算数で、図形の勉強をしている。今は四角形で、「長方形」と「正方形」の名前を習った。

「この形の名前は何でしょう？」

「正方形！！」

「書けるかな？」

「正しい、に方、それに形！」

「じゃあ、ノートに書いてみましょう」

お子様はノートに書き始めた。ちゃんと書けているかどうか見回っていると、Ｋちゃんが、

「もう、魚と間違えるし・・・」

とぶつぶつ言いながら消しゴムで消していた。「魚」と間違えそうな字なんかないじゃん・・・

と思ってノートを見てみたら、

「正角形」 と書いていた。確かに角は魚に似てるけど、すでに方じゃないし・・・・


しばらくして、その正方形を斜めに半分に切り、直角三角形を二つ作った。 私はそれを両手に持ち、聞いた。

「この三角形の元の形は何ですか？」

なぜか、Ｋ君が自信満々に

「いいえ！」と答えた。なんでやねん！




とこれを書きながらふと思ったが、、まさかＫくんは、

「この三角形の元の形はナンですか？」

だと思ったのだろうか。 「何でナンでダイワハ○スなんだ？」のＣＭみたいに・・・

もし、そうだとしたら、「いいえ」は正解だ！！

ま、ありえないよね？

慣用句の意味を辞書で調べていた。全部調べ終わったＴちゃんは、時間が余ったので他の ページをぱらぱら見ていた。隣に座っていたＮちゃんも、終わったようで、何かを探し始めた。

「ねえねえ、「あいば」が載ってるよ！」
「え？ホント？」
急いで探すＴちゃん。

そう、二人は大の「嵐」ファン。「相葉」なんて言葉、 あったっけ？どんな意味かなぁ・・・などと考えていると、

「ホントだ！！ あった。えっとー、意味は・・・「かわいがっている馬のこと」 ・・・？」

あー、はいはい、それは 「愛馬」ですがな。と思っていると、Ｔちゃんが、続けた。

「へー、馬かぁ・・・ 相葉くん、馬飼っちょるんかねぇ？ 」

なんでそーなる？

先日、遠足に出かけた。秋なので、徒歩、しかもちょっと遠めの所へ出かけた。 ５,６年生はさらに遠かった。

それからしばらくした後、遠足の思い出として、 ５,６年生が「ひたすら歩きました」と語っていたのを聞いて、KくんやMくんは、 「ひたすらって・・・」とくすくす笑っていたので、

「あんたらーも５，６年になったら、ひたすら歩くんじゃけー笑っちょられんよ」

と言った。それを聞いていたTくんはたずねた。

「ひたすら、ってどこにあるんですか？ 」

どうやら「ひたすら」という場所を歩くんだと思ったらしい。 場所じゃないんだなー。

毎朝漢字ドリルで漢字の練習をしている。国語がなくても、ドリルは持ってくるようにと あれほど言ったのに、ＮちゃんとＯくんは忘れてきた。

「じゃあ、ノートに ５回ずつ練習しなさい」

そして、ドリルを持ってきたお子様はドリルに練習して 私のところに見せに来た。

大方見せに来たところで、そういえばＮさんとＯくんが まだ来ていないことに気付いた。

「Ｎさん、ドリル忘れても練習したら、 ノート持ってきなさいよ」

と声をかけるとＮさんは怪訝な顔。

「あ、そうか、国語のノートはないんだっけ。だけど、じゃ、今まで何してたの？」

「書いたけど・・・」

そういうＮさんだが、ノートは出ていない。

「ノートないじゃん。何に書いたの？」

「ここに・・・・」

Ｎさんが指差したのは、なんと机の上。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そんなところに書かれても・・・・・・・・・・

そんなとこに練習しようと 思った発想にも脱帽だよ。

お子様の音楽のテストの珍解答

５年生より。

問題

この道具の名前を答えなさい。

Ｋくんの答え
「メトロ シンドローム」

どんな病気ですか？

３年生より。

問題
「２学期に学習したリコーダーの曲で好きな曲の名前を書きましょう」

Ｋさんの答え

「エンゼルファイル」

そんな曲は、ない。

たぶん、「エーデルワイス」だと思われる。確かにきれいな天使みたいな曲ですが。




ちなみにこのＫくんとＫさんは兄妹だ。血は争えない！？