| 講演会 1998.01.24 広島 |
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「オーダーメイドの乳癌治療」
広島市民病院外科
檜垣 健二 先生 乳癌の特徴：１）急速に増加。 ２）治る可能性が高い。 ３）予防は殆ど不可能。 対 策：１）肥満の防止。 ２）早期発見。 ３）再発後の治療。 オーダーメイドの乳癌治療とは 各患者によって各治療がある。 乳癌の悪性度（大きさ、リンパ節転移の有無、細胞型）が異なり、個人のニーズが異なるため。 治療の選択（治療効果、副作用（後遺症）、経済効果を考慮して以下の選択をする。） Ａ）乳房切除術 Ｂ）リンパ節廓清 Ｃ）放射線治療 Ｄ）補助療法 乳房温存療法 リンパ節非廓清 （抗癌剤 ホルモン剤） 例えば温存後の乳房再発 放射線照射例 ５％ 放射線非照射例 １５％ リンパ節廓清：腕の浮腫、疼痛、機能障害を考慮しなければならない。 乳癌治療の経時的変遷 進行度の経時的変化：1990年 30％がstage １ 1997年 50％以上がstage １ 治療方法：1990年 温存療法 ３％ 放射線照射 ２％ リンパ節非廓清 １％ 1997年 温存療法50％放 射線照射 25％ リンパ節非廓清 25％ 術後治療：1990年 無治療 10％ ホルモン剤内服 10％ 1997年 無治療 25％ ホルモン剤内服 50％ 患者の知識、決定能力、権利と義務が考慮されなければならない。 |