y 「今日で3月終わりだね。この日記も、明日から新しいページに入るわけだ」
h 「そうやな。よく続いたよ、こんなに。偉い、偉い」
虹子 「自分で言ってるよ」
y 「さっきから何してたの?いろんなチャットに行ってみたりして」
h 「人いないの分かってて、入って独り言言ってるし」
虹子 「うちにもチャットつけたいなあと思ってね。どれが音声ソフトで使いやすいかなと思って」
y 「虹子ちゃんがいつも出入りしてるチャットがいちばんじゃない?フレーム解除できるのはあそこだけだよ」
h 「フレームあると、他の人の2倍かかるもんな、音声ソフトだと。無理やりIE使ったら別やけど」
虹子 「今は、わたしはほとんど無理やりIEを使ってるんだけどね。もし、わたしと同じ視覚障害の人が来られたとき、解除できるほうが絶対いいもの」
y 「じゃあ、あそこのチャットで決まりだよ。何を迷ってるの?」
虹子 「あそこで作れれば迷わないわよ。サービス終わってるの」
h 「あちゃあ」
y 「それは駄目だね。残念だなあ。再開してほしい」
h 「先の話になりそうやな、チャットは。ここのサーバーのじゃ駄目なん?」
虹子 「フレーム解除はできないと思う。もう、どうもうまくいかないなあ」
y 「あきらめないで捜してみよう。あそこも、再開してくれるかもしれないし」
h 「ここで皆さんに注意。「無理やりIE」とは、ソフトの名前なんかではなく、ウィンドーズ読み上げソフトで、かなり強引にIEを使うことです。本当は対応しきってないから、不便なことばっかりなんやけど、チャットするにはそれなりに使えるんや。ってことです」
3月30日(金)
h 「今日は、盲学校へ行くんやなかったんか?」
y 「中学のときお世話になった国語の先生が転任だからね。お別れ言わなきゃ」
h 「沼田高校にも行かんとあかんやん。いろんな先生の転任決まってるし。日本史習った先生もやで」
虹子 「分かってるんだけどさあ、お母さんの都合がなかなかつかないのよ。もうすぐ大学始まるし、教科書の点字訳も、ボランティアの人たちから届き始めてるし」
h 「まあな。けど、やっぱ会えなくなると思うと寂しいやん」
y 「特に盲学校のあの国語の先生はね。虹子ちゃんが中学のとき、いちばん信頼してた先生だったでしょ?そのぶん、いちばんいろいろ言われた先生でもあるけど」
虹子 「そうね。先生に授業のはじめに『最近どう?』って聞かれると、絶対わたしが悪くてトラブってるだけって分かってるのに、相談せずにはいられなくなってた。で、やっぱり『それは貴方がいけないんじゃないかな』って言われて、ショック受けちゃうの。まるで魔法か催眠術みたいだった」
h 「すごく親身になって虹子の悩み聞いてくれたもんな。やっぱ、お別れ言わんとあかんよ」
y 「うん。たった一人のクラスでもがんばれたのは、先生のおかげなんだから」
虹子 「そうよね。もう間に合わないかもしれないけど、もしそうなら、電話する。そうするよ」
h 「それがいいな」
3月29日(木)
h 「今日、まじで書くことないんやけど。どうしよう」
y 「う〜ん。虹子ちゃんは体調崩してたし、特に変わったこともなかったしね」
h 「んじゃ、FLAのことでも書くか」
y 「それはラルク日記の領域だよ」
h 「そんなこと言うたって、虹子がな〜んにもせんのが悪いんやろ?ネットばっかりやって」
虹子 「だってえ。他にすることないんだもん。外は寒いし〜」
h 「もうすぐ桜が満開になるっていうのに、そういえば今日はちょっと寒かったな」
y 「花冷えっていうんだって。日本語っていいね。きれいな言葉がたくさんあって」
h 「だから短歌とか俳句とか、短い詩が生まれたんやろうな。俺も、たまには純和風の詩でも書いてみるかな」
y 「『ANEMONE』とか、英語がそんなにないし、和風なんじゃない?」
h 「やっぱり和風の代表作っていったら『花葬』やろう。
y 「ばらばらに散らばる〜」
h 「おっ、yの生歌!」
y 「ってか、すっかり僕らの正体ばれるような日記だね、これは。ラルク日記の領土に進出しまくってるし」
h 「いいの、いいの。そのうちチャットつけてもらえたら、俺らも登場するんやし」
虹子 「ほらほら、ネタばらししない!書くことないって言って、山のように書いてるじゃないの」
