6月14日 着替え

体育のために服を着替えていると・・・
「あ、ブラジャーがいっしょにぬげ・・、あ、まちがえた。シャツじゃった」
Kちゃんの声でした。
「なんで、ブラジャーなん?Kちゃんやってるの?」
「ううん。お母さん」
「ま、お子様はブラジャーしないよね」
というと、Nちゃんが、
「大人の人はみんなしてるんだよね」
と言うので、
「大人の女の人はね。男の人っていうか、お父さんはしてないじゃろ?」
と訂正してあげると、大笑いでした。まさか、そんな趣味のお父さん、いないよね。


6月13日 ゼリーが・・・・

今日のデザートはブルーベリーゼリー。Rくんはゼリーが大好き。
あまりにうれしくて、ぷるぷるやりながら、H先生はじめお友達に見せて回っていたらしい。
H先生は、「ほら、ちゃんと座って食べんと落とすよ」と言ったら、
お約束ですね。席についたとたん、床に落としてしまいました。
「あーあ、だから言ったじゃろう。もう食べれんね」と言っても、Rくんは、
「いやだ。洗って食べる」
と言うので、H先生ももう何も言わずに見ていたそうな。
なんとかゼリーをすくって、流しについて、さあ洗おう、と水を出したらば・・・・
今度は台拭きを洗うために置いてあるバケツの中にゼリーが・・・
それでも、あきらめきれないRくんは、バケツの中からすくおうとしますが、水の中なので、やってもやっても手からするりとにげていきます。そしてそのたびにゼリーはどんどん崩れていきます。
しばらく見ていたH先生もあきれて近づいていくと、バケツの中に粉々になったゼリーが・・・
「残念じゃね。こんなになったら、もう食べれませんね」
とお水を流してしまいました。

大好物のゼリーを食べ損なったRくんは、しばらくしょんぼりとしていましたが、昼休みには復活してました。


6月12日 緩み

算数の問題を解くには、問題を読まなくちゃいけない。どんなに簡単な問題でも。
( )があっても、そこに何を書くのかは、問題を読まなくちゃ分からない。
やっと字を覚えたお子様たちに、一度は読んで説明してやるが、上の空なお子様は聞いちゃいない。
( )に数字を書くんですよ、といい、問題にそうかいてあっても、思い切り○を書いてたりする。
そんなお子様と今日はドリルをやった。解いた後、おさらいのために、みんなで読んだが、何人か口が開いてない。
意地悪く、「はい、Iくん、@番読んで」と当てたが、案の定どこだか分かってないし、読めなかった。
そこで、注意を促し、もう一度みんなで読んだ。それでも、まだ手悪さをしていたSちゃん。
「はい、Sちゃん、もう一度@番読んで」
そして、やっぱり読めない。2度目のことなので、もっとひどく注意をされる。泣かしてしまいました。あーあ。
でも、休み時間にはけろっとしてたが。今度は大丈夫なんだろうね?


6月11日 事件

今日の昼休み、わたしは委員会の仕事で教室にいなかったんだけど、1組の先生から報告を受けた話。

トイレの入り口の戸の下のほうには、プラスチックの通風孔?の窓がある。
そこから、うちのクラスのIくんが、女子のトイレをのぞいていたらしい。なんでかは分からないけど。
それに気がついた1組のMちゃんが、「やめてよ」といったところ、Iくんは、
「パンツ丸見え〜」と言ったらしい。
その言葉に怒ったMちゃんは、その通風孔を思い切り蹴っ飛ばした・・・・ところ、プラスチックだし、古いので、こわれてしまったそうな。
公共物破損で、二人とも教頭先生に謝りに行きました。

やれやれ、どっちもどっちだが、Iくん、そんなことを大人になってからもやってたら、大変なことになるよ。


6月10日 Sちゃん

Sちゃんはかわいい顔をした女の子だ。でも、結構気は強い。
そして、よく物を落としている。机の周りには何かしら落ちているので、
「もう、いらないんなら、先生もらっちゃうよ」
と言わしめている。
背は低い。それで力が弱いのか、今日のデザートの蓋が開けられない、と四苦八苦していた。
ちょっとだけ、手を貸して開けさせたが、本人は自分であけられたと思い込んだのか、隣でも四苦八苦していたTちゃんの蓋をあけてあげようとしていた。もちろん、あけられなかった。
そして、帰りに一言。
「明日も学校よね?」
まだ、1日しか来てませんが・・・


