四国百景forG 第3回

ゴジラの上陸から四国を守る!
陸上自衛隊第2混成団
善通寺駐屯地(香川県)の巻

『四国百景forGは、』まだ見ぬゴジラの四国上陸を願い、
ゴジラの似合う四国の風景をアピールするシリーズです。
今回は、いつもと趣向を変え、ゴジラが上陸した際、四国を防衛する
陸上自衛隊・第2混成団の指令部がある、香川県善通寺市を訪ねます。

1898年、明治政府は香川県善通寺市に乃木稀典将軍を師団長とする陸軍第11師団を設置した。戦後、同地には警察予備隊善通寺訓練所、第9普通科連隊を経て1954年、陸上自衛隊第15普通科連隊が置かれた。1961年には第2教育連隊が置かれ、翌年には第3管区から第13師団に移行、さらに1981年3月、独立部隊である第2混成団が駐屯することとなった。

第2混成団の隊員は約2000人。中部方面総監の指揮下、四国四県の防衛・警備・災害派遣と、民生協力が任務だ。第2混成団は、現在の陸上自衛隊の体制としては一番新しい部隊であるが、阪神・淡路大震災をはじめとして、災害救援、救急患者空輸などに素晴らしい実績を誇る。

施設ならびに展示車両・航空機
陸上戦力展示
航空戦力展示

74式戦車

F86D戦闘機

61式戦車
V-107大型ヘリ
74式自走りゅう弾砲
UH-1B中型ヘリ
75式多連装ロケット弾
自走発車機
OH-6小型ヘリ
60式装甲車


師団本部(乃木館)

師団創設時、乃木将軍が執務したままの姿を残す。旧軍の師団指令部が現役で使用されているのは全国でも善通寺駐屯地のみ。 施設内には他にも明治の面影を伝える赤レンガ作りの建物が多く残り、ノスタルジックな雰囲気がある。


74式戦車
全長:9.41m 重量:38t 主武装:105mm戦車砲

1974年に制式化された、戦後2番目の国産戦車。最大の特徴は車体を前後左右に傾斜させる姿勢制御装置で、これにより砲身の仰角・俯角を大きくすることが可能だ。日本全国に800両が配備され、今も自衛隊の主力として活躍中。

登場間も無い90式戦車や、メ−サ−部隊とともに、VSシリーズを盛り上げた名わき役。曲線を多く配した美しいシルエットが印象的だ。
主な登場作品:『ゴジラ(84)」』『ゴジラVSビオランテ』『ゴジラVSキングギドラ』『ゴジラVSモスラ』『ゴジラVSメカゴジラ』

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61式戦車
全長:8.19m 重量:35t 主武装:90mm戦車砲

1961年に制式化された、戦後初の国産戦車。560両が生産され、長らく陸上自衛隊の主力として活躍したが、2000年度をもってすべて退役した。当時の国民感情に配慮して『特車』と呼ばれた最後の戦車である。

『モスラ対ゴジラ』A・B作戦でのダイナミックな砲撃戦、『サンダ対ガイラ』L作戦での息詰まる攻防戦など、活躍の場が多い。昭和の特撮ファンには馴染みの深い車両。
主な登場作品:『モスラ対ゴジラ』『フランケンシュタイン対地底怪獣』『サンダ対ガイラ』『キングコングの逆襲』『ゴジラVSビオランテ』

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74式105mm自走りゅう弾砲

1974年に制式化された。りゅう弾とは、爆薬の種類が多く、その爆発力と破片効果によって広範囲の目標を破壊することを目的としている。これに対し、戦車が使用する徹甲弾は、戦車の装甲を貫く貫通力を強化したものである。本車も長らく現役であったが、2000年度をもってすべて退役した。後継の75式は、今も現役である。

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75式多連装130mmロケット弾自走発車機
全長:5.8m 重量:16.5t 発射装置:30門

東宝自衛隊に遅れること12年、1967年に制式化された67式30型ロケット弾発射機の後継機。広範囲に同時に多数のロケット弾を打ち込み、一気に制圧することを目的とする。

特撮ファンにはお馴染み「ポンポン砲」の実車版だ。
主な登場作品:『ゴジラVSビオランテ』『ゴジラVSキングギドラ』

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60式装甲車

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F86Dジェット戦闘機

発足間も無い自衛隊にアメリカから供与された初の主力戦闘機。

本機の改良型であるF86Fは、ゴジラを始め多くの怪獣、宇宙人と戦った。
F86Fの主な登場作品:『ゴジラ』『空の大怪獣ラドン』『地球防衛軍』 『モスラ』ほか多数

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V-107大型ヘリコプター
全長:25.4m 最高速度:256km/h

1966年から導入され、2001年に全機退役した。28名の人員を空輸できる大型機で、災害派遣、輸送任務に大活躍した。

やはり怪獣映画には、この手のいかついヘリが良く似合うと思う。
主な登場作品:『キングコングの逆襲』『ゴジラ対ヘドラ』

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UH-1B中型ヘリコプター
全長:17.4m 最高速度:215km/h

1963年から導入された汎用ヘリ。世界中で軍民問わず使用されるベストセラー機だ。

平成シリーズでは大プールで使用されることが多かったヘリ。そろそろ昭和黄金期の特撮よろしく、屋内の大セットを飛び回る姿を見せて欲しい。
主な登場作品:『ゴジラ(84)』『ゴジラVSモスラ』『ゴジラVSスペースゴジラ』

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OH-6小型ヘリコプター
全長:9.24m 最高速度:241km/h

1968年から導入された小型ヘリ。観測、偵察に活躍する。

主な登場作品:『日本沈没』『ゴジラVSビオランテ』『ゴジラVSモスラ』

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日本の防衛に全力で取り組んでいただいている
自衛隊の方々に敬意を表するとともに、
これらの兵器が、人を傷つける日が
永久に訪れないことを祈ります。

参考文献
陸上自衛隊 第2混成団ホームページ
『東宝特撮メカニック大全』新紀元社 2003年
『自衛隊図鑑2002』学研 2002年
『陸上自衛隊パーフェクトガイド』 学研 2002年
『戦闘車両デラックス』三推社/講談社 2003年

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