■…2007年 1月17日 (水).......もう3学期なんですが・・・・
すっかり1月も半ばになってしまいましたが、お子様は至極ふつうに暮らしているのでなかなかネタがありません。それはそれですばらしいことでしょう。

今日は委員会のお子様が今月のインタビュー原稿の下書きができたので確認をお願いしに持ってきたので、見た。

すると、二つ目の質問に

「学校が始まって約1ヶ月になりますが、どんな調子ですか?」

と書いてあった。はぁ?もう、3学期ですが・・・5月にこの質問をするならともかく・・・そこで持ってきたお子様(6年生)に聞いてみた。

「もしあなただったら、なんて答えるん?」

「えっとー、だんだん慣れてきたとこかなって・・・・」

もしもし?あと1ヶ月半で卒業デスよ?今頃になって「慣れてきた」もないでしょ?

即、却下いたしました。

No(552)


■…2007年 1月22日 (月).......何の関係もないが・・・
体育ではなわとびをやっている。もうすぐなわとび大会なので、それに向けての練習だ。順位は回数で決まるのでいつも回数を数えてもらっている。

交差とびが終わったところで、Oくんがすっとんできた。

「先生!今日22日じゃろう!ほら22回!すごいね」

はいはい。

その後は理科だった。

「はい、それじゃ今日は40ページから」

すると、またもやOくん。

「先生!今日の算数の最後の問題の答えが40じゃったよね?じぇけえ40ページ!!」

や、違いますから・・・・

なんでそんな発想になるのか不思議だ・・・

No(553)


■…2007年 1月24日 (水).......昭和は遠くなりにけり
理科で「水の温まり方」を学習していた。

試験管に入った水を下から温めると全体が温まるが、上のほうだけ温めても下の方はつめたいままであることを確かめた。

そこで、

「例えばさー、おうちでお風呂に入りなさいよー、って言われても後でーとか言っちゃって遅くなって入ったら、上のほうはあったかいのに、下が冷たかったってことはない?それとかさ、お風呂がもう沸いた、と思って入ってみたら下のほうがまだ水だったってことはない?」

と聞いてみた。

すると、一人だけ「ある」と答えたが、後のお子様は「ない」と答えた。

「だって、僕お風呂入りーって言われたらすぐ入るもん」

そうか、お利口だな。

「だって僕んち24時間ナントカだもん」

そうか。進んでるね。

「お風呂ってお湯入れるんでしょ?」

そうか、もう沸かすってのは死語なのか・・・


今頃のおうちってすごいのねー。ちなみに私の住んでるアパートはガス風呂、シャワーなし、お湯出ず、です・・・・・

No(554)


■…2007年 1月25日 (木).......元からハダカですが・・・・
社会でふぐの干物の話をしていた。ふぐは資格を持った人でないと調理できない。そしてこのふぐ処理士がふぐをむき身にするのだ。

「むき身って?」

「皮をむいてつるんつるんの状態にするんよ」

「つるんつるん?アハハ、ハダカじゃん!」

「魚は元からハダカじゃいね。服着た魚を見たことあるんかね?」

「ない」

ちゃんちゃん。

No(555)


■…2007年 2月 7日 (水).......そのポーズは・・・・
なぞなぞで、

「ハイクといっても、季節のことをよんだりするハイクじゃなくて、車を使ってするハイクってなあに?」

という問題が出た。4年生じゃ知らんだろうと思っていたら、Tくんが「ヒッチハイク!」と答えた。

「よく知ってるね」と声をかけると、「外国でやってる人見たことある。こうやってやるんよね」と親指を突き出すポーズをやって見せた。

ところが、それを見たOくんは反論した。

「ええ〜!?それって、チッチキチ〜じゃないん?」

そうか、そうだよな。しかし、同じポーズであまりの違いに爆笑でした。

No(556)


■…2007年 2月14日 (水).......いくら葬式とはいえ・・・・
国語ではごんぎつねを学習している。

うなぎを盗んでからしばらくして兵十の家で葬式があり、教科書には次のように書いてあります。

「よそいきの着物を着て、こしに手ぬぐいを下げた女たちがかまどで火をたいています。大きななべの中では何かがぐずぐずとにえていました。」

私の質問
「かまどで火をたいて何をしていたのかな?」

期待する答え
「なにかの料理を作っていました」(弔問客にふるまうため)

実際にあった答え
「おっかぁの死体を焼いていたと思います。死んだら焼くからです」

家の前の庭で焼くか?しかも、焼く、じゃなくて煮るだし・・・・

「焼いたと書いてあるかね?」

「あっ、ほんとじゃ、煮るじゃ。じゃあ、煮たん?」

「何を?」

「死体」

「死体を煮るの?何のために?食べる気?」

さすがに有り得んと気づいたようですが・・・・


No(557)


■…2007年 3月 7日 (水).......元ネタでもあるのか・・・?
お子様が友達同士で遊んでいた。

「手を挙げろ!!」

「ハイ喜んで!!」

No(558)


■…2007年 3月 8日 (木).......楽しいテスト
またまた楽しいテスト週間が始まりました。

テストを採点していたら、点数を書く欄のところにAくんが、

「ところ点」

と書いていた。おもしろい!と思いつつ、裏も採点していたら、こっちには

「かん点」

と書いてあった。テストのできはまあまあだったが、ウケは最高だ。

No(559)


■…2007年 3月 9日 (金).......死んでないよ
国語で「ごんぎつね」の話を学習した。初めは気を引きたくていたずらばかりしていたごんが、償いを通して兵十に心を寄せていく話ね。

学習の最後に「ごんは初めはいやなきつねだったかもしれないけど、だんだん変わっていったよね。そんなふうにだれだって変われるんだから初めの印象で決め付けちゃだめだ」みたいな締めをした。

時間変わって給食の時間。わたしは結構早食いで大食いだ。お子様が半分も食べ終わらないうちに食器を下げている。

「先生、早〜!!」

「大人だからね。まあ、でも先生も小学生だったときは○○ちゃんみたいにいっつも残って食べてたよ」

と答えると、

「先生も、ごんみたいに生まれかわったんじゃね」

とO君が言った。ごんも私も生まれ変わってはいないのだが・・・

「いや、生まれ変わったんじゃないじゃろ。勝手に殺さんでよ」

「え!?だれが先生殺したん?」

「アンタじゃろ」

「???」
分かってもらえませんでした。

No(560)