスジャックに近いイメージ。いっそ、同じスタッフでバイオレンスジャックを作った方が、よほ
 どいい作品ができるにちがいない。最後まで命令を遵守しようとしてる隊長はよかった。
 ◆煙突のある城に☆、伊武雅刀のまむしに☆☆

00225◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
姑獲鳥の夏【2005:日】
 監督:実相寺昭雄 出演:原田知世、堤真一、永瀬正敏、阿部寛、宮迫博之、田中麗奈
 概要:伝奇ミステリー。
 ウブメはイブキが得意としている魔化魍であったか。誰が主役なのかよくわからんのだけれど、響鬼の敵
 役の方が、雰囲気があってるよーな感じ。あれはラベンダーの温室・・・ではないか。
 ◆原田知世に☆☆☆☆☆☆
00224◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
ローレライ【2005:日】
 監督:樋口真嗣 出演:役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、香椎由宇、石黒賢、伊武雅刀
 概要:潜水艦系戦闘アクション。
 アヤナミが操縦してるのかと思った。潜水艦が万能戦艦でなくてよかった。海面の特撮はちゃっちかった。
 ◆水密服に☆☆
00223◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
あそこの席【2005:日】
 監督:中村義洋 出演:阪田瑞穂、細田よしひこ、浅香友紀
 概要:ホラー風サスペンス。
 このような内容だと、ホラーテイストにすると学芸会っぽくなる。
 ◆特になし
00222◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
亀は意外と速く泳ぐ【2005:日】
 監督:三木聡 出演:上野樹里、蒼井優、岩松了、ふせえり、松重豊、村松利史、緋田康人、要潤
 概要:スパイアクションコメディ。
 意外とおもしろい。ちょっとあざとすぎかもしれん。
 ◆上野樹里に☆、蒼井優に☆、要潤に☆
00221◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ノロイ【2005:日】
 監督:白石晃士 出演:小林雅文、松本まりか、矢野加奈、アンガールズ、高樹マリア、飯島愛、荒俣宏
 概要:ドキュメンタリー風ホラー。
 話はだらだら続くが、ブレアウィッチほどのインパクトもない。狙ったかどうかは別として、ただ単にバラエテ
 ィ番組にしか見えない。
 ◆特になし
00220◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
交渉人 真下正義【2005:日】
 監督:本広克行 出演:ユースケ・サンタマリア、寺島進、小泉孝太郎、柳葉敏郎、水野美紀
 概要:クリスマス好適品。
 銀英伝のわが征くは星の大海のようだ。
 ◆特になし
00219◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
鉄人28号【2005:日】
 監督:冨樫森 出演:池松壮亮、蒼井優、香川照之、川原亜矢子、薬師丸ひろ子、伊武雅刀、阿部寛
 概要:巨大ロボットアクション。
 伊武雅刀がいい。阿部寛のオヤジもいい。でも、ロボットたちは、おもちゃみたいで、なんだか。ロボコンの
 方が強そう。キャストや衣装を含めて、キャラクター設定はおもしろいが、少年は不要かもしれん。リアリテ
 ィと関係ないところで、企業名とか商品名を出しすぎ。
 ◆特になし

00218◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
真夜中の弥次さん喜多さん【2005:日】
 監督:宮藤官九郎 出演:長瀬智也、中村七之助、小池栄子、竹内力、阿部サダヲ
 概要:ホモ時代劇。
 鬼の番人 木村笑之新がすごい。バイクでお伊勢さんへとゆーのは、それはそれでインパクトはあったが、
 実験的な作品の中で見たことがないことはないし、撮影所の移動などで見れない事もないようだが、チョン
 髷にかみつくとゆーのは、さすがにホモ時代劇でしかありえない、衝撃的なシーンであった。時代劇ファン
 としては、ある意味、二人のキスシーンよりも衝撃的であった。それにしても、麻薬とはおそろしいものだ。
 ◆木村笑之新に☆☆☆☆☆、長瀬智也に☆☆☆

2004年製作                                                ▲上に戻る

00217◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
猿飛佐助 闇の軍団 天の巻【2004:日】
 監督:宮坂武志 出演:弓削智久、山口祥行、松田賢二、安藤希、山本昌平、吉岡毅志、松方弘樹
 概要:忍者アクション時代劇。
 仮面ライダーカブトの三島、田所役の弓削、山口コンビがいい。しかも、山口祥行が本来の大暴れキャラ
 で、楽しい。気がついたらザンキさんまでいて、ファンにとっては別の意味で楽しめる。主役はどうでもい
 いが、ストーリーは、まあ、続きを見てもいいかなという感じ。
 ◆弓削智久に☆☆☆、山口祥行に☆☆☆、松田賢二に☆☆☆、安藤希に☆☆☆
00216◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
理由【2004:日】
 監督:大林宣彦 出演:村田雄浩、寺島咲、岸部一徳、大和田伸也、久本雅美
 概要:ヒューマンドラマ。
 伏線が入り乱れるとゆーか、いろんな話が絡み合うとゆーか、ワケわからなくなってしまった。
 豪華っぽいキャストはよかった。
 ◆特になし
00215◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
ニライカナイからの手紙【2004:日】
 監督:熊澤尚人 出演:蒼井優、平良進、南果歩、金井勇太
 概要:ヒューマンドラマ。
 えぇ話やないか。特に、郵便局長の言葉がよかった。
 ◆特になし
00214◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
ムラマサ MURAMASA 一ノ章 覚醒【2004:日】
 監督:松井昇 出演:竹内力、小沢和義、山口祥行、勝村美香、山口仁、武蔵拳、松山鷹志
 概要:竹内力プロデュース伝奇アクション。
 思いのほか、つくりがいい。竹内力のスゴみ方とか、普段の姿がミナミの帝王と方向がちがうので、最初
 はちょっと違和感が。ぱっと見た感じ、新シリーズのモロボシ・ダンとか、スティーブン・セガールみたい。
 濡れ場がないのは、この手の作品としていいのか疑問だが、そのぶん、キャラがたってるのはいい。
 ◆竹内力に☆☆
00213◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
IZO 以蔵【2004:日】
 監督:三池崇史
 出演:中山一也、桃井かおり、内田裕也、緒形拳、松方弘樹、片岡鶴太郎、ボブ・サップ、ビートたけし、
     原田芳雄、大滝秀治、石橋蓮司、及川光博、岡田眞澄、ミッキーカーチス、長門裕之
 概要:豪華キャストの斬られ方カタログ。
 はっきり言って、理解できませんでした。後で公式HPのストーリー解説を見て、やっと納得できたけど。
 ◆内田裕也に☆☆、将軍のキングジョーのような最期に☆☆☆
00212◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE【2004:日】
 監督:鈴木雅之 出演:香取慎吾、田中麗奈、ゴリ、知念侑李、伊東四朗
 概要:忍者アクション。
 ちょっと笑えればいいか・・・などと軽い気持ちで見たのだが、まさかここまで泣けるとは・・・。久しぶりに感
 動できる作品に出会えた感じである。もちろん、最近ハヤリの泣かせる事を前提としたような悲しいストーリ
 ーではなく、忍者としての生き様、死に様、友情と決断といった部分で泣けるのが、気持ちよかった。見る
 前は、香取慎吾のふざけたようなハットリのスタイルには抵抗があったが、あのスタイルであのような話に
 なるのが、逆によかったのかもしれない。お気に入りに追加である。思いがけず、ゴリのケムマキがよかっ
 た。伊東四朗の「ニン」は、なんかそのままだったな。
 ◆総合的に☆☆☆☆☆、ゴリに☆☆

