■…2003年 6月 1日 (日).......日曜参観日
さすがに日曜日だけあって、お父様多し。
いやだなあ・・・・

そして性教育。お子様たちも恥ずかしがってしまって言わない。
なんとか当り障りのないところを引き出し、今回は終わり。
ほかにもまだまだあるんよ、体の中も変化してるんよ、ということで。

休み時間になると、廊下でお父様、お母様に会ってお子様は大はしゃぎ。4年生の男の子でも「お母さーん」て感じで、まだまだおこちゃまよのう、と思わせてくれるのであった。

3時間目は、入院してたお子様の退院祝いでみんなでゲーム。
たまにはいいよね。最後は記念撮影。デジカメって便利だねえ。1枚でもすぐプリントにまわせるから。


No(81)


■…2003年 6月 4日 (水).......眼科検診
昼休み、1時から4年生以上の眼科検診だった。
4年生は、早く給食が済んだクラスから行きましょう、ということになって、うちのクラスが1番のようだった。1時までまだ数分あると思っていたら、養護の先生が、
「もう先生来てらっしゃるので急いでください」
と言われ、大慌てで整列。

一応黙らせて保健室に行ったものの、1番なので並び方も決まっていないし、検査、という心の準備もしてないままだったせいか妙に落ち着きのない男子。
「まっすぐ並んで」
「黙る」
など、注意をしているそばから検査が始まる。
「項目があったら教えてくださいね」
「はい」

またごそごそしている。注意してると、また先生に
「あの、結膜炎ですから書いてくださいね」
「はい」

眼科検診ってすごく早いの。まっすぐ見てるかどうか、かゆみはないか、ものもらいはないか、程度ですから一人当たり3,4秒。
項目のチェックどころではないのだ。

なんとか自分のクラスが終わり、他のクラスも並び方が徹底してきたようで、廊下にはすでに5年生も並んでいたが、これも少しうるさかったので、注意をしたら静かになった。直後、担任が現れ、
「お、静かにできてるね。偉い。その調子でね」
とほめていた。なんかおかしかった。

No(82)


■…2003年 6月 4日 (水).......花が大切
窓際にはお子様が持ってきてくれた花が生けられている。とってもきれいで心和ませてくれる。

ところが3階は風がめっぽう強くて、花瓶が倒れることが何回かある。

そのたびに、4人の花係がすっとんできて、片付けてくれる。
すばらしい!と思うでしょう?

これが、いつまでたっても帰ってこないのだ。
手洗い場に行って、ずーっと花の処理をしているのだ。

授業中でも、いつまでたっても帰ってこない・・・
あのー、熱心なのは分かるんですけど、授業も進めたい・・・・ぞ・・・

No(83)


■…2003年 6月 5日 (木).......そんなに怒っても・・・
先日から、外掃除のお子様がごみを拾ってくれることは書いた。
その中で目立つゴミは、水風船。水爆弾ともいう。風船の中に水を入れて膨らませ、ぶつけて遊ぶのである。ぶつければ割れる。割れればもう使えないのでおしまい。で、カスはほったらかし。というわけである。

昨日、帰りの会でそこの掃除担当のOさんが、
「外掃除なんですけど、水爆弾のカスがいっぱい落ちてます。ゴミはきちんと持って帰ってください」
とお願いした。お子様は律儀に「はい」とか言ってるし・・・

今日の帰りの会、Oさんがまた手を上げた。
「昨日も言ったんですけど、まだ水爆弾のカスが落ちてます。ゴミはちゃんと持って帰ってください!」
と、ちょっと怒ったように言った。

ちょっと待て。外にあるゴミは、みんなうちのクラスの人が散らかしたのかい?うちのクラスの人だけにお願いしても、それは無理ってものじゃないのかい?

お子様の思考はときどき変だ。

No(84)

け〜び > 水風船懐かしい〜。カスはどうしたっけ?記憶にないなあ   ..2003/06/06(Fri) 00:21 (85)
ださいおさむ > すみません、僕も拾いませんでした…(T_T)   ..2003/06/07(Sat) 03:06 (88)

■…2003年 6月 6日 (金).......テストにて
国語のテストの裏に、「きのうの身の回りで起こった出来事について、かいてみましょう」という自由記述の欄があった。

Kくんはこう書いていた。

いつ     どこで
(きのう)   (学校の理科の時間に)
どうした
(教頭先生がだじゃれを言った。教頭先生のだじゃれはいつ聞いてもおもしろいです)

こんなところに教頭先生のファンがいたとは・・・

No(86)

ださいおさむ > おぉ!やはり僕以外にも教頭先生のファンはいたのね!   ..2003/06/07(Sat) 03:04 (87)
saian > わたしも見習った方がいいのかしら・・・?   ..2003/06/08(Sun) 17:07 (89)

■…2003年 6月 9日 (月).......一人は必ずいるよね・・・
業間時間が終わって教室に戻ると、日直が今ごろ黒板を消していた。
席に座っているお子様はなにやら日直に向かって言っている。
「先生に怒られるよ」

