3月26日 修了式

修了式も大掃除も滞りなく終わり、あとは荷物の整理だけ。
あれだけ、前々から、少しずつ持って帰るように言っていたにもかかわらずTくんとSくん(もはや 常連)は大量の荷物。ランドセルにも入りきらなくて、Tくんは
「こんなにもって帰れんよ。雨も降ってるのに〜」
だから、言っただろう!自業自得だ、持って帰ってちょうだい。Sくんは、Tくんほどじゃないけど、 百科事典が3冊もある。使ったら、持って帰れよなあ!

お昼から、転校するYくんが自分の育てたパンジーを持って帰るということで、お母様と弟 とやってきた。
弟君は今度一年生になる予定で、この小学校にあがるのをとても楽しみにしていた らしい。きっと新しい学校も楽しいよ。
お母様は、せっかくだからとわたしとYくんと弟君とで写真をとってくださった。そんな申し出が うれしかったりなんかする。Yくん、Nくん、新しい学校でも元気でね。


3月25日 最後の授業

いよいよ明日は修了式。てなわけで今日は保護者会のため、1時間。
日ごろは、道徳などするのだが、お子様たちは練習した劇などの成果を発表したいと言うので、 発表会となった。
ところが、それぞれのグループの発表時間がどのくらいになるのか全然把握できてない。
なぜなら、最後の練習時間の直前まで、ひたすら人形を作り続けたグループが多く、話を 通している姿を見たことがなかったから。
そんな不安を抱えながら、発表会スタート。
最初の3人。詩の発表。短くてよし。次の二人。合同で、創作物語の発表。これが意外に長くて 十分近く。完全オリジナルなので作った本人の努力は認める。
次から人形劇。一つ目。楽しい話だった。よしよし。二つ目。間に合わないと言うことで原作を 自分達で短めに変更。よしよし。三つ目・・・・これが長かった。
「しりとりねこ」という題で3匹の猫がひたすらしりとりするのだが、10分立っても終わらない。
話が切れそうなところはあったのだが・・・聞くと、「もうちょっと」と言うのでやらせていたが全然 終わる気配がない。そこで、「もう終わりにして」というと、おしまいに飛んで終わってくれた。
ここでチャイム!まだ後2グループあるのに・・・でも、今日で最後だし、やらせちゃえ!ということで やってもらいました。それぞれ適当な時間でできたので良かった。特に最後の劇「さるかに合戦」 では、窓のところにずらりと幼稚園生がいて一生懸命見入ってくれました。
これにて、3年生のお勉強はおしまい。
明日は片付けや、ノート類の返却だけです。


3月22日 連休のハザマ

お子様は2連休と2連休の間の登校日。それでもって、本格的な授業は今日が最後。
本格的、といったって結局お楽しみ会やなんやらに時間を使うわけだが・・・

連休明けのせいか、お子様うるさいうるさい。次から次に話し掛けてきてくれて、こっちは聞く 暇もない。
Yくんのエレベーターにはさまれた話や、この間の将棋大会の話や、今日のお別れ会に渡す プレゼントの話やetc....ああ、こんなにおしゃべり好きに育ててしまったのはわたしのせいかしら・・・
来年はこのクラスをそっくりそのまま別の担任が受け持つわけだ。ちょっとやばいかな。
まあ、やるときはやってくれるし、きっと最初は張り切ってやってくれるでしょう。あと2日で終わりかあ。
月曜には全員そろうといいね。


3月20日 卒業式

いよいよ今日は卒業式。うちの学校は結構人数が多いので、5年生だけが参列する。
なので、4年生以下はお休みなのさ。いいなあ、2連休。

私服なので、服装には悩むらしい。女子はチェックのスカートに紺ブレが多かった。男子は 中学の制服のズボンにセーターといういでたちが多かったようだ。

みんなはきはきと返事をし、一生懸命歌を歌い、厳粛な良い式でした。このまま、まっすぐに 育っていってほしいと思います。


3月19日 納豆

給食に納豆。今年2度目である。いつも、毎年1回は出るんだけど、なんで今年は2回目?
しかも、今日は6年生小学校最後の給食。なぜに納豆?

