ばか…。
 ウェインのばか…。
 何度もそれを繰り返す。その度に涙が流れる。
 あたしにだって悪い所はあったかも知れないけど…あんな言い方ってないと思う。
 はあ…
 ただ、ため息だけがあたしの口から生まれては消える。
 あたしはただ、あんたのことが知りたかっただけなのに。
 あんたが悩んでる原因がそこにあるのなら一緒に考えようって…そう思っただけなのに。
 言わなかったあたしだって悪いけど…。
 あのときどうして『二度とここには来ない』なんて言っちゃったのかな。
 あたしって…どうしてこう、あいつにいちいちつっかかっていっちゃうんだろう。
 今度のは本当にダメかな。…だってあいつがあたしに謝りにくることだってあったわけなのに勝手に出入り禁止にして…。
 これじゃ街で偶然会ったって気まずいだけ。
 あたしが謝ることもできそうにない。それにあいつだってやりにくいはずなのに。
 それにあいつ…あのときすっごく恐い目してた…。
 なんだかいつもと様子が違った。
 …最初の方はにこにこ笑ってたけど、目は全然笑ってなかった。
 最後にあたしが出ていったとき、あいつものすごく悲しそうな目をしてた。なんだか捨てられた子猫みたいだった。
 でも、あのときは感情だけが…あいつに拒絶された悔しさだけが…先走りしっちゃって…。
 あいつ、あたしがいっつも怒ってたときあったけど、あいつも怒ってるように言ってたけど、それでもいつもそばにいた。
 拒絶されたことなんて初めてだった。
「パティの…ばか」
 つぶやく。
 なんだか気持ちが敗けそう…。
 これから、どういう顔してあいつに会えばいいの?
 どうしたらあいつ、あたしに話しかけてくれるかな?
 ホント…どうしたらいいんだろう。
 一人で悶々と悩み続ける。あたしらしくもない行動。
 今日の夜は少しだけ長くなりそうだった。
 
 
 朝。
 あいつとケンカした次の朝。
 初めて本気であいつに拒絶された次の朝。
 いつもとは少し違う、なんだか気の重い朝。
 ちょっとだるい。
 鏡でも見てみようか。
 鏡の前に立つ。
 髪はいつもよりも寝ぐせがついてボサボサ。目は泣いてたせいか赤くて腫れぼったい。寝不足だったから目の下にクマもついてる。
 最悪。なんてブス。
 これじゃだめ。
 今日はあいつに会うことなんてできない。
 偶然会っても知らんぷりしかできそうにない。
 あーあ、本当に最悪。
 どうしよう。
 悩み続けてふと思いついたこと。あたしの頭に浮かんだ親友のこと。
 おとなしくて、可愛げがあって、守ってあげたいような感じの娘。
 あたしとは正反対の女の子。
 シーラ。
 そうだ、シーラに相談してみよう。
 今日は父さんたちに言って、あたしはちょっと休みをもらうことにした。
 
 
 あたしはシーラの部屋にいる。
 目の前には温かい紅茶とクッキー。メイドのジュディに用意してもらった。
「で、どうしたの。急に相談したいことがあるって」
「あ、うん、それなんだけど」
あたしは極力明るく振る舞いながら、話を切り出す。
「あたし、あいつとケンカしちゃってさ…」
「ケンカ…?」
「うん。そんときはちょっとあたしも本気で怒ってて、二度と顔を会わせないなんてこと言ってちゃって…。それで何だか気まずくて」
「なんだか謝りにくいの?」
優しく笑いかけてくれる。なんだか少し救われるような感じがした。
「大丈夫よ。パティちゃん。素直になって言えばちゃんと気持ちは伝わるわ。それにウェインくんだって謝りたいって、そう思ってるはずよ」
「本当に…そう思う?」
「ええ。だって、いつもウェインくんって優しいでしょ。だからきっとウェインくん、パティちゃんを傷つけちゃったんじゃないかって、そう思ってるわ」
「でもね…なんだか昨日のあいつ…様子が違ったから」
「私は見たわけじゃないからわからないけど、きっと気のせいよ。仲直りしたほうがそのままよりずっといいでしょう?」
「うん…そうね! ありがと、シーラ」
「いいのよパティちゃん。だって私達は友達でしょう?」
 うん…ほんとうにありがとう。あなたは最高の親友。
 あたしの心はシーラへの感謝でいっぱいになった。
「それじゃ行ってくるわ」
「どこへ行くの?」
「あいつんとこ。こういうのは早いほうがいいでしょ!」
「そうね…がんばってね、パティちゃん」
「ありがとう、シーラ」
あたしはそのまま駆け足であいつの所へ向かう。
「…ふう…私も素直じゃないな…」
 ため息混じりでシーラが行った言葉はあたしの耳には届かなかった。
 あいつのことでいっぱいになっていたからだ。
 だけど、この後のことを思えば、あたしはここで走ってはならなかったのだ。
 期待もしてはいけなかったのだ。
 
