NISSAN−スカイライン2000GTR(KPGC110) 1972
3代目の箱スカに続いて1972年9月に登場したのが、いわゆるケンメリスカイラインである。ケンメリとはキャンペーンのテーマであった「ケンとメリーのスカイライン」に由来するもので、当時のテレビやラジオでは、このテーマソングがやたら流れ、実際にこの大々的なキャンペーンの効果もあってか、4代目スカイラインは爆発的なヒットとなった。3代目の箱スカに比べて一回り以上大きくなったボディにS20型160PSを搭載したのが新型GTRであったが、折からの排ガス規制に飲み込まれ、このGTRはわずか200台程度を発売したのみで市場から消え去ることになる。このため幻のクルマ的な存在となり、その後すぐにプレミアムカーとなって今日に至るのである。今日からみれば当たり前のわずか160馬力のエンジンで、同型ボディのスカイラインがいまだに多く残っている中で、このGTRのエンブレムを買うためには1000万円近い大金を用意しなければならないのである。
(PosterColor、260×360)
