閑谷学校(岡山県備前市)




閑谷(しずたに)学校は、寛文10年(1670)に備前岡山藩主・池田光政によって設立されました。
当時としては珍しい庶民を対象とした教育機関でした。

その後、元禄14年(1701)には講堂・校門・石塀などが整備され、現在の姿になりました。

閑谷学校の建物は土地の特産である備前焼の瓦を使用しており、
その落ち着いた色合いが印象的なものになっています。
また、全体的に中国風な建築様式を採用していることも特徴で、
当時の教育内容である朱子学を学ぶのにふさわしい雰囲気を醸し出しています。

それでは、閑谷学校を訪れてみましょう。

      
まず現れるのが校門です。
中国風の重厚な造りになっています。





      

講堂です。
学校というより禅寺みたいな感じです。
床が綺麗に磨かれていました。掃除するのが大変でしょうね。




        


おまけというかなんというか。
閑谷学校の隣にある、旧岡山県立閑谷高校の校舎です。
なかなかいい雰囲気の建物です。
現在は資料館として利用されています。
こんな環境で勉強できたら良いですね。