何を?と思っていたら、日直の男の子が振り向いた。
額に金色のテープを貼っていた。
「Tマンなんだって」
とお子様がいう。

「ふーん。そんで、何かしてくれるん?」

「はい、黒板を消します」

「そんなん日直じゃけえ、当たり前じゃん」

「えっとー、えっとー・・・」

「使えん。はい、席に戻る」

授業中はテープをはずしてましたが、授業が済んだらまた貼ってました。
楽しいんだろうねえ、そんなことが・・・

No(90)


■…2003年 6月11日 (水).......赤十字登録式
うちの学校は3年生以上が青少年赤十字に入会している。
今日は3年生の新加入とともに、4年生以上も改めて登録する、という式を行った。
ついでに道徳の時間に、アンリー・デュナンと赤十字の心について学習した。

お子様の感想は・・・
Iくん
「(前略)ぼくは今までいちどもぼ金をしたことがないので今年はしようと思います」
そうか、毎年の募金には参加してなかったのね・・・今年はよろしく

Hくん
「アンリー・デュナンは82歳でなくなったけど、ぼくはもっと長生きして赤十字の一員としてがんばります。(後略)」
それはまた壮大な・・・

Nさん
「てきみかたなく助けると言っても、それじゃあんたどっちのみかたなの?と言われそうです。
わたしも、友達とそういうことがあってたいへんだったので、どっちのみかたにもならなかったです。(後略)」
それが、中立、ということなんだけどなあ・・・


No(91)


■…2003年 6月12日 (木).......音楽鑑賞
今日の音楽は鑑賞。
バイオリンの奏法の違いで変わる曲の雰囲気を感じ取ろうと言うものだった。
1曲目は、エルガー作曲「愛のあいさつ」
これはふつうに、弓を使ってひくもの。優雅な旋律で知られています。

この曲を聴いたSくんの感想
「ゆったしてきれいな曲ですね。なんだかゆめがほんとうになったときのような気がしますね」

すごくいいことを言ってるんだけど、だれに語っているんだ?

Yさんの感想
「とってもきれいな曲でした。なんか高そうなレストランとかでかかっていそうな曲でした。」

高そうなレストランに行ったことがあるのね。

F君の感想
「ゆったりとした曲なので、ねむくなりました」

ま、そうかもね。

もう1曲は、ヨハン・シュトラウス作曲「ピチカート・ポルカ」
これは、弦を指ではじいてひく演奏法で、はずんだ軽やかな曲です。

お子様たちはずっと踊ってました。聞いた後に、「どんな感じ?」と聞くと、
「ピチピチ!」
って、「ピチ」カートからの連想かい!

「ピチピチってどんなんよ?」
  「うーんと、金魚!」
「・・・」
  「・・が、はねる感じ?」
聞くなよ。

でも、ワークにはちゃんと感想が書いてあり、聞いてないようで聞いているんだな、と変に感心してしまいました。

No(92)


■…2003年 6月16日 (月).......学年PTA
今日はお子様とお母様たちとのふれあい活動の日。
4年生は親子で運動、いうことでドリブル競走と玉入れ。

ドリブル競走では3位でした。ホントは最下位だったけど、2組が失格したらしい。

玉入れでは2組ずつの1分間の対抗戦。最初に1組対3組。
49個入れて勝ちました。

次に2組対4組。2組が54個入れて勝ってました。

それから3位決定戦。1組対4組。4組が65個入れて勝った。

いよいよ決勝戦!目標70個!ということで始めた。
ナント74個入れて優勝!!
もう大騒ぎ!!

その時間終了後には、元の担任のところまで行って優勝報告をしてたくせに・・・・

帰りの会で「今日の出来事」を書いてもらったら、だれ一人としてそのことに触れている人はいなかった。
もう忘れたのかよ!

お子様の記憶は短すぎ!?

No(93)


■…2003年 6月17日 (火).......プールは・・・
本当は今日はプール開きのはずだった。
お子様には昨日、
「雨が降ってても水着は持ってくるんよ。やんだらやるかもしれんけえね」
と言っておいたのだが・・・

登校時はそれほどでもなかったが、8時半過ぎにはものすごい雨になった。
初日ではあるし、無理してやらなくても、ということで早々と中止が決定した。

教室に行って、そのことを告げると雨の状態を見て、初めは納得していたのだが、その雨がだんだんと小ぶりになってきたからさあ大変。

「先生、雨がやんできたよ」
「空が明るくなってきたよ」
「先生、降ってないっちゃ」

わたしの一存では変えられんのじゃ。
「今日はプールの準備してないんて」
 「ええ〜?」

残念ながら初泳ぎは延期。

No(94)


■…2003年 6月18日 (水).......社会見学で・・・
先週の金曜日に社会見学に行った。しおりに感想を書いてもらっていたので読んだ。

午前中はプラネタリウム。
普通に春の星座の話と、ふくろうのほうほうが木星に行ってくるという話の二本立て。

お子様の感想を読むとこんなのがあった。

「ほうほうの話がおもしろかったです。
地球からきんもくせいまでいくのに70年もかかるとは思いませんでした」

どこへ行くんだって?
しかし、きんもくせいと書いているお子様は2,3人いたよ。

No(95)