00211◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
CASSHERN【2004:日】
 監督:紀里谷和明 出演:唐沢寿明、及川光博、要潤、宮迫博之、麻生久美子、伊勢谷友介
 概要:亜細亜風悩み系ヒーローアクション。
 色彩と世界観がいい。唐沢寿明とか及川光博がいちいちポーズをつけてるのも好き。特に及川光博が飛
 空艇のよーなものに立ってるシーンなどは、実に彼らしくていい。作品的にいちばんあってなかったのは、
 主題歌かな。あのロボット軍団が並んで迫って来る感じもなかなか。ただ、アニメ版のアンドロイドであるブ
 ライキングボスと違い、ロボット軍団を使う必然性がないよーな気もする。キャシャーンとロボット軍団の戦
 闘シーンが少ないのも、ちょっと不満。バラシンやブライキング・ボスとの闘いはいい。このノリで北斗の拳
 とか作ってもらいたいものである。キャスト的には、やっぱり及川光博は、このような役がよく似合うな。思
 いがけず、宮迫博之の演技がよかった。上月博士が、僕の生きる道のイシャみたいだったのが、違和感が
 あった。内容とゆーか、テーマについてはなんとも。なんとゆーか、同時期に庵野監督のキューティーハニ
 ーがレンタル開始になったが、こっちが庵野監督作品のよーな感じ。最後の1時間が蛇足という噂もわから
 んでもない。
 ◆唐沢寿明に☆☆☆、及川光博に☆☆☆☆☆、要潤に☆☆☆、宮迫博之に☆☆


2003年製作                                                ▲上に戻る
00210◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
集団殺人クラブ【2003:日】
 監督:石川均 出演:橘実果、栗田梨子、岡田めぐみ、茂呂真紀子、斉木真未、遠藤憲一
 概要:ナンセンスホラーコメディ。
 ほぼ主演と言っていいかもしれない遠藤憲一によると、ナンセンスホラーコメディらしい。なるほど、そのよ
 うなジャンルがあったか。いろいろな作品に使えそうである。いやいや、ほとんどの作品がナンセンスホラ
 ーコメディと言えよう。映像がアホすぎて笑える。洗濯機ネタもアホらしくていい。アホではあるが、宇宙の
 果てのイメージは、アホでありながら、すばらしかった。もちろん、ここまでアホアホと何度も繰り返してい
 るが、すべて誉め言葉であるのは、言うまでもない。ただ、ジャケットだけ見ると、どす黒いスプラッタ系作
 品のように見えて、だまされたという気にはなるな。女の子たちも、かわいくてよろしい。あれだけ暴れま
 わっても、スカートの中身が見えないのが残念。あ、よくみたら、黒いのか。
 ◆宇宙の果てに☆☆☆、女の子たちに☆☆☆、遠藤憲一に☆☆
00209◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
花と蛇【2003:日】
 監督:石井隆 出演:伊藤洋三郎、山口祥行、未向、杉本彩、石橋蓮司 、野村宏伸、遠藤憲一
 概要:アングラ風SM官能映画。
 山口祥行のハードゲイ風レザースタイルが似合ってて、すごい。司会を務めるピエロ男役の伊藤洋三郎の
 怪演もおもしろい。彼を見てるだけで、楽しめる。特にコスプレが、いい。セーラー※ーン風のコスプレに至
 っては、出来すぎである。公開当時は、まだこの作品を観てもいい年齢ではなかった(たぶん、ウソ)が、
 その頃に見ていれば、おもしろさ倍増だったことであろう。ストーリーとか、話題になった杉本彩のカラダを
 はった熱演とやらは、まぁ、どうでもいいや。
 ◆伊藤洋三郎に☆☆☆☆、未向に☆☆
00208◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!【2003:日】
 監督:本広克行 出演:小松彩夏、織田裕二 、柳葉敏郎 、深津絵里、いかりや長介
 概要:小松彩夏出演作品。
 小松彩夏が、初々しくてかわいい。長いストレートの髪が彩夏姫の魅力のひとつではあるが、三つ編みに
 してしまうというのも、愛野美奈子とは違ったイメージで、いい。普段は髪で隠されているうなじを見せてく
 れるのも、いい。思わず、噛みつきたくなるというものである。ほとんどうつむいたままで、あまり顔が見え
 なかったのは残念だが、久々に、見てよかったと思える作品であった。少しは、本編の感想も書かねばな。
 本編終了後のコメントが、泣けた。(本編の感想になってない。)
 ◆小松彩夏に☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
00207◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
CUTIE HONEY キューティーハニー【2003:日】
 監督:庵野秀明 出演:佐藤江梨子 、市川実日子 、及川光博、手塚とおる、京本政樹
 概要:佐藤江梨子イメージビデオ。
 オープニングなどのアニメパートや、楽団をひきつれて歌いながら現れるブラッククローをはじめとしたパン
 サークローのみなさんはたのしくていいのだが、企業名を出しすぎとか、コスプレが多すぎるとか、全体的
 に意味のないシーンが多い。佐藤江梨子のイメージビデオだから、しかたがないのかもしれんが、最後ま
 で、見ててイタい作品であった。原作と設定が異なるのは仕方がないとしても、おにぎりがエネルギー源と
 いうのは、あ〜るのようで笑えた。まあ、にぎやかな愛の戦士はセーラーヴィーナスだけでじゅうぶん。
 ◆ブラッククローに☆☆☆、執事に☆☆☆、アニメ版なっちゃんに☆☆☆

2001年製作                                                ▲上に戻る
00206◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
玩具修理者【2001:日】
 監督:はくぶん 出演:田中麗奈、姿月あさと、美輪明宏(声)
 概要:ややホラー風ファンタジー。
 このような文学的(?)なタイトルは大好きである。森の奥にある子供だけが知っている場所、玩具をなん
 でも直す事のできる謎の人物、湿って苔むした道。設定、映像共に不思議な雰囲気が漂っていてなかな
 かよい。ストーリーは早い段階で先がよめてしまうが、最近の傾向ともいえる謎を残して終わるような事も
 なく、落ち着いて見ることができる。ただ、最後で一気に興ざめしてしまったのが残念である。
 ◆美輪明宏に☆☆☆

00205◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
静と情熱のあいだ【2001:日】
 監督:中江功 出演:竹野内豊、ケリー・チャン
 概要:長期的ラヴ・ロマンス。
 フィレンツェの全景や町並の撮り方が美しくてよい。エンヤの主題歌もいい。でも、それぞれが別々に使わ
 れているから、いけない。CM用の予告編では曲と映像がうまくあわせて使われていただけに、期待して
 いたのだが・・・。ストーリーは、まあ、どーでもいいや。マーヴさんいい人すぎ。
 ◆フィレンツェに☆☆、エンヤに☆☆☆