 
 あたしは大急ぎでジョートショップまで走る。
 あいつに謝るために。これ以上、気まずくならないために。
 ひとしきり走って、見慣れた建物の前に立つ。
 ジョートショップ。
 あたしが1年間だけ手伝いをした何でも屋。あいつがいまやっかいになってるところ。
 ノックもせずにいきなりドアを開ける。あいつがひょっこり現れることを期待して。
「あら、どうしたのパティちゃん」
いたのはアリサおばさま。
「あ、アリサおばさま。あいつ、いる?」
「ウェインさんに何か用っスか」
「うん。たいしたことじゃないんだけど」
「ういっス。ボクが呼んでくるっス」
 ぱたぱたと足音を立てて2階へと上がっていくテディ。
 そして、そのままきびすを返して戻ってきた。
「おかしいっスね。いないっスよ」
「え?ホントに?」
「はいっス。影も形も見えないっスよ」
 少しだけ肩を落とす。急いできたことが台無しだ。
 でもいないものはしょうがない。
「お散歩でも行ってるんじゃないかしら。パティちゃん、ここでもう少し待つ?」
「あ、はい。それじゃお邪魔させてもらいます」
 テーブルの前にちょこんと座って、待つ。アリサおばさまが紅茶を出してくれた。
 ありがたく頂戴することにする。
「そう言えば、昨日は凄い剣幕だったけど…なにかあったの?」
「あ、その…ちょっとケンカ…しちゃったんです」
「そう…。でも大丈夫よ、すぐ仲直りできるわ」
優しい笑顔。なにもかもわかってるっていう母親の顔。
「そうっスよ。ウェインさんもきっと仲直りしたいって思ってるはずっス」
「そうだね…。それにしてもあいつ、遅いなぁ」
 散歩にしても長すぎる。あいつの場合、飽きっぽいから散歩なんて4、5分で終わって帰ってくるはずだ。
 だけど20分を過ぎても30分を過ぎても戻ってくる気配がない。
「おかしいわね…ウェイン君なにかあったのかしら」
「まさかぁ。どうせアレフさんと雑談でもしてるんっス」
「そうね…」
アリサおばさまも少し心配そうな様子だ。
「ちょっと上に上がらせてもらってもいいですか?」
あたしはふと思いついた。
「ええ。構わないわよ」
「すいません」
 あたしは階段を上り、あいつの部屋へと入る。
 あいつが日記を閉じた理由を知りたかったから。
 あいつは怒るかもしれないけど、それでもやはり知りたいものは知りたい。
 あんな恐い顔をした理由が知りたい。
 ごくり…
 なぜか知らないけど、妙な緊張感を覚えた。
 ドアのノブに手をかけてもなぜだか重く感じられる。
 単に隠していた秘密を知るだけのことではない。もっと大きな何かのためにこの手が動かない。
 知ってはいけない。
 そんな感じがする。
 でも、それでもあたしは知りたい。
 あいつの態度の正体。それがここにあるのなら。
 そして、重いドアを開ける。
 
 
 
