■…2004年 9月 1日 (水).......学校が始まった。
始まりましたね。2学期が。忙しい行事のつまった2学期が。はぁ・・・

まあ、今日は3時間だし、授業もないし、席替えして、掃除の分担決めて、係を決めたら終わったさ。

明日からは早速授業。連絡帳に日課を書かしていたら、Yくんが、

「はぁ〜・・・明日から学校かぁ〜・・・」

じゃあ一体ここはどこ?(笑)夏休みボケなのか?

本当は、明日からもう授業か、と言いたかったんだろうと思う。

No(285)

ださいおさむ > 初日からカマしてくれますなぁ…(≧▽≦) さすがにお子様には適わない!   ..2004/09/01(Wed) 20:59 (286)
saian > あら、ださいさん。こちらにお越しでしたか。ありがとうございます。始まってしまいましたよ。(^_^;)   ..2004/09/02(Thu) 21:37 (288)

■…2004年 9月 2日 (木).......組体操
5,6年生でやるんですよね、運動会で。今日は初練習だったけど、一番心配な倒立と肩車から。

倒立なんてやったことなーい、ってお子様も多く、腕で自分の体重を支えきれない。まあ、今日初めてやったんだから、今日できなくてもいいから、少しずつがんばろうねー。

肩車は、ペアの組み合わせ方による。でっかいほうが小さいのを上げるようにしているけれど、同じ体重でも、乗っかり方のうまい下手で、下の人の受ける重さが違う。
上は小さけりゃいいってもんでもないんだなぁ、と今更ながらに思った。

後半は笛の合図に合わせて練習してみた。倒立はまだまだだったけど、肩車は全員が成功!!初日から嬉しいね。

でも、本当は、ここからサボテンに移行するんだよね。ここからが難しい。

3人技、4人技等々あるけれど、一番難しいのがこの二つだと思っている。

No(287)


■…2004年 9月 7日 (火).......委員会の決定
ここは珍しく半年で委員会の所属が変わる。9月から新しい委員会の所属を決めなければならない。

Tくんは放送委員会を希望していた。そして、Kくんも。しかし、放送委員会は一人しか要らない(男子)
で、本音を言えば、Tくんは発音がイマイチで、できればT君を選びたくなかった。
そこで、オーディションをしたのだが、決定的なだめだしができなかったので、じゃんけんで決めてもらうことにした。
3回勝負だ。

さて、そこで二人を呼ぶと、ほかのお子様が野次馬でやってきた。
「じゃんけんするんじゃろ?」
「そうだよ。3回勝負」
「そういえば、Tくんは1学期もやったんじゃから、Kくんにゆずってやれよ」
おっ、いいこと言うね。

しかし、Tくんはゆずらない。
「じゃーさー、Tくんは1回やったんだから、Kくんにハンデやって、1−0から始めれば?」
Y君が言った。へー、面白いこと言うね。

T君はその考えには納得したようで1−0から始まった。で、結局Kくんが勝った。(私としては)メデタシメデタシ。

ま、Tくんにしても、新しいお仕事はいいものだよ。

No(289)


■…2004年 9月10日 (金).......セットといえば・・・
今日は雨・・・遠い地区から来るお子様はすでにびしょぬれだ。
そして、クラスに一人はいるであろう、机の周りに何かしら必ず物が落ちているお子様・・・
そんなお子様の一人M君の机の周りには、水筒、ぬれた絵の具セット、ぬれた靴下が放置されていた。

時はうつってお昼の掃除の時間。
見ると、靴下が放置されているではないか。

「Mくん、靴下片付けて。ごみと一緒に掃かれちゃうよ」
「僕のじゃありません」
「いいや、そこは朝、Mくんが靴下置いとったとこじゃろう。先生見たよ、水筒と絵の具セットと靴下の3点セットで置いてたのを」

M君はしぶしぶ片付けだしたが、妙に喜んだのはNくんとAくん。
「3点セットだって」
「今なら、19800円でお買い得です。お電話は今スグ!」
「082−○○ー2222〜♪」

通販かい!しかし、そんなに高くては、誰も買わんと思うし・・・

No(290)


■…2004年 9月14日 (火).......日本語ってムズカシイ?
その1

委員会で6年生がアンケートの原稿を作成したので目を通していたら、こんな文があった。

○その理由を教えてください(ぶたいてきに)

舞台的にって、劇でもするんでしょうか、っていうか6年間そう信じてきたのだろうか・・・?

