■…2006年 1月10日 (火).......いきなりやってくれます・・・
3学期が始まりました。欠席もなく、30数名の元気なお子様に再会しました。若いパワーはいいですね。

さて、朝教室に入るといきなり、
「先生、時計が止まってる」
と言われました。

見上げると時計が8時50分で止まっていました。実際の時間は8時半過ぎごろでした。とりあえずお子様の出席を取り、冬休み中の安否を聞いていると、そろそろ始業式の時間になるので、並んで体育館に行きました。

予定では始業式の開始時刻は8時50分。だから体育館に着いたら時計は8時50分だったのです。すると、それを見たK君は、

「先生、体育館の時計も止まってるよ!ほら、教室のとおんなじ時間!」

と驚いたような嬉しそうな表情で伝えてきました。

「いや、始業式の時間だから。止まってないから」

と説明するのに納得がいかない様子。それを聞いていた隣の女の子が、

「秒針がないから止まってるように見えるだけだってば」

と助け舟を出してくれました。君は賢い。それに止まるにしたっておんなじ時刻で止まったりはしないよね。学校中の時計が連動していると思ったのでしょうか。それはそれですごいかも。

というわけで初日からお子様はやっぱりお子様でした。

No(405)


■…2006年 1月17日 (火).......ちょっと違う
国語で「くらしの中の和と洋」の違いについて学習している。先日始まったばかりなので音読の宿題を出した。お子様はカードにタイトルを書いておうちの人にサインをもらって提出する。そして私は確認印を押す。

お決まりの仕事なのでぺかぺかと押していたらば、タイトルを書くのがめんどくさかったらしく、「和と洋」しか書いていない人を発見。

しかし、よく見るとそれは、「和と差」と書いてあるのだった。

残念ながらそれは算数です。読めません・・・^m^

No(407)


■…2006年 1月18日 (水).......どのくらい・・・?
連絡帳を書いていた。

「明日は1,2時間目理科です」

お子様たち驚く。今まで2時間続きの理科をしたことがなかったからである。

「ええっ?何するんですか?」

「実験です」

「2時間もかかる実験するんじゃ。どんなすごい実験するんじゃろ?」

どんなすごい実験が頭の中に浮かんでいたのやら・・・

ただ単に準備や後片付けの時間、記録の時間をしっかり取りたいだけですから・・・残念!(ちょっと古い?)

No(406)


■…2006年 1月21日 (土).......時代が違う・・・のか?
漢字練習の宿題を見ていた。漢字の間違いはないか、読み方はあっているか。

「赤飯」

この漢字に

「あかめし」

と読み仮名が振ってあった。

最近じゃもう、めでたいときに赤飯なんて作らないのか?

あかめし、て・・・・どんなご飯を想像しながら書いたんじゃろか。

ケチャップライス・・・?

No(408)


■…2006年 1月23日 (月).......ステキな日課
今日は美術展出品の締め切りだったこともあり、今日の日課は、

総合 体育 図工 図工 クラブ

という夢のような日課でした。

もちろんこんな日課に当たったことはなく、おお〜っと驚いてくれていたのですが、連絡帳を見ると、

「うれし〜。またあるといいな」

「ヤッホー、ラッキー」

と書き込みをしていたお子様がいました。

次は、あるのか・・・?あるかも!?

No(409)


■…2006年 1月24日 (火).......いくらなんでも・・・
先日も書いたが、美術展に向けての作品を仕上げていた。カラー版画で作品を作り、それをもとにデザインしちゃおう、というものである。

例えば、本の表紙、カレンダー、ポスターなどなど。

そんな中Oさんの版画は切手のデザイン、ということでとある年のお年玉記念シートにしてしまおう、ということになった。

とある年、架空の年だから、適当に20○○年とかにしたら?とアドバイスしたら、2500年と書いていた。それはどうかと・・・

さらに近くを通ったときに呼び止められ、

「先生、2500の前に平成、って書いたほうがいいですか?」

と聞かれた。

平成2500年・・・・・・・・・・どうよ?

No(410)


■…2006年 1月26日 (木).......もめるなよ・・・・
帰りの会では、ちょっとしたゲームの時間がある。5分程度なのだけど、その時間のゲームを提供する係がある。今日はなぞなぞだった。

Kくんがなぞなぞを読む。

「6角形のすてきなビルディングを作る虫ってなぁに?」

「六虫ですか?」

「違います」

ビルディングという言葉がぴんと来ないらしい。

「はぁ〜?わからん」

「ヒントがほしいですか?」

「いるいる〜!」

・・・・・・・・・・しかし、なかなかうまいヒントがみつからないKくん。
答えは「みつばち」なのだが・・・

えっと、えっと・・・と考えているKくんの隣でNくんが「ぼく、ヒント言えるよ」と言いながら、

「丸い巣とかさぁ」
「巣とか言ったらばれるじゃん」
「や、でも分からんよ」
「でも、だめじゃけぇ」
と、前でごにょごにょもめていると、みんなが早くヒントをください、と言うので

「えっと、丸い、丸い巣を作ります」とNくんが大きな声で言ってしまった。
「だめだって!」そばでK君が制止するも、みんなには聞こえた。

「てんとう虫ですか?」
「違います」
「だんご虫ですか?」
「違います」

「ほら、分からんじゃん」Nくん得意そう。

っていうか、お子様たち「丸い巣」じゃなくて「丸い」虫を考えてないか?
「巣」は聞こえなかったのか?

するとそれが悔しかったのかKくんは、
「木にいます」
と言った。

「はちですか?」

「当たりです」

なんか変なヒント・・・それでいいのか?

ミツバチの巣って丸いのか?っていうか、6角形はどこに・・・・?

っていうか、短い時間しかないのに係が前でもめるなよ・・・・


No(412)


■…2006年 1月27日 (金).......でっかい声で言うから・・・
クラスでじゃんけん大会をしていた。前に出ている係のお子様とじゃんけんをして条件に合うお子様のみ勝ち残れる、というゲーム。

「今度はあいこの人だけです」

係とあいこにならなかったお子様はどんどん座っていく。そのうちに3人残った。もう一回やるのかな、と思っていたら、係のお子様はこう言った。

「その3人でじゃんけんをしてみんなあいこになったら賞品をあげます」

その3人は結構席の近いお子様たちだった。そしてその3人に近いTくん(もう負けているけど)が、それを聞いてすばやく3人に向かってそれぞれ、
「グー出しぃ」「グー出しぃ」「グー出しぃ」
と指示を出した。

その声は周りにいたお子様にも聞こえ、
「やしじゃぁ」
とか言われていたが、それは怒った声ではなく、3人がそれを聞いてどうするかが見もの、といった声だった。

さて、3人、どうする?

「最初はグー、じゃんけんポン!!」

なんと3人のうち、二人が出したのはパーでひとりだけグーだった。

残念!賞品もらえず。

でも、UくんはTくんを信じたのね。ということが分かりました。

あとの二人はきっとグーを出したらやしじゃ、と言われるのがきっといやだったのでしょう。しかし、それでもパーであわせてくるところがすごい。
ここは逆にUくんも裏をかいてみればよかったかもしれないね。


No(411)


■…2006年 1月31日 (火).......がっしょうって・・・
漢字テストに「がっしょう」という問題が出た。もちろん正解は「合唱」。
新出漢字は「唱」なのでこちらはよく書けていた。しかし・・・

「楽唱」と書いたお子様が5,6人。
楽しく歌うのはいいことです。音楽、から連想したのかな?

「学唱」と書いたお子様が一人。
歌を勉強するからでしょうか。

なんだかなぁ・・・

No(413)