00204◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
世界の終わりという名の雑貨店【2001:日】
 監督:濱田樹石 出演:西島秀俊、高橋マリ子
 概要:引きこもり系純愛ドラマ。
 タイトルにあるとおりの「世界の終わり」という名前の雑貨店内の薄暗い雰囲気がなかなか。このような場
 所で、のんびりまったりと過ごしてみたいものである。また、バックに流れる曲と相まって、全体的に時間
 がゆっくりと流れているような感じがいい。ややもすると、つい眠くなってしまうが、見ていて、自分も一緒
 にのんびりした時間を共有している気分になれる。などと、世界にひたっていると、急に現実に引き戻され
 たりするから、油断ならないのだが・・・。ストーリー的には、本筋としてはわからんでもないが、なんでそん
 なシーンがあるのかよくわからん部分もけっこうあるので、いまいちよくわからん。原作があるようなので、
 読んでみたら、疑問が解決されるかもしれない。脚の撮り方が好き。
 ◆雑貨店に☆☆、のんびり感に☆☆☆、映像に☆☆、脚に☆

00203◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
自殺サークル 【2001:日】
 監督:園子温 出演:石橋凌、永瀬正敏、宝生舞、ROLLY
 概要:連続集団自殺事件の謎を追うミステリー。
 サイコサスペンス系刑事ドラマで始まり、ROLLY的猟奇ステージを経て、エヴァンゲリオン風おめでとうパ
 チパチパチで終わる。前半のサイコサスペンス系刑事ドラマ部分は、そのまま最後までその雰囲気で通し
 てくれれば、いいサスペンスドラマになったと思われる。中盤からのROLLY的猟奇ステージも、ROLLYら
 しさがうまく表現できているので、いっそ全編これでやってくれれば、楽しいロックホラー系猟奇作品にでき
 たと思われる。結局、部分的にみれば作り方はうまいのだけれど、いろいろ手をのばしすぎて、すべてが
 中途半端で終わってしまったという感じである。いずれにせよ、謎を残して終わらせるのは、製作者の怠慢
 だと思うのだが、どうか? 関係ないが、ROLLYの役名が笑える。
 ◆ROLLYに☆☆☆、宝生舞に☆
00202◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
呪怨【2000:日】
 監督:清水祟 出演:柳ユーレイ、三輪ひとみ、三輪明日美、栗山千明
 概要:悪魔教典活動絵巻番外編。
 似てるよーな気がするとは思っていたが、やっぱり、小夜子の栗山千明だったのか。なんか、やたらと栗
 山千明が目についてしまうのだが、いよいよバトルロワイアルを見た方がよいのかな。小夜子の頃から取
 り憑かれているのかもしれん。もともと、つい先日テレビで放映された時に、誕生日データっぽい画面が
 見えたから見ただけなのだが、なかなか、笑えた。リングといい、仄暗い・・・といい、なんで日本のホラー
 は笑えてしまうのだろう?伽椰子が這いずって来ても、やけに活き活きして生命感があふれてるし、俊雄
 もなんだか明るいし、白塗りの女子高生たちにいたっては、聖飢魔IIの活動絵巻BAD AGAINに登場する
 オーケストラのみなさんのようだし。
 ◆特になし

2000年製作                                                ▲上に戻る
00201◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
おしまいの日。【2000:日】
 監督:君塚匠 出演:裕木奈江、高橋和也、菜木のり子
 概要:新井素子原作のどろどろ。
 原作を読んでないので、久しぶりに新井素子ワールドを楽しめた。早いうちから壊れかけている(というか、
 登場した時点ですでに壊れてるように見える)主人公はなかなかよかった。いかにも新井素子キャラといっ
 た感じの裕木奈江がいい。
 ◆裕木奈江に☆☆、幻猫に☆☆