 目に入ったのはいやに整頓されたあいつの部屋の光景。
 いつもちらかってるはずの本がない。
 いつも転がしてあった剣もない。
 そして、きれいにセットされたベッドのシーツ。
 奇妙な違和感。
 まるで…まるでこれでは、私がいつも目にする客室のようだ。
 誰も決まったものが住みつくことはない、ただの部屋としての部屋。
 あいつがいたっていう証拠のようなものが残っていないのだ。
「気の…せいだよね」
 呟いて机へ移動する。
 引き出しを開けてみる。
 アレフの鍵束。あのときの鍵もいっしょにくっついてる。
「あれ、おかしいなあ。ここにあると思ったんだけど」
 全部の引き出しを開けてみる。
 でも、なにもない。あるのはがらくただけ。
 本棚にもない。小難しい本が少しだけ並んでる。その中にピアノの本もあり少々笑えた。
 ベッドの下を覗いてみる。
「あ。あった。どれどれ…ってこれは!!」
 ちょうどあの日記と同じ分厚さの本。タイトルは「悠久画牢集」。近ごろ流行の…その、Hな本。
 あんのばか!こんなもんを読まないでよね!!
「もう…こんなもんをシーラが見つけたらどうするつもりよ…」
 とりあえずページをめくってみる。
 うわっ、これはやぁらしいわ。このひとこんなポーズなんか取って…。
 あ、このショートカットの娘。あたしに似てる…あいつ、これを…。
 だあああああっ!!何考えてんのあたしは!!
 今回の目的は日記を読むことであって、こんなスケベな本を呼んでる暇なんてないのよ!!
 と、いうわけで、これは没収に決定。
 あとで図書館にでも寄付してやろうっと。
 …ちなみにこの後それを渡されたイヴが迷惑そうな顔をしていたのだが、受け取る瞬間に目が笑っていたと感じたのは、…たぶん気のせいだったと思いたい。
 結局、部屋の隅々まで探したのに日記は全然見当たらなかった。
「…まったく、どこやったのよ。まさか、持ち歩いてるわけじゃないわよね」
 いや…それもありうるか。
 なにしろ、あいつはエンフィールド有数の変人だから。
 なにはともあれ、ちょっとここに座らせてもらおっか。
 
 ぼふっ
 
 あたしはベッドの上に座り込んだ。おそらく前日に干されていたであろうシーツは心地よい感触を持っていた。
 ちょっとシーツを掴んでみる。
 太陽の匂いと…わずかにだけどあいつ特有の優しい匂い。
 ちょっとだけ、枕に顔を埋めてみたりする。
 より強くあいつの匂いがする。あいつの存在を感じる。
 なんだか、こうしてるとあいつに抱きしめられているみたいだ。
 …あ、なんだか眠くなってきちゃった。
 あたしはそのまま眠りについた。
 あいつに抱かれているような感覚を覚えながら。
 
 
 あたしが目を覚ましたのは夕方、日もそろそろ落ちかけているころだった。
 外を見ると、一日の仕事が終わった町の住人達が帰宅している様子が見える。
「…なんだかずいぶんと寝ちゃったか」
 疲れていたんだろう、と自分で判断する。
 そしてはたと気づく。
 ここに来た目的を。
 あたしは半分あわてながら、下へと降りていった。
 あいつに謝るために。
 
 
あたしが降りていくとそこにはあいつの姿はなく、いつもと様子の違うアリサおばさまが一人立っているだけだった。
「ね、アリサおばさま、あいつは?」
「あ…パティちゃん…そのね」
歯切れが悪そうに言う。なにかあったのだろうか。
「…落ち着いて聞いて欲しいの…あのね」
「どうしたのよ、アリサおばさま何かあいつがしでかしたの?仕事で失敗でもしたの?だとしたらあたしが…」
「そうじゃないの…そうじゃないのよ」
 かぶりを振る。
 なんだか言いたいことが言えなくてもどかしそうな様子。
 …不吉な予感がする。
 あいつになにかあった、そんな感じがしてならない。
「…あのね…ウェイン君が…その」
「アリサおばさま!!」
あたしはアリサおばさまの肩につかみかかる。
「ねえ、教えて!どんなことでもきっと平気だから!!驚かないから!だから教えて!あいつになにかあったんでしょう!」
「パティちゃん…落ち着いて」
あたしははっとなってあわててアリサさんから手を離す。
「ごめんなさい…」
「いいのよ。それより、座って。いまお茶を出すから」
「…はい」
 あたしはとりあえず、座ってアリサおばさまの話を聞くことにした。
 
