内子の町並み(愛媛県内子町)

内子は松山から南へ約40kmほど
行ったところにある山間の町です。
江戸中期より白蝋の生産で栄え、
明治12年ごろには海外にまで販路を開くなど、
最盛期を迎えました。
しかし、電灯の普及や石油製品の進出により、
大正以降は白蝋生産は衰退し、
蝋屋は製糸業に転換するなどして、
今日ではほとんど見られなくなりました。

町の高台にある駐車場にバイクを止めて、緩やかな坂道を下っていきます。
    
町並みの北端あたりの様子です。
右の写真の花はなんて云う花なんでしょうか?

    
町並みの中ほどには、本芳賀家、上芳賀家などの大規模な住宅が残っています。

    
    

内子の町並みの特徴でもある『鏝(こて)絵』が目を引きます。




また、格子に彫刻やベンガラを施した家も見られます。
  

内部の様子を公開している家もありました。
  

訪れたときは暑すぎるくらいの好天に恵まれ、汗をいっぱいかきながら散策しました。
やはり、鏝絵の精緻さには目を見張るものがありました。
鏝だけであんなに細かい造形が出来るとは・・・職人芸ですね。


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