■…2004年12月 1日 (水).......誰に負けたの?
保健の授業で、交通事故による怪我、の学習をしていた。
教科書には交通事故による「死者」と「負傷者」のグラフが。
そのグラフからわかることについてかいてもらっていたら、Mさんがぽつりと、

「なんで「負ける」なんじゃろう・・・」

と呟いた。

「負傷者の「負」は「傷を負う」のことで、「負ける」って意味はないんだよ」

と説明すると、周りのお子様が一斉に

「へぇ!」

「車に負けたから怪我をしたんかと思った」

それもありだろうけど、負傷者は交通事故ばかりでなるものじゃないし・・・

No(315)


■…2004年12月 3日 (金).......日本語
国語で「動詞にそえて使う言葉」という学習をした。

例文1 大切な花瓶を割ってしまった。

元には戻らない、どうしよう、こんなことにならなければよかった、等の負の感情が伝わる文である。

これを勉強した後、

例文2 夕食の前に宿題をすませてしまった。

これを見て、お子様たちは??

「なんで悪いん?やってもいーじゃん」

すっかり宿題をしたことが負の感情になっている。

ここで、「後でもいいのにもう終わった」と言う意味だ、と説明すると、
「なーんだ」
と納得。日頃から何気なく使っているくせに、こうやって取り上げて説明すると分からなくなるもんだね。

No(316)


■…2004年12月 9日 (木).......持久走大会
持久走大会が先週あった。うちの学校は小さいので、5,6年生が一緒に走る。さすがに全体的に6年生が速い。

5年生ではトップだったTさんも全体では5位。つまりTさんより速い6年生が4人いる、ということだ。

Tさんの日記の一部。

「今年は5年で1位になりたかったので、6年のMさんについていった。とちゅう、苦しくなったけど、がんばって走ったら、1位になれた。
来年もMさんについて走ろうと思う。」

来年はもうMさんは卒業して、いないんだけど・・・

No(317)


■…2004年12月14日 (火).......俺のテスト
「今日の理科は何するんですか?」

「理科のテストです。川のテストをするからね」

「川のテスト?俺のテストか」

・・・・?あっ、そうか!

お分かりですか?そう、彼の名前は・・・

No(318)


■…2004年12月15日 (水).......自分で言う?
今日の給食は「切り干し大根」
もっと食べたいお子様に増やしてあげていたら、Tさんが、
「はーい、いりまーす」

「こーゆーのが好きなんかね。こないだもひじき増やしたよね」

「そーなんちゃ。あたしねー、こんなおばちゃん系が好きなんよねー」

自分で言うなよ。

そして、それはおばちゃん系というよりはおばあちゃん系だと思う。

No(319)


■…2004年12月17日 (金).......テストにて
家庭科のテストをした。今学期はミシンの使い方を習ったので、名称を答えてもらおうと思った。たくさんある中でも、「てんびん」「はずみ車」「コントローラー」をピックアップして出題。

しかし、お子様にはコントローラーぐらいしかなじみがなかったようで空欄が続出。

そんな中、苦肉の策なのかなんなのか、Nくんの解答。

はずみ車→まきまき
コントローラー→ふみふみ

かわいいぢゃないか。


No(320)


■…2004年12月21日 (火).......冬のどなた?
給食の時間に、Mさんが、
「冬のタカシ(仮名)〜」
とか言っていた。

「何それ?」

「え?冬のソナタ、のまねじゃん。」
(パロディーとか、もじって、と言う言葉は彼女の辞書にはない)

「何で?ソナタは別に人の名前じゃないじゃん」

「え?でも、だって、「そなた」って「あなた」のことじゃろ?」

「は〜?」

「え、だって、CMとかでも「そなた」とか言ってるじゃん」

「いや、確かに「そなた」は「あなた」の意味があるけど、「冬のソナタ」はそれじゃないじゃん。音楽のことじゃん」

「ええ〜!?そうなん。ずっとそう思っちょったのに」

クラスは大爆笑。
Mちゃん、変です・・・・

No(321)