1990年代製作                                               ▲上に戻る
00200◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
覚醒〜飼いならされた日常〜【1999:日】
 監督:朝岡ユージ、斉藤一、村雨春正 出演:里見瑤子、黒田詩織、今井恭子
 概要:オムニバスポルノ作品。
 いきなりだが、アダルトビデオはあまり好きではない。他人が楽しそうにヤってるのを見ても、うれしくないか
 らである。その点、ポルノ系はいわばセックスを題材としたドラマなので、ヤっているところを見せるだけがす
 べてではなく、作品として楽しめる場合が多い。などと、長い前置きを書いたが、この作品を選んだのは、単
 に少女地獄 一九九九で気になった里見瑤子が出演しているからで、今回も不幸そうな優等生といった役が
 えらくハマっている。また、ポルノ作品だけあって、セックス描写もあるのだが、なんか、いい。お気に入りの
 人物に加えておくことにしよう。全体的にありがちな展開だが、それなりに楽しめる作品である。
 ◆里見瑤子に☆☆☆☆、映像・演出に☆☆、1話の某シーンに☆
00199◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
少女地獄 一九九九【1999:日】
 監督:山内大輔 出演:里見瑤子
 概要:不幸な優等生少女が、不幸なめにあう猟奇的スプラッタ。
 タイトルから夢野久作を思い出し、なんとなく惹かれるものがあったから見たのだけれど、地獄というより、
 「救いようがない」といったストーリーである。もっとも、出来自体も救いようがないので、くだらない、という
 のが正直な感想である。最後の、主人公が壊れていくあたりは、まあよかった。いちばん最後で台無しに
 なったけど。ストーリーとしては、作り方さえよければ、後味の悪さが残るいい作品になりそうではある。あ
 と、主演の里見瑤子が、ちょっと気になる。
 ◆里見瑤子に☆
00198◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
首領への道【1998:日】
 監督:石原興 出演:清水健太郎、白竜、中野英雄
 概要:ヤクザもの人気シリーズ。
 最近では忘れられかけている任侠ものである。ここまで仁義を打ち出してくると、よくあるただのアクション
 に近い抗争ものと違い、かっこよく、ストーリーも充実している。全作見るまでに、どのくらいかかるんかな。
 ◆清水健太郎に☆☆、白竜に☆☆☆
00197◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
シベリア超特急 劇場公開完全版【1996:日】
 監督:水野晴郎 出演:水野晴郎、かたせ梨乃
 概要:どんでん返し的ミステリー。
 某SF作家の某作品のように、前回見たビデオ版の終りの「完」に続いて「了」の字が出てきたような気分
 である。見た人の人生を狂わせるとまで言われる2回のどんでん返しは話してはいけない約束なので、す
 ごく話したいけど、がまんすることにする。さすがに人生を狂わされる事はなかったが、これから一生、どん
 でん返しを誰にも話してはならないという、知ってしまった者の苦しみを背負っていかねばならなくなってし
 まった。
 ◆跳ねるかたせ梨乃に☆☆☆、妙なプレッシャーに☆☆
00196◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
シベリア超特急【1996:日】
 監督:水野晴郎 出演:水野晴郎、かたせ梨乃
 概要:反戦系ミステリー・・・で、いいのか?
 ついに、見てしまった。さすがに映画好きなヒトが作っただけあって、タイトルクレジットがいかにも映画風だ
 し、アクションあり、サスペンスあり、ラブロマンスあり、ミステリーありと、映画のおいしいところがたっぷり
 詰め込まれたような作品である。TVシリーズのダイジェスト版のように詰め込み気味な雰囲気もないでは
 ないが、そのぶんテンポが早くてよい。たしかに突っ込みどころはたくさんあるが、車内の通路が大将には
 狭すぎたかなといった事くらいにとどめておこう。ただ、今回見た古い方のビデオ版には、伝説となっている
 「ラスト二段のどんでんがえし」が収録されてないので、注意が肝要である。
 ◆かたせ梨乃に☆、妙な迫力に☆☆☆
00195◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
江戸むらさき特急【1995:日】
 監督:山城新伍 出演:中条きよし、風間杜夫、森永奈緒美、原田大二郎
 概要:痛快娯楽時代劇。
 もともと、ほりのぶゆきの原作が好きなのだが、それを見事に実写化してしまうのがすごい。しかも、通常
 の時代劇セットを使用し、時代劇としてしっかりと作り込んであるので、内容とのギャップがまたおもしろい。
 さらに、中条きよし、風間杜夫といった時代劇スターが楽しく演じているのも、時代劇ファンとしては、うれし
 いところである。ただ、パロディがメインになっているため、原作にあるオリジナルのおもしろいストーリーが
 少なかったのが、残念である。
 ◆闇の三善人に☆☆☆☆☆、中条きよしに☆☆☆
00194◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?【1995:日】
 監督:岩井俊二 出演:奥菜恵、麻木久仁子
 概要:妄想的もしものコーナー。
 タイトルだけ見ると、わけのわからない作品のようだが、少年たちの夏の一日をうまく描いた作品である。
 ただ、あの時こうなっていれば・・・というもしもの話にせず、普通にあのような話にした方が、ストーリーと
 してはよかったかもしれない。もっとも、妄想的な(話の流れからすれば、もしもの世界というより、単なる
 少年の妄想としか思えないのだが)もしもの話にしないと、あのような展開にはならなかったような気もす
 るし、もともとがもしもをテーマにしたテレビドラマの劇場版なのだから、もしも的な話でないと意味をなさ
 ないのではあるが。
 ◆奥菜恵に☆☆☆、ストーリー後半に☆☆、映像に☆☆☆
00193◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
カナカナ【1995:日】
 監督:大嶋拓 出演:県多乃梨子
 概要:29歳独身女性の、ひと夏の妙な同棲生活。
 下町系安アパートの生活感あふれる作品というのは、けっこう好きである。29歳独身女性の、ひと夏の妙
 な同棲生活といった作品ではあるが、相手がよろしくない。あのようなのではなく、美形を使った方が、見
 栄えもよく耽美的になったような気がする。画面の暗さは実にいい感じなのだが、もっといい展開にはでき
 なかったものか。
 ◆雰囲気に☆
00192◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ナチュラル・ウーマン【1994:日】
 監督:佐々木浩久 出演:緒川たまき、嶋村かおり、中島ひろ子、石橋凌、本田博太郎、利重剛
 概要:ビアン的耽美系退廃どろどろオタク文化先取り奇譚。
 緒川たまきがいい。ナニをやってもサマになるし、いちいちポーズとっているのも、それがまた、絵になる。
 タバコを吸っても、タバコを吸うオンナの魅力が漂ってしまうのだから、すごい。さすがにモデルだけあって、
 ファッションを見てるだけでも、いい。スタイルはいいし、指も長くてキレイだし、なにより、胸のカタチがすば
 らしい。公開当時、話題になったのも当然と思われる美しさである。ストーリーも、ビアンのキレイでどろど
 ろして、耽美で退廃的な世界って感じでありつつ、妙に現実的で、心地よい。エンドロールの写真はメイキ
 ングのハズだが、ストーリーの裏側というか、劇中に現れない普段の姿っぽくて、別の意味で奥行きを楽
 しめた。それにしても、緒川たまきって、白黒写真に映えるな。とりあえず、「うそつき」とゆー言葉がでて
 こなかったので、ちょっと安心した。
 ◆緒川たまきに☆☆☆☆☆☆☆☆
00191◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理11
密室から消えた美女【1992:日】
 監督:野田幸男 出演:近藤正臣、森口瑤子、太川陽介、設楽りさ子、斉藤林子
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。
 ◆近藤正臣に☆☆☆
00190◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
あなたにここにいて欲しい【1992:日】
 監督:小中和哉 出演:高橋かおり、佐倉しおり、桂木香織
 概要:新井素子原作のサイコ系SF。
 原作を読んだのはかなりムカシの事なので、内容はあまりおぼえてはいなかったが、冬枯れの森、さまざ
 まな場面で使用される鏡、真実と祥子のあやしげな関係など、きれいな映像とともに、原作のどろどろした
 雰囲気もよく表現できていたように感じた。ピアノなどのBGMもいい。エピローグ部分がもう少ししっかり作
 り込まれていてもよさそうな気もするが、あのようなラストであれば、仕方がないか。個人的には、真実はイ
 メージに近かったけど、祥子はもう少し細めの方が・・・。原作がいいという事もあるが、この頁を始めて初の
 お気に入り作品発見である。
 ◆総合的に☆☆☆☆☆☆
00528◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
十六歳のマリンブルー【1990:日】
 監督:今関あきよし 出演:古谷玲香、薬丸裕英、竹内力、菊池健一郎、松原智恵子、佐藤オリエ、亜湖
 概要:女子高校生的今関監督作品。
 トレンディ俳優だった頃の、現代社会でいうイケメンでさわやかな竹内力。製作年度からすればあたりまえ
 だが、シブがき的やんちゃっぽいけど、すでにいいヒトっぽさがにじみでている、薬丸裕英。それよりも、本
 当に見るべきは、今関あきよし監督作品であれば女子高校生たちである。大林的脱がせこそないが、ブル
 マから伸びる脚や制服姿の見せ方など、やはり、おんなのこの撮り方がいい。
 ◆はちみつレモンに☆、ファンタレモンに☆
00189◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理10
白魔の歌 南太平洋の楽園パラオに消えた妹【1990:日】
 監督:永野靖忠 出演:近藤正臣、原日出子、島かおり、草川祐馬、佐藤仁哉
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。パラオに行きたくなった。南国のテラスのバーでのんびり飲んでみたいものだ。
 ◆近藤正臣に☆☆☆
00188◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理9
こだま号遠隔マジック【1990:日】
 監督:野田幸男 出演:近藤正臣、沖直美、岡安由美子、寺泉憲、中尾彬
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。新幹線の車内や放送が懐かしい・・・。
 ◆近藤正臣に☆☆☆
00187◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
【1990:日】
 監督:黒澤明 出演:寺尾聰、倍賞美津子、原田美枝子
 概要:夢物語。
 他人の見た夢の話を聞かされるのは、つらいものである。
 ◆特になし