6月7日 体育

今日の体育は、学年体育。4クラス対抗で体育館でリレーをした。
リングバトンを使ってリレー。
1回目は普通に走って、カラーコーンを回って帰ってきて、次の人にタッチ。
2回目は、行きはケンケンで、帰りは普通に走ってのリレー。
3回目は、行きは這って、帰りは普通に走ってのリレー。
這うといってもいろいろあって、膝をつくのやつかないの。もちろんつかないほうが速いんだけど、やったことのないお子様はできないらしい。
なんか、もんのすごく速いお子様がいて、まるで蜘蛛みたいだった。
リングバトンを首にかけたり、頭に乗せたりして、両手をフルに使うお子様もいた。
そうかと思えば、リングバトンが転がっちゃって、這って追いかけて、やっとつかまえたら、タイミングよくコーンのところだったりして。
真剣なのがまた、笑いを誘う。投稿ビデオに出したいくらいだった。
楽しい体育でした。


6月6日 ひらがなが・・・

今日の5時間目はこくご。クロスワードパズルみたいなのをやった。
説明しながらお子様に質問して、答えてもらいながら記入。
ほとんどのお子様は、(答えも分かったし)、さっさと書いていた。結構、字も覚えてきたわね、感心、感心。
と思っていたら、???な様子のKくん。「すみれ」の「れ」が書けないらしい。教室の前には今まで習った平仮名が掲示してある。
「Kくん、れはどれ?」と聞くと、「あれ」と指は指す。
「ほんなら、見ながら書かんにゃあ」
と促すが、本人は「はあ?」とか「えっとー」とか、もたもたしているのを楽しんでるかのようだった。
そのうち、下校時刻になった。6月に入り、学級内集団下校に変わったので、多少の自由はきく。
Kくんは赤グループ。
「Kくん、プリントできてないから帰れないよ。一人では帰れんから、赤グループさんもみんな帰れんよ」
もちろん、赤グループはみんな「えー!?」状態。
「ほんなら、Kくんが早うできるように赤グループさんみんなで教えてあげえ」
と言うと、お子様たち必死であれこれ教える。
そしてこんなとき普通のお子様は焦って急いでやったりするが、Kくんはあくまでマイペース。ちっとは急げよ。
そうして、なんとかできあがったKくんと、赤グループはようやく帰れることになった。Kくんは昇降口を出るとき、「字を勉強しとかなくちゃあ」とつぶやいた。
そりゃ、いい心がけだが、今までがんばっとくべきでは・・・まあ、気がついたんだからよしとしよう。


6月5日 そうは言ったけど・・・

ぼちぼち平仮名の学習も後半に入り、書ける(はずの)字も増えてきた。
生活科の学習であさがおを育てていて、今まで種まき、ふたばの絵をかいてきた。
プリントの下の方には、文を書くスペースもあったけど、今まではあえて何も言わず、絵だけでよし、としてきた。
今回、本葉が出てきたので、また観察して絵をかくことにした。そこで、
「葉っぱの形をよく見てかいてきてね。下の方には、書ける人は何か好きなこと書いてもいいからね」
しばらくのち、「できました!」と出したプリントを見ると、朝顔の絵とともに
「あさがおがとてもおおきくなっていました」
「はやくおはながさいてほしいな」
というのにまじって、
「ぼくのすきなものわめろんです」
「わたしはいぬがすきです」

と書いてあるものがあった。そりゃ、「好きなこと書いてもいいよ」って言ったけど・・・・


6月4日 虫歯予防デー

今日は、6月4日だからか、給食のメニューにするめがついた。名前は「カムカム」
確かに、あごを鍛えるには固いものがいいんだよね。
でもさ、固い物をかむ前にさ、お子様たち、歯がないんだよね。
「食べれません」「かめん」など、言いながら、いつまでももぐもぐしてました。


6月2日 日曜参観日

今日の参観授業は算数。10の補数の勉強。
昨日ちょっとやっておいたので復習を兼ねて唱える。
カードゲームをした後、教科書の問題を解いた。
その後、プリントを出して、「じゃあ、今からプリントを配るよ。教科書とおんなじ問題だけど、ちょっと多いよ。」と見せると、
「え〜〜!?」の声。
さらに、Sちゃんが、
「算数みたいじゃーん」と叫んだ。
じゃ、今までやってた勉強は何?

そのあと、今度は2人でやるカードゲームをした。今度はおうちの人も一緒に入ってもらった。お子様の様子がわかったことだろう。