 
「きっとショックな話だと思うけど…」
「大丈夫…あいつのことだから」
 あたしは真剣な顔で言う。
 きっとあいつになにかあった、それだけは理解できている。だから、あたしはきっと受け入れられる。そんな気がした。
「今日の昼ごろリカルドさんが来てから聞いたのだけど…」
「あたしが寝ていたころね」
「ウェイン君が記憶を取り戻したって」
「!!」
 あたしは少なからず驚いた。
 確かにあいつはここに流れてくる前の記憶を一切持っていなかった。自分の名前以外はなにも知らなかった。
 それを取り戻したというのは喜ぶべきことか、それとも悲しむべきことか。それはあいつ以外にはわからないだろう。
「でも、それだけでしょう。それ以外になにかあったの…?」
「ええ…それがね」
 そこでいったん言葉を区切るアリサおばさま。
 苦悩の色が浮かんでいる。
 なにか言い出しにくいことなのだろう。
 だけど、あたしはそれが知りたかった。
 決して後悔はしない。そんな自信はあった。
「教えて、アリサおばさま。絶対に受け止められるから」
「わかったわ…」
目を閉じる。それほどに重大なことなのだろう。
「…ウェイン君は…この街を出ていったわ」
 あたしがその言葉を理解するまでかなりの時間が必要になった。
 出テイッタ…
 アイツガ出テイッタ…
 コノ街ヲ捨テテ出テイッタ…
 ミンナヲ捨テテ出テイッタ…
 アタシヲ捨テテ出テイッタ…
 ドウシテ…
 ドウシテ…
「どうしてよ、アリサおばさま!!なんであいつがここを出ていかなくちゃならないの!!」
 あたしの問いにアリサおばさまは黙って首を振るだけ。
 それがあたしを苛立たせる。
「答えてよ!ねえ、答えて!」
 でもアリサおばさまは黙ってる。
 ただ、黙って首を振るだけ。
「どうしても答えられないの!!あいつの大事なことは…何一つ…教えられないっての?」
ぽろぽろと涙がこぼれる。
「もういいわよ!!」
 あたしはそのまま席を立って外へと駆け出していってしまった。
 アリサおばさまの気持ちも考えないで。
 アリサおばさまだってつらいってことを理解もしないで。
 