1980年代製作                                               ▲上に戻る
00186◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理8 伊豆下田海岸に赤い殺意が走る【1988:日】
 監督:野田幸男 出演:近藤正臣、大和田獏、岸部シロー、森口瑤子、蜷川有紀
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。だんだん、神津恭介が若返っていくな。病気が治ってきてるからなのであろう。
 ◆近藤正臣に☆☆☆
00185◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
ドグラ・マグラ【1988:日】
 監督:松本俊夫 出演:桂枝雀、室田日出男、松田洋治、三沢恵里
 概要:日本一幻魔怪奇の本格探偵小説の映像化。
 かつて、澁澤龍彦、稲垣足穂、千之ナイフなどのあのような世界に傾倒した者の常として、あたりまえのよ
 うに夢野久作の原作を読んだのだが、あの難解な小説をわかりやすく映像化したのは見事である。もっと
 も、原作を読んでないと、まだまだわかりづらいかもしれないが。
 ◆桂枝雀に☆☆☆
00184◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
りぼん RE‐BORN【1988:日】
 監督:今関あきよし 出演:伊藤真美、今泉佐和子
 概要:ジュブナイル風ファンタジー。
 最初に断っておくが、赤いリボンに惹かれたというのがこの作品を見た理由のすべてではない。もともとジ
 ュブナイル系が好きなのだが、見事にツボにはまった作品で、パッケージに書かれているストーリーだけ
 読むとへんな女の子がへんな事をするへんな作品のように感じられるが、実際にはきれいで少しせつない、
 よい作品である。どことなく懐かしさを感じさせる、田舎の夏の風景も美しくてよい。主人公をふりまわす、
 イっちゃってるけどいちずなコって、けっこう好きなキャラクターではあるが、実際に身近にいると、たいへん
 かもしれない。2つめのお気に入り発見になった。
 ◆総合的に☆☆☆☆☆
00183◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理7
呪縛の家【1987:日】
 監督:貞永方久 出演:近藤正臣、大場久美子、蜷川有紀、根上淳、岸部シロー
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。
 ◆近藤正臣に☆☆☆
00182◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理6 私は殺される【1987:日】
 監督:野田幸男 出演:近藤正臣、結城しのぶ、灘陽子、岸部シロー、可愛かずみ
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。可愛かずみがいい。
 ◆近藤正臣に☆☆☆、可愛かずみに☆☆
00181◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理5 血ぬられた薔薇【1986:日】
 監督:永野靖忠 出演:近藤正臣、早乙女愛、大和田獏、生田悦子、比企理恵
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。
 ◆近藤正臣に☆☆☆
00180◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理4
初夜に消えた花嫁【1986:日】
 監督:永野靖忠 出演:近藤正臣、大和田獏、飯干恵子、松山政路、本田博太郎
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。何気に高木彬光が出てるのがいい。
 ◆近藤正臣に☆☆☆
00179◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
めぞん一刻【1986:日】
 監督:澤井信一郎 出演:石原真理子、石黒賢、伊武雅刀、宮崎美子、藤田弓子
 概要:漫画原作実写化もの。
 四谷さんの伊武雅刀がおいしい! 六本木さんの宮崎美子もいい。一の瀬さんの藤田弓子はそのまま。
 石原真理子も、雰囲気が管理人さんっぽくていい。石黒賢が映画初出演というのも、笑える。ストーリーを
 無視すれば、漫画原作実写化ものとしては、よく出来ている方ではなかろうか。
 ◆伊武雅刀に☆☆☆、宮崎美子に☆☆☆
00599◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
タンポポ【1985:日】
 監督:伊丹十三 出演:山崎努、宮本信子、黒田福美、大友柳太朗、役所広司、渡辺謙、安岡力也
 概要:ラーメンウエスタン。
 八つ墓村を見て要蔵に感激したので、山崎努といえば・・・と、思いついたので、見た。
 いきなり、映画鑑賞のマナーの話からスタートである。現在では、本編上映前に劇場オリジナルの
 ものや、作品予告を兼ねたタイアップなど、いろいろ流されているけれども、館内アナウンスのみの
 時代に、作中でやってしまうのがすごい。
 大友柳太朗のラーメン賞味指南が素晴らしい。タンポポラーメンの完成を待たず、いきなりラーメンが
 食べたくなった。
 本筋であるラーメン屋の再建がおもしろいのは言うまでもないので、感想は省略。
 途中にやたらとはさまれる脈絡のないサイドストーリーが、無駄にキャストがよかったり、
 食べ物に対する執着が表現されていて、全体の流れを飽きさせないものになっている。
 白服。役所広司である。若すぎて、わからなかった。情婦役の黒田福美との、いろんな食材を
 使ったプレイがすごい。卵の黄身は、言わずもがなの、映画史上に残したい名シーンである。
 その黒田福美が、かわいい。ちょっとした動作が、いちいちことごとくかわいらしくて、よろしい。
 バストのラインがまた、実によろしい。このような情婦がいると、人生がたのしくなるだろうな。
 電撃戦隊チェンジマンの女王アハメス様を見返したくなった。
 カキの少女。けしからん!実にけしからん!あんまりけしからんので、何度も繰り返し見てしまった。
 高見映である。オムライスを作る際の、まるで工作をしているかのような、ダンスチックな軽やかな
 動きがおもしろかった。
 娯楽映画らしいたのしさのある名作である。
 ◆黒田福美に☆☆☆、ノッポさんに☆☆☆
00481◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
暴れん坊将軍 500回記念スペシャル 将軍琉球へ渡る 天下分け目の決闘【1985:日】
 監督:荒井岱志 出演:松平健、横内正、船越英二、北島三郎、浅茅陽子、佐藤B作、高島礼子
 概要:暴れん坊将軍 500回記念スペシャル。
 かなり前に買って、まだ見れてなかったのだけれど、将軍と21のコアメダルを見たので、これは見ておか
 ねばと、やっと、見た。まだ上様も若くて、今の貫禄とはまた違うのが、おもしろい。初期のお庭番オール
 スターズなのも、うれしい。決して刀を抜かない忠相、笑ってごまかされる爺、まっすぐな頭と、あたりまえ
 ではあるが、いつも通りの初期のメンバーがそろっているのがいい。ストーリーも、いつものパターン通りで、
 うれしくなる。尺が長いぶん、途中で剣劇が何度かあったけれども、真のクライマックスまであの曲が流れ
 てくれなかったから、ラストが待ち遠しかった。
 ◆ジンベエザメを眺める上様に☆☆☆、歴代お庭番に☆☆☆☆☆
00178◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理3
魔笛に魅せられた女【1985:日】
 監督:野田幸男 出演:近藤正臣、佳那晃子、大和田獏、蟹江敬三
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。
 ◆近藤正臣に☆☆☆
00177◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理2
影なき女【1985:日】
 監督:野田幸男 出演:近藤正臣、金沢碧、大和田獏、原田大二郎、比企理恵
 概要:探偵神津恭介の殺人推理。
 よかった、よかった。比企理恵がいい。
 ◆近藤正臣に☆☆☆、比企理恵に☆☆
00176◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
天国にいちばん近い島【1984:日】
 監督:大林宣彦 出演:原田知世、高柳良一
 概要:原田知世イメージビデオinニューカレドニア。
 長いこと原田知世のファンをやっているが、実はこの作品を見るのは初めてだったりする。いい。なぜもっと
 はやく見なかったのかと今さらながらに悔やまれてしまった。なにしろ、製作されたのが20年も前である。
 このようなすばらしい作品の存在を知りながら、20年も見なかったとは、なんともったいないことであろうか。
 時の流れをえらく感じてしまった。内容自体はなんとも言えないものがあるが、もちろん、お気に入りに追加
 である。知ってはいたが、キャストのツアー客は笑えた。
 おっと、大切なことを書き忘れるところだった。原田知世はいいっ!!
 ◆原田知世に☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
00371□◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
時をかける少女(1983年版)【1983:日】
 監督:大林宣彦 出演:原田知世、岸部一徳、高柳良一、尾美としのり、上原謙、津田ゆかり、根岸季衣
 概要:原田知世はいい!
 これまでLDとかDVDで何度となく見て、そのたびに涙を流してきた最も好きな作品なのだけれど、あまり
 にも思いが強すぎるため、ここにはまだ感想を書けていなかった。このたび、サロンシネマで新旧両監督
 のトークショーと共に新旧作品が同時上映され、劇場で見る機会を得て思いを新たにし、これまで書きき
 れなかったたくさんの思いや感想を以下に記すものである。