その2

給食の時間に、牛乳を飲んでいたら、「生乳100%」と書いてあるのを見たMさんが聞いてきた。

「先生、これ「せいにゅう」って読むん、「なまにゅう」って読むん?」
「せいにゅう、でしょ」
「ええー?だって、なまの牛乳なんじゃろ、だったらなまにゅう、じゃないん?」
「漢字の言葉は、音読み音読みか、訓読み訓読みにするでしょ」
「・・・・・・・・・じゃ、なまちち?」

(//▽//)それはヤメテね。

No(291)


■…2004年 9月21日 (火).......可能性
2学期が始まったときに、算数のアンケートをとった。
その中に、「算数は好きですか。それはなぜですか?」と言う設問があったが、「きらい。おれはバカだから」と答えたHくんがいた。

しかし、日頃の言動を見るに、彼には直観力があるし、見通しをもって考える力も十分にある。彼に足りてないのは、日頃の計算の習熟だけなのに。
宿題とかもなかなかしないので、計算の正確さがなかなか高まらない。だから、よけいにいやになるのだ。

ところが、今日はえらく一生懸命に小数の掛け算の筆算に取り組み、めずらしくドリルにまで手をつけていた。チャイムが鳴って、「終わるよー」と言っても、「待って、後1問!」
いい傾向だよね。できるんだよ、本当は。
今のうちから、自分をバカだから、と決め付けるのはまだ早いよ。

これからも期待しているよ。

No(292)


■…2004年 9月22日 (水).......ミシン
家庭科では、ミシン縫いの授業に入った。
本校では英会話もやっていることから、興味を引く意味で、
「ミシンは、英語でなんていうか知ってる?」
と聞いてみた。

「ええー?知らん」
「ミシーン?」

などと言い合っている中で、
「分かった!」
とMさんが言った。「ほほー、なんていうの?」

「あそこに書いちゃる!」
彼女が指差した先には、ミシンの写真の掛図。そこに写っているミシンの本体には、大きく
SINGER
という文字が。一同大いに盛り上がる。

「残念でした。あれはメーカーの名前です」
「ああっ!」残念がるお子様。

「英語では、ソーイング・マシンといいます。昔、ミシンが日本に来たときそれを聞いた人がマシンがミシンに聞こえていつのまにかミシンという名前になったんじゃろうね」

「ええっ!?マシンがミシンに聞こえるん?それって耳がわるいんじゃ・・・?」
そんなん知らんわ。

No(293)


■…2004年 9月24日 (金).......英語
本校には毎週AETの先生が来てくださって、英会話の授業がある。3年間の期限付きの計画によるものだけど。

今日のお勉強は、動詞の書いてあるカードをもらって、「Can you〜?」と聞き、「Yes, I can./No,I can't」と答えること。誰かと互いに聞きあったら、カードを交換してまた別の人に聞いて、と言う活動。

外国人の先生と直接触れ合う機会なんてそうそうないからうらやましいことこの上ないのに、「俺は日本人、英語なんていらねーや!」的なお子様はいるもので、ほとんど聴いてないし、活動もいいかげん。

私の役目はとりあえず、後ろで見ていて、ときどき分かってないお子様をフォローしたりする。でも、さすがにそのいい加減なお子様の態度が気になったので、近づいて言わせて見た。

そのお子様の持っていたカードは、「Bake」(パンを焼く)
しかし、読めなかったようなので、「これ、何?」と聞いてきた。
「ベイク、パンを焼く、っていう意味よ」

すると、
「パン、焼けますか?」
と、日本語で友達に聞くもんだから、

「ちょっと、ちゃんと英語で言いなさいよ」
って言ったら、

「パーン、ヤケマ〜スカ〜?」
って、ヲイ!それは英語ぢゃないだろが。


No(294)


■…2004年 9月28日 (火).......弁当
28日は運動会が順延した場合、振り替え休日になる可能性があったので、給食が止めてあった。なので、お子様はお弁当。もちろん私もお弁当。
しかし、弁当を作るのはめんどくさいので、注文してもらった業者の弁当。

お子様はめったにない弁当の日なので、3時間目辺りから、「腹減った〜」を連発。

さて、いよいよ待ちに待った弁当の時間。
あちこちでお弁当を広げて食べ始める。すると、Yくんが言った。
「ねーねー、友達からおかずもらっていいん?」

「は?もらうんじゃなくて、交換するんならいいけど?」

しかし、Yくんは友達の弁当を覗き込み、
「いーなー、ハンバーグ」 とか、
「いーなー、ウインナー」 などと言っていると、気のいいお子様が
「ええよ、あげるよ」といくつか恵んでいた。
Yくんは喜んでいたが、自分のはけしてあげると言わない。
いいのか?それで・・・

わたしは自分の弁当を食べ終え、ふたをして一息ついていたら、Tくんがやってきて、その弁当をのぞいて言った。
「ああー、残しちょる〜」

「ん?食べたよ、全部」

「だって、漬物が残っちょるじゃん」

「漬物だからいいじゃん」

「だめいや、先生俺らーには、いつも全部食わすじゃん。食べーよ」
(げっ、そう来たか)

そう言われてしまうと返す言葉がないので食べました。辛子漬けだったようで辛かった(>_<)

No(295)