今日も5人休みで、納豆は5個余り。納豆ほど好き嫌いの分かれるものはない。嫌いなお子様には とりあえず5粒だけ。一個だけ開けて、5粒ずつ配って、その子たちのは丸まま戻させた。
余りも含めて十数個の納豆。
しかし、「もう1個ほしい人〜?」と聞いて回ると、全部売れた。
好きなお子様も多い、というわけである。
男子の方が好きなお子様が多いようだ。20人いるのに、食べられないといったお子様は1人。
あとは全部女子でした。


3月18日 インフルエンザ

この期に及んでインフルエンザがやってきた。今日のお休みは6人!
いや〜、金曜日にやな予感がしたんだよね。それは・・・
Yちゃんが朝から微熱があると言って学校へきた。でも、その日はAETの先生が来る日。
Yちゃんはずっと我慢して、給食も食べて、そのあと熱を測りに行った。
ガ〜ン!なんと、39.1度。慌ててお母様にお迎えに来ていただいたさ。
こりゃ、他のお子様にもうつったに違いない。そこで気をつけるように言ったのだが・・・
蓋を開けてみれば案の定。かかってしまったからには注意したって効くわきゃない。
「6人もお休みなの。さみしいね」
と私が言ったら、Nくんは、
「6人も休んでも、うるささは変わらんじゃろ」
と言った。まさにその通り。憎まれっ子世に憚るというか、何とかは風邪をひかない、というかそういう人たちって 休まないようにできてるのよね。

しかも、今日の給食は卒業お祝いでケーキ。冷凍ケーキだからお休みのお子様に届けられないので 来てるお子様で処分。6個のケーキ争奪戦だ!!
お代わりができなかったお子様に「残念だったね、一個しか食べれなくて」と、声をかけている お子様もいたが、一個食べられるだけでも上等だ。休んだお子様は食べられないのだから。

明日は4時間で終わりだし、あさってとその次は連休だしね。ちゃんと治してね。金曜日は お別れ会だよ。


3月16日 パソコン

今日の総合は、パソコン。ウィンドウズ95なんだが・・・2,3人で1台だ。
結構、おうちでやってるお子様も多く、手順を示したら、「家のと同じだ」と申して おりました。
画面を表示したら、デスクトップに出ているファイル数が少ないので
「うわ〜、少ない。家のはゲームがたくさん入ってるよ」
そんなに入らないんだってば。
今日はマウス練習と言うことで、マウスを使ったゲーム。
クリック、ダブルクリック、ドラッグ&ドロップ、右クリックのそれぞれを使ったゲーム。
さらにそれぞれのゲームに初級、中級、上級がある。
さすが、ゲーム慣れしているお子様たち、初級は楽勝。中級もけっこういける。
パーフェクトが出ると大喜び。しかし!上級はスピードも速く、てこずっていた。
でも、普通のゲームだってそんなに楽勝じゃ、おもしろくないよね。
今年の割り当てはあと1時間。とても楽しみなようです。


3月15日 お子様の成長

今日はリコーダーのテスト。課題曲は「パフ」
合奏の練習を始めて、何度となく発表を重ねてきたお子様たち。
今日一人ずつの演奏を聞かせてもらった。
春にはリコーダーの「リ」の字も知らないようなお子様たち。タンギングってなに? どうやるの?の世界から、こうやって1曲吹けるようになったなあと感心した。
しかも、ほとんどのお子様がタンギングをマスターしていて担任としてはうれしい限りである。
春の暖かさの感じられる教室で学級おさめの雰囲気を味わい、ちょっと感傷的になるわたくしで ありました。


3月14日 三度目の浮気?

Tくんが話し掛けてきた。
「ねえねえ、『三度目の浮気』って知ってる?」
「は?なにそれ?」
「『馬鹿言ってんじゃないよ〜♪』って歌があるじゃん」
「それは『三目の浮気』でしょ」
と言ったにもかかわらず、Tくんは
「三目〜の浮気ぐら〜い大目に見てよ♪」
と歌っている。そんなに浮気をするやつなんか要らんぞ。