 
 ばか…せめて一言くらいは言ってくれてもいいじゃない。
 いくら気まずかったからってそんなことは言ってくれてもよかったじゃない。
 あたしはそんなことを考えながら膝を抱えて座っていた。
 遊歩道の木の下で。
「なに辛気くさい顔してんだよ」
 突然声がかかる。長身のボサボサ髪の長い槍を持った男。
 アルベルトだ。
「あんたには関係ないじゃない」
「そりゃそうだ。どうせあいつが出ていったことでも考えてたんだろう」
その言葉にあたしはぴくりと反応した。
「ま、オレのカンも当たってたわけだ。おかげで心配の種が減ってせいせいしたぜ」
「カン…?」
「ああ、あいつな、とんでもねえくらいの隠し事があったんだよ」
あたしはその言葉に大きく反応してアルベルトの胸ぐらを掴んだ。
「お、おい?」
「教えて」
「ちょっと待てよ」
「…いいから、教えて」
あたしは半分殺気立っていた。アルベルトが答えなければ本気で殴りかかってたかもしれない。
「ちっ!とりあえず手を放せよ。話はそれからだ」
あたしはその言葉にしたがって手を放した。
「これは隊長から聞いた話なんだけどな」
 話の内容はこうだった。
 ウェインは実はガルキマセラ帝国の第一騎士団団長の『死神』ウェイン。
 数々の国を一人で壊滅させた英雄。
 だけど、なぜか知らないがそこから脱走し、仲間に攻撃を受けて瀕死の重傷を負い、そのままここ、エンフィールドへ流れてきた。
 そのときにどうも記憶を失ったらしいのだが昨日、記憶を取り戻し、そして。
 …帝国に帰っていった。
「うそ…」
「オレだって突拍子もない話だとは思うが…時々あいつが見せた戦闘力を見る限りじゃ間違いなさそうだな」
 確かに思い当たる節はあった。
 あいつは時々とんでもないくらいに速い動きで行動することがあったし、なによりも緊急時の判断力は誰よりも優れていた。
 でも…それでも信じる気にはなれなかった。
 だってあいつは…優しかったから。
 敵だって殺せないくらいに優しかったから。
「ま、なにはともあれオレはあいつがいなくなってうれしいぜ。もし、あいつが本気で暴れたら困ったことになりそうだからな」
「あんた!なんてことを」
「事実だろう?それにパティ。お前、あいつが…ウェインが暴れ出して本気で止めれるのかよ」
「…っ!」
「ほら、言葉につまった。そりゃそうだ、死神様を止められるのなんていないもんな。危険なものは街にないほうがいいんだよ」
 残酷な言い方。
 いくらアルベルトがあいつを嫌ってたからってそれは言い過ぎだと思った。
 でも、言い返せなかったのは自信がなかったから。あいつを止められる自信なんて何処にもなかったから。
 アルベルトは立ち尽くしているあたしを置いてそのまま遊歩道を歩いていった。
 そして、不意に動く。
ズン!!
 無言で木に拳を叩き込む。
 メキメキと音がしてそのまま木は倒れた。その時のアルベルトの形相はつらいことを必死で耐えているようだった。
「…バカ野郎が!」
 アルベルトも苛立っているのだ。
 さっきの言い方も自分に言い聞かせるつもりで言っていたのだろう。
 アルベルトだって信じられないのだ。
 あいつがそんな突拍子もない話に巻き込まれているなんて。
 この街を捨ててそんなところへわざわざ出向いていったなんて。
 …何の相談もなしに勝手にやったなんて。
 ねえ、ウェイン。
 あんたはどういう気持ちでいたのかは知らないけど、あんたはこの街に住んでたんだよ。あんたはこの街の人間なんだよ。
 あんたを心配する人間はたくさんいるんだよ。
 …ばか。
 あたしは心の中であいつに届くようにと呟いた。
 
 
 やっぽう!!
 つーわけで貴方の心に太陽を…の矢本和歌六です!
 …ぬう、ついにやっちゃった。
 で、でもこれはシーンの描写には必要だと思ったわけで、けっしてパティを無意味に泣かそうと思ったわけじゃないから…。
 その、ごめんなさいパティ萌えの皆様方。
 ふう…しかし、兄貴の姿が見えないなあ。今回は本気で殺されると覚悟したけど。
 …もしかして、容認してくれたとか…うーみゅ、心が広いね。
 nao:安心しろ。その気は微塵もない。
 うひいいいいいいっ!兄貴いいっ!
 nao:パティを泣かしたら許さん。確か以前に宣言したはずだよな。
 い、いや、そのあれは演出として必要だったわけで…。
 nao:お前の戯言につきあってる暇はない。さ、…死ね!
SE:ざぶしゅうううううっ!!
 みぎゃああああああああっ!!
 …というわけで俺は兄者にポン刀で悪・即・斬されてしまいました。
 あうううう。そこまで怒らなくてもお…。
 つーわけで同じく感想待ってます。あ、もし、書いて欲しいものがあったらリクエストとも受け付けておりますので。俺のできる範囲のことならば喜んで。
 そいでは次のお話で。
ども、回を重ねる事にだんだん凶暴になっていく、naoです。
まあ、パティを泣かせた時点で虐殺モードなのは間違いないんですが。
さて、いつもどおり、いちおう上のメアドに(意見、感想、)殺害、カッターメールをよろしくお願いします。(人外魔境)
では。