〜吉備路を歩いてみようシリーズ〜
井山宝福寺(岡山県総社市)
井山宝福寺は、七堂伽藍が完備された地方では珍しい大規模な禅寺です。
地元真壁郷出身の名僧・鈍庵が貞永元年に禅宗に改めたと伝えられます。
また、水墨画の巨匠・雪舟が少年時代にここで修行したといわれています。
左)山門・・・こじんまりした門構えです。
右)仏殿・・・漆喰の壁に丸い窓が印象的です。
左)・・・仏殿から三重塔をのぞむ
右)・・・三重塔(重文)室町中期の建立だそうです。
左)・・・雪舟が涙でねずみの絵を書いたと伝えられる方丈。
右)・・・庫裏(くり)・・・だったかな(汗)
いずれも江戸時代の再建です。
この寺で、一番の見所はやはり三重塔でしょうか?
鮮やかな赤い柱からなる三重塔は、漆喰と黒い柱のモノクロームな他の建物の中で
とてもいいアクセントになっていると思います。
それほど広くはない境内には、松や楓など様々な木が植えられていて、
特に、楓は紅葉したら、白黒の建物を背景としてきれいに映えるんじゃないかなと思います。
観光客もあまり来ませんし、落ち着いて禅寺の雰囲気を楽しむことができて、とてもお勧めです。
秋になったら、もう一度訪れてみたいと思います。
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