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2003年 夏
お便り
先日は、10周年記念講演に参加させていただき本当にありがとうございました。また、先生のご執筆による「のぞみを胸に」をずっと拝読いたしております。様々な側面からの先生のメッセージを何よりの励みといたしております。
 手術後2ヶ月半余が経ちました。ここまで快復できたのは、主治医の先生をはじめ、多くの方々のお陰と感謝の気持ちでいっぱいです。その一方で冷静に考えれば何でもないような些細な身体の異常にも心が敏感に反応してしまいます。落ち着いて自分の病気と向き合っていけるよう努力したいと思います。やっと職場復帰もできましたが、以前と較べて体調の違いに戸惑うことがあります。どれだけ我慢すればよいのか、どのように主治医の先生に訴えればよいのか自己判断に迷います。(H・Iさん)
ガンを告知されて手術の日を家族に話した時、一人息子に「お母さん大丈夫なんよねェー」って聞かれて「うん、きまってる」って答えたけれど、自分の身に何がおきるのか何にも知らなかった。今、生きていて本当によかった。つらく苦しい日々を10ヶ月近く自分なりに頑張ってきた。大切な家族に支えられて・・・。
 のぞみの会に入会して、皆さんのお話を聞いて“私は一人じゃないんだ。皆と一緒なんだ”と初めて逢ったのに本音で心を開いて話し合えた。お風呂にも一緒に入って傷も平気で見せ合えた会の友達が「一日でも長く、一時間でも長く生きてやる」と力強く言った。私も“そうだ”と思った。(H・Nさん)

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