 原田知世はいい!

 ◆多すぎるため、省略。
00175◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
探偵神津恭介の殺人推理1
刺青殺人事件【1983:日】
 監督:貞永方久
 出演:近藤正臣、大和田獏、叶和貴子
 概要:土曜ワイド劇場。
 神津恭介シリーズを見始めたのは、ほぼシリーズ後半からなので、DVDが出ているのは、ありがたいこと
 である。また、第1話ということで、神津恭介が数学者だという設定が、まだ随所に見られるのがいい。ユー
 クリッド幾何学ならどーとか、非ユークリッド幾何学ならこーなるとか、未知数をxと表現するとか。ひとりでい
 ろんなもので遊んでいたり、シリーズ後半には見られない口と性格の悪さなどもいい。それにしても、この時
 代の女性は、みんな乳が小さくてキレイだな。最近ハヤリの巨乳には伝統の刺青は似合わんだろうな。
 ◆近藤正臣に☆☆☆☆☆、刺青美女に☆☆☆
00485◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
転校生【1982:日】
 監督:大林宣彦 出演:小林聡美、尾美としのり、佐藤允、樹木希林、宍戸錠、志穂美悦子
 概要:尾道三部作。
 ムカシ、TV放映あたりで見たくらいの記憶しかなかったところへ、悪いツレの都合により見ることになった。
 小林聡美はたしかにすごい。すごいのだけど、中身がオトコ役なので、色気がないのがざんねん。どちらか
 といえば、ふるくからの時かけファンとしては、ゴロちゃんがふにゃふにゃになってる、という方がおもしろか
 った。ツッコミ所はたくさんあるようだけれど、あんまり気にならなかったな。
 ◆階段に☆☆☆
00174◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
二百三高地【1980:日】
 監督:舛田利雄 出演:仲代達矢、あおい輝彦、丹波哲郎、三船敏郎、森繁久彌、天知茂、若林豪
 概要:日露戦争映画。
 往年の名優たちが揃って、見応えがあり、やはり、名作と言われる古い作品は、素晴らしい。180分と長
 いが、切り詰めてもここまで長くなった感じで飽きさせない。無駄なシーンばかりでだらだらと長くなってる
 最近の薄っぺらい映画とは違うな。
 ◆往年の名優に☆☆☆

