昼休み、1時から4年生以上の眼科検診だった。 4年生は、早く給食が済んだクラスから行きましょう、ということになって、うちのクラスが1番のようだった。1時までまだ数分あると思っていたら、養護の先生が、 「もう先生来てらっしゃるので急いでください」 と言われ、大慌てで整列。
一応黙らせて保健室に行ったものの、1番なので並び方も決まっていないし、検査、という心の準備もしてないままだったせいか妙に落ち着きのない男子。 「まっすぐ並んで」 「黙る」 など、注意をしているそばから検査が始まる。 「項目があったら教えてくださいね」 「はい」
またごそごそしている。注意してると、また先生に 「あの、結膜炎ですから書いてくださいね」 「はい」
眼科検診ってすごく早いの。まっすぐ見てるかどうか、かゆみはないか、ものもらいはないか、程度ですから一人当たり3,4秒。 項目のチェックどころではないのだ。
なんとか自分のクラスが終わり、他のクラスも並び方が徹底してきたようで、廊下にはすでに5年生も並んでいたが、これも少しうるさかったので、注意をしたら静かになった。直後、担任が現れ、 「お、静かにできてるね。偉い。その調子でね」 とほめていた。なんかおかしかった。
No(82)
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