夜更かし

ビデオでキョンシーを見てからはまっているKくん。
「僕ねえ、キョンシーに会ったことがあるんよ」
「どこでさ?」
「TVで」
「そりゃあ、会ったとは言わんじゃろ。キョンシーはKくんを見てないんじゃから」
ちょっと意地になったらしい。
「いんや、TVから出てきたんちゃ」
「じゃ、今度出てきたら連れてきてよ」
「僕にしか見えんけえ、だめ」
「そんなことあるん?」
「TVの平成夫婦茶碗と一緒っちゃ」
それって、夜10時からじゃあ?
「何でそんな時間に起きてるんよ?」
「寝れないんちゃ。俺ねえ、夜中の2時とかでも起きてることあるんちゃ」
「そんなんじゃ大きくなれないよ?」
「別にええもん、そんでね、夜中に将棋をするんちゃ」
「だれと?」
「父さんと。父さん起こしてねえ」
「そんな、仕事で疲れてるのにかわいそうじゃん」
「将棋ならええんて」
ほんまかいな。


3月13日 意外な一面

今日は算数のテスト。まとめのテストだ。最近やってない割り算も必死で思い出してくれたまえ。
みんな一生懸命テストに向かい、鉛筆の音だけが響く・・・・と、小さいながらも、
フンフン〜〜♪
と鼻歌が聞こえてくる。ぱっと見回したが分からない。まだ続いている。
「だれ?歌、歌ってんのは?黙ってやって」
というと、Sくんが「ぼくでした」と自己申告。

まじめでしっかりしているとみんなからも一目置かれているSくん。と書くと、今まで登場した S君のことではない。多分初登場。
なんでも一生懸命取り組む本当にいいお子様である。
へえ、S君でも鼻歌なんか歌っちゃったりするのね。といっても、テスト中に出るとは、よほど楽勝と見た。
果たして、実際は・・・やはり100点であった。すごい。

給食のとき、ぼちぼちごちそうさまなのに、ビニールごみをまだ持っているお子様がいたので、集めて 回っていた。Hくんの前に来て、入れるように袋を向けたが、おしゃべりに夢中で気付かない。
「H君、入れて。入れないんなら、この(ごみの入っている)袋、プレゼントしちゃうよ」
と言ったら、あわてて「いやだ、いらん」とごみを入れた。
すると、Hくんの前に座っていたS君が牛乳を噴出しそうになった。
「なに?どしたの?」
「いや、そんなものプレゼントされても・・・」
どうやら、H君との会話に受けていたらしい。そうか、こういうのも好きなのね、Sくん。


3月12日 マンゴスチン

なんと、給食にマンゴスチンが出た。冷凍ものだけど。
マンゴスチン味のキャンディーとかなら食べたことはあるが、実物を見るのも食べるのも初めて だ。もちろんお子様もそうである。
「これなに?」
「マンゴスチンっていうんだって」
「見たことないよ]
「そりゃあ、高級品だから」
「どうやって食べるん?」
「スプーンでほじくればいいんじゃないの?」
食べてみると、ほのかな甘味と酸味が。でも、他のおかずの味が濃かったのでよく分からない、 と言うのが実情であった。しかし、中にはお口に合わないお子様もいるようだ。
「うええ、まずぅ」
「高級品が似合わないんじゃねえ」
「おいしいよ、どこに売ってるん?」
「高級な果物屋さん」
「ええ?Fには売ってないよ」
「そりゃあ、そこが高級じゃないから」

マンゴスチン一つで盛り上がる話題。そして、その固い皮と大きな種が珍しかったのか、持って 帰りたいと言うお子様も。許可はしたけれど、きっとおうちでは、(また変なもの持って帰って)と 言われてるのではなかろうか。でも、そんなものが宝物だったりするのよね。


3月11日 律儀なやつ・・・

教室に行くと、Tくんが
「ぼくねえ、きのうねえ、日ハムのオープン戦見に行ってねえ、ホテルが選手と同じだった からねえ、・・・・・・」
と言ってきたもんだから、
「よかったねえ。でも、先生なんか長嶋茂雄に会っちゃったもんねえ」
と言ってやったら、大騒ぎになった。ちょっと自慢。(^^ゞ

さて、今日は音楽のテスト。聞き取りのテストはCDを使って行われる。
CDから音楽が流れてくる・・・・♪
「みなさん、今から学年末の聞き取りテストを行います。・・・・」
アナウンスが流れながら、問題が始まる。
「・・・・・・・・と思うものを選んで□に番号を書きましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・□に番号を書きました か?」
「はい」・・・・ってCD相手に答えてもどうかと思うが、律儀なやつらめ。かわいいじゃないか。