1970年代製作                                               ▲上に戻る
00173◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
3年B組金八先生第1シリーズ 6〜8巻【1979:日】
 出演:武田鉄矢、倍賞美津子、田原俊彦、近藤真彦、野村義男、鶴見辰吾、杉田かおる、三原順子
 概要:学園ドラマ風新人アイドル売り出し番組。
 架空人物の誕生日に2件追加。
 ◆土屋かおりに☆☆
00172◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆
3年B組金八先生第1シリーズ 2巻【1979:日】
 出演:武田鉄矢、倍賞美津子、田原俊彦、近藤真彦、野村義男、鶴見辰吾、杉田かおる、三原順子
 概要:学園ドラマ風新人アイドル売り出し番組。
 15歳の母の回である。もしかしたら、浅井雪乃(杉田かおる)の子供の誕生日が出てくるかもしれんという
 下心から見たのだけれど、よく考えたら、産まれるのは後半だった。それはそれとして、なかなか楽しかっ
 た。小学生の頃に見た作品だけに、教室に置いてあるテレビが家具調で懐かしかったり、ヘアスタイルや、
 ファッションが懐かしかったり、ごたごたが一段落した時に、赤木春恵の校長が、校長室でうまそうにタバコ
 をくゆらせてたり。当時は、女性の校長という事がめずらしかったものだが、現在では、校長がタバコを吸っ
 てるなど、ドラマでは決して見られない光景である。挿入歌がアリスというのも、いま見るとすごい。三原順
 子が意外とかわいかった。野村義男が目立ってないのも、笑えた。
 ◆三原順子に☆☆、倍賞美津子に☆、上條恒彦に☆、赤木春恵に☆
00171◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
戦国自衛隊【1979:日】
 監督:斎藤光正 出演:千葉真一、中康次、江藤潤、速水亮、にしきのあきら
 概要:タイムスリップ戦国絵巻。
 何度も見たが、せっかく1549を見たので、見直してみた。やはり、こっちの方が、問答無用で戦国時代
 に最新兵器が暴れまわるので、迫力がある。近代兵器VS騎馬軍団の異種格闘とでもいおうか。戦闘中
 と、そうでない時とのメリハリやストーリーの流れも見事で、さすが名作である。1549でも、同様に自衛
 隊がタイムスリップをするワケだが、自衛隊の方ばかり、ご苦労なコトである。今後、機動隊とか、暴力団
 とか、海上保安庁とか、宅配便とかがタイムスリップして、一揆を放水車で鎮圧する戦国機動隊とか、戦
 国の首領を目指す戦国暴力団とか、海難救助をしている戦国海猿とか、トラックが動かなくなって飛脚に
 なってしまう戦国宅配便とか、でんもんかな。戦国時代ではなく、太平洋戦争時にタイムスリップしてしま
 うと、ただのシミュレーションものになってしまうのか。そーいえば、ファイナル・カウントダウンなんて映画
 もあったな。薬師丸ひろ子に、思わずジーンとしてしまった。
 ◆薬師丸ひろ子に☆☆、戦闘シーンに☆☆☆
00170◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
地獄【1979:日】
 監督:神代辰巳 出演:原田美枝子、岸田今日子、田中邦衛、天本英世
 概要:宿命的恋愛ドラマと落ちる前に見ておくべき地獄ガイド。
 幼い頃に、金輪を回して止まれば極楽、逆に戻れば地獄におちると言い伝えのある笠卒塔婆の並び立つ
 シーンを見て、かなり衝撃を受けたおぼえがある。また、当時は後半の地獄巡りをドキドキしながら見たも
 のだが、今回こうしてオトナになってからあらためて見ると、主人公が地獄に落ちるまでの生き方のほうが
 よほど地獄と呼ぶにふさわしいと思えてくる。地獄というタイトルで地獄をテーマとした作品はいろいろある
 が、ここまで因果や業といった生き地獄をうまく描いている作品はあるまい。そのため後半の地獄巡りは
 無駄のような気もしないではないのだが、映像的には他のかつての東映特撮作品同様に見応えは十分
 である。とはいえ、あの程度で地獄行きとは、今の時勢からすればおそろしい話ではある。山崎ハコの主
 題歌も、いかにもでいい。岸田今日子が若かった。
 ◆ストーリーに☆☆☆、映像に☆☆、特撮に☆、山崎ハコに☆☆
00601◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
横溝正史シリーズ 本陣殺人事件【1977:日】
 監督:蔵原惟繕 出演:古谷一行、、長門勇淡島千景、佐藤慶、荻島真一、真木洋子、西崎みどり
 概要:ミステリー。
 横溝正史シリーズである。古谷一行と長門勇のテレビシリーズである。本放送時に欠かさず見て
 いたので、金田一といえば古谷一行というイメージが強いので、懐かしみながらたのしめた。
 映像的には緊張感があるのに、金田一が絡むとコメディっぽくなってしまうのが、たのしくもあり、
 惜しくもあり。密室トリックも、最近のサスペンスではすでに見られなくなった、派手でありながら
 おおらかなもので、ワクワクしておもしろい。
 推理中の犯行現場のシミュレーションで、コナンの「犯人」のように、黒子が演じているのが
 おもしろかった。まだ誰かわからない犯人を表すのに、黒子はわかりやすい演出である。
 小道具としてのタバコも、現在では見られなくなってしまったけれども、捜査会議などでの
 雰囲気や心情が伝わって、わかりやすい。
 長門勇である。イヤなヒトのような登場だけれど、やっぱりいいヒトで、全3話のうちに、金田一との
 関係がかわり、実はおもしろいヒトだとわかるのは、おもしろかった。
 淡島千景の凄味と、かわいそうな妹の西崎みどりもよかった。
 エンディングは、「まぼろしの人」。茶木みやこである。名曲のひとつである。映像の沈みゆく夕陽も、
 美しいのに、なんだか心がざらざらして、殺人推理作品を見たという気分にさせられる。
 「あざみの如く棘あれば」のバージョンも、見たくなった。
 アイキャッチのあと、つい、当時のCMが流れるのを期待してしまった。
 ◆きれいな佐藤慶に☆☆☆
00598◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
八つ墓村【1977:日】
 監督:野村芳太郎 出演:渥美清、萩原健一、花沢徳衛、山崎努、山本陽子、市原悦子、夏木勲
 概要:たたりじゃ!
 公開当時、日本中を席巻した、たたりじゃ!である。
 冒頭で松竹株式会社と富士映画株式会社の共同配給と表示される画面の、青地に白の
 あの書体のスーパーだけで、これからいにしえの名画がはじまるぞという気になって、
 なんだか気分が盛り上がってくる。
 まず、音楽がすごい。ばあさまたちが出てきただけなのに、ドキッとさせられる。
 夏休みに遊びに行きたくなるような美しい風景もいい。横溝作品は基本的に舞台が岡山
 なので、近い広島に住んでいる身としては、見慣れたかつての中国山地の光景が広がり、
 懐かしさもある。まれに、中国山地というには違和感があったのは、全国各地でロケが
 行われたことによるのかもしれない。
 旧家やその奥に隠された洞窟など、空間がいちいち謎めいていて、シーンのひとつひとつが
 スリリングでドキドキさせられる。
 因縁や家系に隠された謎、出生の秘密などいろいろ絡んでくるのも横溝作品らしく、
 また旧き良き日本映画らしくもあり、おもしろい。運命的な出逢いで激しく燃え上がるような
 恋をしてみたいものである。
 残酷な殺戮シーンや特殊メイクは、当時としてはショッキングだったと記憶しているが、
 今ではあたりまえになってしまっているので、現在の映画の質の低下もあわせ、
 再度過去の名作を見直していかねばと思わされた。
 最大の名シーンである、桜の舞い散る中を駆け抜ける要蔵。美しいとさえ思えた。
 ひさしぶりに、日本映画を見たという気になった作品である。
 大滝秀治が若い。市原悦子の台詞が、昔話みたいでおもしろかった。
 山崎務の鬼気迫る要蔵は、すごい。
 渥美清。金田一といえば古谷一行や石坂浩二のイメージが強いので、不思議な感じだった。
 岡山駅から見える一代の看板はこの当時からあったのだな。当分、岡山には行ってないけど、
 今もあるんかな。
 ◆志村けんに☆☆
00169◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
獄門島【1977:日】
 監督:市川昆 出演:石坂浩二、司葉子、大原麗子
 概要:猟奇サスペンスミステリー。
 首が飛んでいくシーンは、子供の頃テレビで見た時は衝撃だったが、あらためて見ると、けっこうまぬけな
 展開だったのだな。三人娘の動きが妙に今風だったのが、けっこう印象に残った。シゴトをしながら、片手
 間に見てたから、実は、ストーリーも、人間関係も、ほとんどわかっていなかったりする。
 ◆釣り鐘トリックに☆☆
00168◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆
悪魔の手毬歌【1977:日】
 監督:市川昆 出演:石坂浩二、岸恵子、若山富三郎
 概要:猟奇サスペンスミステリー。
 ムカシ、テレビで何度か見たのだが、あらためて、見てみた。旧家の、時間が止まってしまったような暗さ
 が、いい。ゆっくりと、時間を気にせずに見たくなる。このような作品は、最近少なくなった。内容について
 は、まあ、いいか。とにかく、映像的に気もち悪い。
 ◆葡萄工場の発酵タンクの美しい屍体に☆☆☆
00167◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
仁義なき戦い【1973:日】
 監督:深作欣二 出演:菅原文太、松方弘樹、金子信雄
 概要:ご当地やくざもの。
 内容、キャストとも、充実している名作だが、特に、広島弁に違和感がないのがすごい。最近の作品によ
 く見られるあやしげな広島弁とちがって、かなり勉強されてるのがよくわかる。もともとこの作品が、以降
 の劇中の広島弁に影響を与えているハズなのに、不思議である。
 ◆菅原文太に☆☆、広島弁に☆☆☆、ローカルさに☆☆
00166◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
青春喜劇 ハレンチ学園【1970:日】
 監督:丹野雄二 出演:うつみみどり、小松方正、藤村俊二、由利徹、大泉滉、宍戸錠
 概要:青春喜劇。
 ずいぶん昔にテレビで見て強烈なインパクトを受けた作品である。小松方正のマルゴチ、藤村俊二のヒゲ
 ゴジラ、由利徹のパラソルなどなど、ハマりすぎの変態教師たちに加えて、あのエースのジョーこと宍戸
 錠が変態教師のマカロニを演ってしまっているあたり、最高である。ストーリーは、まあ、どーでもいいや。
 当時としては、かなり衝撃的でPTAを怒らせるのに十分な内容だったかもしれない。十兵衛はいいとして、
 山岸とかの生徒側のキャストがつまらないが、変態教師たちが主役のようなものだから、いいか。もしかし
 たら、うつみみどりが主役かもしれんけど。
 ◆変態教師たちに☆☆☆☆☆、壊れたうつみみどりに☆☆

