SUZUKI−ハスラーTS250 4型 1973
ヤマハDT−1が開拓したオフロードバイク市場に乗り遅れまいとして、各社次々と追撃モデルを発表したが、中でも最も人気があったのがハスラーシリーズであった。DT1が丸っこく、どちらかというとやさしいイメージなのに対してハスラーシリーズは、クサビ型のタンクにアップマフラーと極めて戦闘的なデザインであった。ヤマハトレールと2ストオフロード市場の双璧をなし、この種のいわゆるスクランブラーが街中、山中とあらゆるところを疾駆していた。ハスラーは、仮面ライダー(確か1号だったと思う)のバイクとしても使われており、既に高校生であったにもかかわらず毎週仮面ライダーを見ていた私は、ヤマハのトレールよりも、このハスラーにあこがれていた。中でも3型、4型は今日見ても極めて洗練された美しいデザインであり、まさにスクランブラー全盛時代の王者と呼ぶにふさわしいモデルである。
(PosterColor、Pastel 250×350)