3月8日 6年生を送る会

いよいよ6年生を送る会当日です。
ひそかに練習してきた成果を感謝の気持ちをこめて送ります。
1年生は1年生を迎える会でもらったメダルのお返しにメダルを贈りました。そして、6年生と 握手。その小さい手に6年生は何を思ったでしょう。
2年生からは校歌。卒業したらもうめったに歌うことのない歌。でも、この学校にいたという証の歌。
そして3年生からは歌と劇を。そして最後にエールを。
4年生からも歌を。5年生からは「生きる]という詩の群読を。
練習期間なんてそんなにないのに、どの学年もよくやっている。特に3年生なんか今週イベント 目白押しで練習の時間がほとんどなかった。本当にお子様ってすごいよね。
例の委員会からのクイズも無事終了しました。お子様たちもあまりに盛り上がったので味をしめた ようです。でも、本来の仕事はこれ系じゃないのよね。
思い出のスライドショーもあって、6年生によい思い出作りができたと思います。


3月7日 お話動物園

国語の最終単元の名前である。ここの教科書は3年生にやたら動物の話を載せていたと 思ったら、こんな仕組みになっていた。(去年もやったけど)
で、どんな形で発表したいかといったら、「お話を作る」「詩を作る]「劇をする」「人形劇をする」 というグループになった。

劇グループは10人でひとつ。「さるかに合戦」がやりたいらしい。
ところが、牛のフン役がいない。(そりゃあんまりやりたくないかも)
すると、お子様が「先生、牛のフン役のやりたい人いないから、バナナの皮に変えてもいい?」
まあ、しょうがないか。

お話を書きたいといったSくんはなんだかもう書きたくて仕方がないらしい。
「あのねえ、SとTのゆかいなぼうけん、という話を書くけえ」
と画用紙にどんどん書き始めた。途中で、題が変わっていた。
「題はどうしたん?」
「うんとねえ、ちょっと変えるんちゃ。SとTの感動の出会いにするけえ」
黙々と書いている。3枚書いたところで、
「ねえねえ、読んでみて」の催促。ちょっと忙しかったので、後で読んで置くと言っておいた。
実際読んでみたのだが、結構笑える。でも、話はまだ序盤なのだ。お話ができたらここに発表するかも。


3月6日 G先生との交流会

アメリカ人のG先生がやってきた。お子様たちはドキドキしている。
教室に来られたとき、あまりの大きさに驚いていた。
直前まで6年生を送る会のために練習をしていたので、ついでに合奏を聞いていただくことにした。
「パフ」(Puff - the Magic Dragon)原題知っててよかった〜
そのあと自己紹介をしよう、と言って一人ずつG先生と自己紹介。
"I'm G. Nice to meet you."と言ってくださる。TVのえいごリアンで自己紹介の仕方は知っていたものの いざ、外国人に面と向かうとなるとなかなか言えないみたい。
英会話を習っているTくんは自信満々に名前と、得意なことや年などを言っていたけど、G先生の目を 見てはいない。後で聞いたら、「だって、こわいじゃん」ですって。ただ言えるだけじゃコミュニケーション とは言えないが。
もう一人のTくんやYくんは、「え、どうするん?え、できんよ」と引いていたが、何とか手を引いて 「あいむ、Y。ないすとぅーみーちゅー」と言って、握手することができた。

その後は質問コーナー。お子様は日本語で質問する。G先生は日本語は分かるが答えは英語。 「身長は何cmですか?」"A hundred and eighty-three"「えっと、ひゃく、はちじゅう・・・さん?えっ、183cm?」 お子様は数字が分かるらしい。すごいぞ。分からないお子様も分かる人が叫んでくれるので理解している ようだ。
お子様は容赦ない。年、靴の大きさ、体重、好きな色、好きな科目、好きな動物、好きな曲、好きな芸能人、 など聞きまくった。日本語で。でも、返ってくる英語の単語も結構分かるようだ。

最後に英語の遊び歌にあわせてダンス。アブラハムみたいでおもしろかったよ。そのあとはサイン攻め。 そのうち、Sくんが昨日のお年寄りの方との交流で使った顔写真入の名札をあげたい、と言い出して、さらに 名札攻め。(使いまわしやん)