1960年代以前製作                                            ▲上に戻る
00165◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆
プレイガール Premium Collection disc.4【1969:日】
 監督:小山幹夫、中川信夫、他
 出演:沢たまき、應蘭芳、緑魔子、真理明美、桑原幸子、八代万智子、高毬子、范文雀、浜かおる
 概要:お色気サスペンスアクション。
 いい!この時代の作品は、わかりやすくていい。当時の安アパートとか観光ホテルとか、流行、風俗がわ
 かるのもいい。当時、大人になったら観光ホテルでいやらしいショーを見たいモノだと、思っていたモノであ
 る。また、お色気シーンも妙にいやらしくて、好き。見てはいけないものを見てるとゆー感じとゆーか。あの
 いやらしいエンディングも、けっこう好き。
 ◆おねえに☆☆☆、エンディングに☆☆☆
00164◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
水戸黄門 第一部 壱【1969〜1970:日】
 監督:内鉄也/ 他 出演:東野英治郎、杉良太郎、横内正、中谷一郎
 概要:痛快娯楽時代劇。
 第1話である。初代の助さんが杉良太郎だという事は、知識では知っていたが、見るのは初めてである。
 これまで、あおい・伊吹コンビが最高だと思っていたが、杉・横内コンビがこんなにおもしろかったとは!こ
 れで、黄門さまが東野英治郎なのだから、個人的にはシリーズ中、最高の配役である。やはり、普段と叱
 る時の厳しさの違いは東野英治郎の黄門さまが迫力あっていい。弥七が、いきなり黄門さまの腹心だった
 のはびっくりしたが。とにかく、楽しい。ひさしぶりに、ハラハラワクワクしながら見れた。いつものあの悪代
 官が、きれいな死に様を見せたのも、感動。悪役は必ず最後に約束を違えて斬られるのがパターン化して
 いるので、そうするものと思って見ていたから、いつものあの悪役がきれいに死ぬのは、なかなかショック
 であった。もちろん、初期なので、パターン化されてなくてあたりまえではある。
 ◆東野英治郎に☆☆☆☆☆、杉良太郎に☆☆☆☆☆、横内正に☆☆☆☆☆、中谷一郎に☆☆☆☆☆
00163◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
ドリフターズのいい湯だな全員集合!!【1969:日】
 監督:渡邊祐介 出演:ザ・ドリフターズ、生田悦子、犬塚弘、三木のり平
 概要:ハードボイルドコメディミュージカル。
 これをミュージカルと言わずしてなんと言おう。さすがにドリフターズである。最近の謎だらけでよくわからん
 作品と違い、何も考えずに楽しめる、まさに娯楽映画である。ムカシの温泉街の雰囲気もいい。正直なとこ
 ろ、ドリフターズは荒井注がいた頃の方が好きなので、よかったな。ストーリーは、まあ、どーでもいいや。
 若い加藤茶がなかなかかっこよかった。
 ◆ドリフターズに☆☆☆☆☆、楽しさに☆☆
00602◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆
電送人間【1960:日】
 監督:福田純 出演:鶴田浩二、平田昭彦、白川由美、中丸忠雄、河津清三郎、田島義文、土屋嘉男
 概要:超科学怪奇スリラー巨編。
 鶴田浩二である。いずれは出演作品を見たいと思っていた、鶴田浩二である。いずれは出演作品を
 見たいと思ってはいたものの、やくざ映画と戦争映画が多いから、なんとなく手をのばせずにいたの
 だけれども、この作品は超科学怪奇スリラー巨編というふれこみなので、これならとっつきやすかろう
 と、見た。やくざ映画も見てみたくなった。
 電送人間は、ガス人間や液体人間などと共に、幼い頃からムック本などで知識では知っていたけれ
 ども、やっと見るきっかけができた。冒頭のタイトルシーンからすでに恐怖感があって、ドキドキする。
 特撮もいろんな手法が使われていて、おもしろい。現在の技術でリメイクされると、たのしそうである。
 平田昭彦である。かっこいいなぁ。ウルトラマンの岩本博士や、ウルトラセブンのヤナガワ参謀といっ
 た、落ち着いたイメージの作品ばかり見てきているので、いまさらではあるけれども、アクティブな
 雰囲気にも魅了されてしまった。気品のある端正な顔立ちなのに、トップスタアと言われない方が
 不思議である。もともとの目的だった鶴田浩二よりもたくさん書いてしまったや。
 軍国キャバレーDAIHONEI。女の子の制服もかわいいし、生演奏で金粉ショーとか、終戦から間も
 ない頃のいかがわしさがあって、たのしそうである。行ってみたいものだ。
 ◆平田昭彦に☆☆☆☆☆、天本英世に☆☆☆
00162◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
水戸黄門【1957:日】
 監督:佐々木康 出演:月形龍之介、東千代之介、大川橋蔵、片岡千恵蔵、中村錦之助、市川右太衛門、
 大友柳太朗、大河内傳次郎、薄田研二
 概要:明朗痛快時代劇。
 元祖水戸黄門とでも言うべき、月形龍之介版である。この、時代劇俳優勢揃いは、すごい。やはり、この
 年代に製作された時代劇は素晴らしい。スクリーンにむけて拍手したくなるというものである。月形黄門の
 威厳といい、東千代之介と大川橋蔵の助角のコンビネーション、脇をかためる名優の計算しつくされたよう
 な間の取り方など、久しぶりに映画の良さを味わった気分である。特に、テンポが早すぎて間がなかった
 デトロイト・メタル・シティに引き続いて見たので、間の取り方の絶妙さには感服した。
 ◆月形龍之介に☆☆☆、東千代之介に☆☆☆、大川橋蔵に☆☆☆、片岡千恵蔵に☆☆☆、
   中村錦之助に☆☆☆、市川右太衛門に☆☆☆、大友柳太朗に☆☆☆、大河内傳次郎に☆☆☆、
   薄田研二に☆☆☆
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ただし、故意による間違いが含まれている場合もあるので、ご注意ください。



 もともと映像作品には興味があるのだけれど、あまりお気に入りといえる作品にはめぐりあえていない。
最近になって、レンタルビデオ
ショップが職場に近くなり、お気に入りの作品を求めていろいろ借りて見る
ようになったので、せっかくだから感想でも残してみようかと
いうのが、このような頁を作った趣旨である。
あくまでELFE的な感想であり、ネタばれ防止のため、内容を紹介しているワケでもないので、おそらく、
この「無駄な情報」の頁の中でも、
まったく無駄と思われるものたちである。