Harry Potter's Room

ゲーム優勝者映画出演の体験談を語る!

6月9日付日付Daily Prophet掲載の記事を訳したものです。

僕らの体験を語る時間をくださってありがとうございます。僕は、ロンドンに着いた瞬間のことや、撮影の間のこと、僕たちが見たものすべての体験を書こうと思っていました。質問がとても多かったけど、どれももらさずに答えようと思いました。

まず最初に言わなくちゃいけないことは、ワーナー・ブラザーズ社は僕らの家族に、旅の間中ずっとよくしてくださいました。それは信じられない体験でした。つまり、恐ろしいくらいすばらしかった、ってことです

僕らがロンドンに着いたら、車が来て、ホテルに連れて行ってくれました。とっても素敵でした。まさにロンドンのど真ん中でした。僕らは最初の1日はその地域になじむように過ごしました。次の朝に撮影スタジオに連れて行ってくれる車が来るので、度を越したくない、と思ったからです。

スタジオには9時ごろ着きました。同じ時間に少なくとも地方の劇団の子供が少なくとも50人くらいいましたが、彼らは何をすべきかちゃんと知っているようでした。彼らは「エキストラ」で、ホグワーツの生徒を演じるのです!すべての子供たちのために用意してある場所に入ったときは、わくわくしました。ちょうど左には、お知らせがいくつかの柱に貼ってありました。それぞれのお知らせにはホグワーツの寮紋章がついていて、エキストラの人たちはスタジオに行く前に、その後ろに並んでいました。テレビとテーブルがあって、その上には、スナックからちゃんとした食事までがそろい、1日中飲んだり食べたりできそうでした。

僕らは、僕らの滞在の責任者であるスタジオの代表者に会いました。名前はエイミーと言って、一緒にいるのがとても楽しい人でした。子供たちはみんなおしゃべりしていて、僕は映画に出るために寮の制服に着替えました。どの寮に入りたいかって聞いてきたから、「グリフィンドールだよ!」って言いました。子供たちはみんな、撮影がないときは学校に行かなくちゃいけなかったみたいですが、僕はイギリス出身ではないので、行きませんでした。

僕が出る予定のシーンが期待を乗せて刻一刻と近づいてきます。待ちきれないくらいでした!僕はずっと映画に出たかったんです。エイミーは僕たちを連れて、スタジオ全体の見学をさせてくれました。びっくりするほどすごかったです。僕らはハリー・ポッターの映画に出てくるすべてのセットを訪れました。ナイト・バスのシーンを含め、いくつかのシーンを撮影するところを見たし、ホグスミードの村を歩き、ハニーデュークのお菓子屋さんに入りました。僕たちは、クィディッチの試合を撮影するところまで見たんです!また、暴れ柳の下のトンネルもくぐりましたし、ホグワーツもあちこち見ました。保健室や、ダンブルドアの校長室さえも。本当にすごかったです。

僕のシーンを撮影する時間が来て、僕たち子供はみんなサウンドスタジオに連れて行かれました。僕たちはそこで初めて大広間を見たんです。すっごい大きかった!不意に僕たちは一緒に撮影する人たちを見ました。ダニエル、エマ、ルパート、トム、マシュー(シーッ!)、ブレンソン、クラッベ、ゴイル、それにネビル。ダニエルは僕たちが大広間の階段に座っているときにこっちに向かってきたんだ。僕は彼に紹介されて、いくつかある大きなテーブルのうちの一つの端っこに二人で一緒に座ったんだ。ハリー・ポッターと一緒に写真を写してもらったんだ・・・僕の一番好きなキャラクターなんだ!監督が入ってくると、僕らが見ている中で、映画スターたちは、何回かリハーサルをしていた。エキストラたちはみんな外のベンチに座ってシーンが来るまで待っていた。5,6回リハーサルをした後、カメラのアングルが変わって、僕らのシーンの番になった。

そのシーンはこうです。大広間で生徒たちはみんな宿題をするか、くつろいでいた。(ここはちょうどトム「マルフォイ」が、ハグリッドの授業でヒポグリフにやられた直後です)僕はダニエルとエマがほかのグリフィンドールの1年生とゲームをしているところから2つ3つ下がった席に座っています。みんなそれぞれのことをしていると、オリバー・ウッドが大広間に駆け込んできて、シリウスが目撃された、といいます。ネビルは日刊預言者新聞をテーブルの上に置きます。生徒たちがみんな何が起こっているのか見ようと集まってきます。それは本当にわくわくすることで、監督が撮りたいシーンができるまで2日もかかったんだ。45テイクだったと思うよ!

2日とも座って待つ時間が長かったけど、撮影にはごく普通のことです。1日目が終わった後、僕はエマ、トム、ルパートに会ったよ。彼らはおしゃべりするにはほんとに素敵な人たちで、最初は僕みたいに少し恥ずかしがってたよ。撮影の最後の日が終了した後、僕の人生で最大のびっくりすることが起きたんだ。スタジオを案内してくれたエイミーが、僕の本にすべての役者のサインをもらってきてくれてて、ダニエルと、エマ、ルパートのサインが入った映画のポスターを持ってきてくれたんだ。それに、ハリー・ポッターの帽子、ホグワーツの帽子、とかいろいろたくさんくれたんだ。僕らはサインの入ったダニエルや、エマ、ルパートの写真をもらった。さらに、大広間のテーブルの端っこにすっわって撮ったダニエルと僕の写真もね!エイミーはそれから映画で使われた動物たちを見せに連れて行ってくれたんだ。僕らはヘドウィグ、スキャバーズ、クルックシャンクス、マクゴナガル先生が変身する猫、ファングに会ったよ。ファングはたくさんよだれを出してたけど、とても元気だったよ。彼のすばらしい写真もいくつかもらった。

ロンドンでの最後の4日間を通して、僕たちがどんなにすばらしい時を過ごしたかということを想像したり、そしてそこらじゅうがすばらしい映画のセットになっていたという体験に勝る体験をしたりするのは難しいと思うよ。バッキンガム宮殿やロンドン塔にも行ったし、ロンドン橋では、デヴィッド・ブレインが箱に入って、川の上につるされているのを見たよ。マダム・タッソーの蝋人形館やセント・ポール教会、ビッグ・ベンにも行って、ボートに乗って川くだりもした。僕が見た中でお気に入りの二つは、ロンドン・アイとストーン・ヘンジさ。本当に見たかったんだよ。間近で見たり、その周りを歩き回れるのってほんとにすごかったよ。

その次の日は、12時間のフライトと3時間車に乗って家に着いた。僕の人生の中で最高の時間だったよ。これがすんでしまって、僕は何をしたくなったと思う?僕は役者になる、ということに夢中になってるよ。