初めは緊張気味のお子様も最後にはエキサイトしてました。

G先生曰く、10年前の中1のお子様と、今の小1のお子様の単語力はほぼ同じだそうです。 お子様はすごいねえ。


3月5日 手加減無用

今日は交流会。あいにくの雨の中、お子様たちと出かけた。
前半はお子様たちの発表。劇あり、合奏あり、歌あり。
お年寄りの方々もハンドベル演奏を披露。

そのあと、グループに分かれてフリータイム。今回は教員も輪の中に加わり一緒に活動。
わたしは自分のクラスのトランプチーム。お年寄りの方は2名。
8人で神経衰弱をすることになった。
なかなかカードを返せないおばあさんのカードをさっと手を出して返しているNくん、Sくん。 なかなかいいんじゃない?
そんなこんなでやっていると、ちょうどわたしの前でカードのありかがわかることが多く、 (お子様が単にまちがえてるだけ、という話もあるが)「いただき!」と言って、取っていると、
「もう、先生、大人なんじゃけーさー」
「少しは遠慮したら?」
「大人気ないんじゃない?」
などとお子様に言われた。
いいや、ちがう!こんなことで手加減は必要ない!自力で勝てるようになったときこそ 喜びは大きいぞ。と思うがどうか・・・?


3月4日 何歳と何年

お年寄りと交流しているのはうちだけじゃない。隣の学校も交流している。しかも6年。
お年寄りの方のお世話をしていらっしゃる方は同じなので、様子の違いに驚かれたようだ。
と言う話をお子様にした。
「まあ、みんなも6年生のようになれ、とは言わないしなれないだろうけど、そのぐらいのつもりで やってみてね。3歳しか違わないんだから。やってみれば近づけるかもよ」
Tくんはピンとこなかったらしい。
「はあ?3歳〜?」
「そうじゃろ?あんたらあも、あと3年たったら6年生じゃろ?Tくんはならんのん?」
3年と聞いたら分かったようだ。3歳ったって、3歳児のことじゃないんだし。
わたしは畳み掛けるように、
「1年で1歳年をとるんだからそうなるでしょう?」
と言ったら、Tくんはさらに
「誕生日って年に一回しかないんけえ?」
と言った。いくらなんでも3年生の発言とは思えん・・・・

さて、ここに何度も登場しているSくんやTくんは同一人物ではありません。頭文字だけですからね。
わがクラスにTくんも、Sくんも4にんずついます。
さて、どのTくんとTくんが同じ人でしょうね?


3月2日 足跡?

今日はうちのクラスの話じゃないんだけど・・・
お子様たちが帰ってから、職員室に戻ろうとして、歩いているとき・・・
黒い点々がずっと階段についている・・・・
どうやら墨のようだ・・・
その点々の大きさは直径2cmくらい。ひたすら、ずーーーーっとついている。
1階まで階段を下り、昇降口を通り過ぎてもついている。
とうとう職員室の入り口まで続いていた。
今日、習字をしていたのは4年2組。
はじめは、足の親指についた墨がついたのかと思ったが、3階から1階までつき続けるのは 無理がある。きっと犯人(?)は、靴下でうろついていたに違いない。
そして、誰かのこぼした墨を運悪く踏んづけたのだ。
そして、何か用事があって、職員室まで立ち寄り、その後、下駄箱まで言って靴を履いたのだ。

途中、曲がりくねっていたり、階段では均等でなかったことから、何段かとばしたり、飛び降り たりしたことがうかがえる。
そこまで墨がつき続けるってそうとうしみこんでいたことが予想されるが、気持ち悪くなかったんだろうか・・・?


3月1日 体重のかけ方

もう3月だ。早いなあ。そろそろまとめに入るとともに、教室の中のあれこれも片付け始め なければ・・・・ということで、今日は今までにかいた絵の整理。
絵を折る、っていうのは始めは結構抵抗があったんだけど、でも、持って帰った絵をどのくらい 保存してくれるのかはなぞである。もちろん、展覧会に入賞したような絵なら別だろうが。
ということで、現在は絵を貼り合わせて本のようにして整理している。
今日は、1枚1枚絵を折って、向きを合わせてのりで貼り合わせる作業。
画用紙だから、厚いのよね。貼ったつもりでも浮いてきちゃったりして・・・
見ていると、Tくんは机の上に置いた絵の上に座って、おしりをリズミカルに浮かせながら プレスしていた。こっちには背中を向けて座っているから、見られていることに気付いていない。
あまりにかわいいのでにやにやしていたら、Fくんが気付いて、
「なに笑っとん?」
視線を向けた時には、Tくんの糊付けは終わっていた・・・