■…2003年 6月20日 (金).......そんなわけ・・・
連絡帳を書くときに言った。
「明日持ってくるもの。「社会見学代」」
  「はぁ?何それ?」
「社会見学に行ったじゃろ?それにかかったお金よ」
  「ええ?お金がいるん?」
「当たり前じゃろ。タダになったのは博物館とかの入場料じゃん。バス代がいるの」
  「いくら?」
「2300円」
  「えっ?高っ!!100円じゃないん?」
「そりゃ隣町に行く時じゃろ。どこまで行ったと思っちょるん?それに1日乗っとったじゃろ。1台借りるのに7万円するんよ」
  「ええっ??そんなにするん?」

ただでそんなにどこでも連れてってくれるわけなかろうが・・・
2300円で驚いてちゃ、修学旅行じゃもっと驚くよね。

No(96)


■…2003年 6月23日 (月).......名札
3年生の時に担任してたT君を見かけた。彼は上靴を履いてなくて、名札もついてなかった。
「やあ、Tくん、はだし?しかも名無し?」
  「いや、名札は持っちょるよ」
「なんでつけんのん?」
  「いや、先生に注意されたらつけようと思って。だって、服に穴開くじゃ  ん?」

そんなにいい服着てんのか?

No(97)


■…2003年 6月24日 (火).......なっちゃん・・・?
水泳の後、げた箱のあたりでCくんが、
「わ・た・しは、な〜っちゃん♪歌っておーどるー・・・」
となっちゃんのCMソングを口ずさんでいた。

「ふーん、キミはなっちゃんだったのか」
とからかってみると、聞いていたTくんが、

「わ・た・しはTちゃん、歌っておーどるー、15秒だけの○○(自分の苗字)マーン」
と替え歌を歌った。そこで、

「えー、○○マンは15秒しかおらんのん。役にたたんじゃん」
とまた言ってみた。すると、

「いや、役に立つよ。15秒で100このことができるんちゃ」
だって。

口からでまかせというか、想像力が豊かというか・・・

No(98)


■…2003年 6月26日 (木).......ただ今作成中
今、総合では先日行った社会見学のコース別の見学地についてまとめている。
そのコースへ行かなかった人に、教えてあげるのが目的である。
グループで一生懸命作業中。わたしは時折、助言と仲裁・・

国語では、ヤドカリとイソギンチャクの共生について学んだ後、そのことをパンフレットや対談にしてみよう、ということで作業中。
熱心にパンフレットを書いたり、対談の原稿を作ったら、お面を作ったり挿絵を作ったり。
現在お互いに発表中。
わたしは、原稿をチェックしたり、助言したり。

社会は水について学んだことを新聞にまとめる作業がこれから始まる。
お子様は黙々と作業するだろう・・・

お子様もよく頭を切り替えてるよな。

No(99)


■…2003年 6月27日 (金).......ヤドカリ・・・
昨日、国語で学習したことをもとにパンフレット作りをしている、という話を書いた。

Hくんは、ヤドカリに焦点を当てて、クイズを中心にしたパンフレットを作った。選択式なんだけど、正解ではない選択肢の例が笑えたので紹介します。

Q:ヤドカリはどこにすんでいるでしょう?
 1.さばく
 2.火星
 3.さんごしょう
 4.原っぱ

Q:ヤドカリのハサミは何に使うでしょう?
 1.紙を切るため
 2.えさをとるため
 3.水の中で流されないように草につかまるため

Q:ヤドカリはどうしてイソギンチャクを体につけるのでしょう?
 1.イソギンチャクといっしょに旅がしたいから
 2.イソギンチャクがヤドカリの身を守ってくれるから

Q:どうしてタコは、イソギンチャクがついたヤドカリを食べないのでしょう?
 1.おなかがいっぱいだから
 2.後で食べようと思っているから
 3.イソギンチャクがこわいから

どうです?正解がわかりましたか?




No(100)


■…2003年 6月30日 (月).......年がばれた・・・・
児童理解のために、振り返りカードと言うものがある。
生徒指導の先生が配ってくれるのだ。
それを今日お子様に書かせた。

一番最後に、「先生に話したいことはありませんか?」とある。
お子様が、ここには何を書くのか?というので、
「先生はいつも美人ですね、とか、きれいですね、とか書けば?」
と言ったら、
「そうだ、本当の年を教えてください、って書こう」
とか言い出した。

それにもめげず、20歳だよーん、と言い続けていた。
「好きな人やカレシはいないのか?」
  「いないよ。いたらもう結婚してるし」
「でも、お母さんとかが反対するかもしれんじゃん」
  「そんな、さんじゅうごっ・・・にもなって・・・(゚Д゚||)」
ヤバイと思った時にはもう遅かった・・・目の前にお子様たちのにやけた顔が・・・
「35なんじゃー。で、独身なん?」

くっそー!!(T_T)

No(101)