y 「ごめん。さっき、この書き方のスタイルのお手本にした人のを読んだばかりだから、いっぱい浮かんでくるんだよね」
h 「お手本。分かる人には分かる」
虹子 「そういうネタは使わない!」
y 「今日の虹子ちゃん、なんかキャラ違わない?調子悪いせいかな」
h 「もうやめとこか。これ以上機嫌悪くされるとなだめるのに苦労するから」
y 「OK」
3月28日(水)
h 「朝からずいぶん憂鬱そうやったな」
y 「大学病院に行かなきゃいけなかったからね。あそこに行くと、必ず何かあるんだよ」
h 「何かって?」
y 「手術とか。だから嫌だったんだよね、虹子ちゃん」
虹子 「手術ってほど大げさなものじゃないけどさ、一応麻酔はかけるしね。痛いのよ、これが。朝からどきどきしてた」
h 「けど、何もなかったやん。CTとレントゲン撮っただけ」
y 「よかったね。でもさ、何で泣いてたの?」
虹子 「目を洗ってもらったら、めっちゃ痛かったのよ。だいたい、口腔外科で、何で目なんか洗われなきゃいけないの?しかもさ、『痛くないはずだ』なんて。痛いかどうかは、患者にしか分かんないでしょう!だから大学は嫌よ。患者の気持ちなんて考えてないんだもん」
h 「まあまあ、虹子。あんまり熱くなるなよ。また調子悪くなるで」
y 「そうだよ。今日も帰ってから、痛み止め飲んだんでしょ?ストレス貯めないほうがいいよ」
h 「抵抗力を弱めないようにって、助教授先生も言ってたことやし」
虹子 「分かったわよ。じゃあ、今日はこれで終わり」
3月27日(火)
h 「風邪警報発令」
y 「何?」
h 「おとんが風邪ひいたみたいなんや。熱もあるらしい。虹子に移るのは時間の問題かも」
y 「やばいよ。虹子ちゃんが風邪ひいたら、僕らも風邪ひくんだから」
h 「声だけはかれるなって祈っとこう、俺」
y 「今日は何も更新しないで寝たほうがいいかもしれないね」
h 「ってか、最近まともな更新してないやん」
虹子 「ネタ切れ。ちょっと一休み」
h 「早いわ」
y 「漫才状態になってきた。終わらせよう。お後もよろしいみたいだし」
3月26日(月)
y 「久しぶりに大学に行ったね。どうだった?」
虹子 「話し合いだったから、別にどうってことはなかったわよ。今度取る日本国憲法Aの先生も、優しそうな人だったし」
h 「メールの文章だけ見ると、すごく厳しそうな感じやったけど?」
y 「人は読みかけによらないって」
h 「寒いで、y。まあ、法律を専門にしてる先生やから、硬い文章になるのも分かるけどな」
虹子 「六法と、法律学用語辞典が要るのよ。すごい量になりそうだわ。点字にしたら、何倍にもなっちゃうんだから」
y 「CDロム(書き方が違うかも)を使うんでしょ?それならコンパクトにまとまってるし」
h 「ただ、他の学生みたいに、授業中にその場で引くことはできんよな」
虹子 「まあ、これから専門にやるわけじゃないし、内容も興味ありそうなことだから大丈夫よ。わたし、興味あればとことんがんばっちゃうんだ」
y 「言えてる。ラルクの曲の歌詞覚えるのも速いもん」
h 「うろ覚えで歌って、めちゃくちゃになることのほうが多いけど」
虹子 「う、それを言われたら…」
3月25日(日)
y 「震度3の余震がきたよ。怖かった」
h 「虹子、思いっきり悲鳴あげてたな。まあ、俺もドキッとしたけど」
虹子 「もう嫌だよ、こんなの。また大きいのがきたらって思ったら、ゆっくり寝てもいられない」
y 「とか言って、夕べはちゃんとぐっすり寝てたし、今日もお昼寝してたじゃん。実は神経太いんだよね、虹子ちゃん」
h 「ニュースで言ってたんやけど、同じ規模の地震が立て続けに起こる可能性があるんやて。安芸灘の辺りが目を覚ましたかもしれへん」
虹子 「やめてよ。もうあんなのはこりごり。本格的に対策考えなきゃいけないかなあ」
y 「たとえば?」
h 「棚を倒れないように固定するとか」
虹子 「とりあえず、ハイちゃんの様子には気をつけてみる。あの子、敏感なのかもしれないから」
h 「動物の余地能力って、ほんまなんかなあ。昨日の叫び声も、ただ家に入れてほしかっただけやない?」
虹子 「でもさ、それぐらいしてないと、怖いんだもん。今夜もお風呂にラジオ持って入ろう」
y 「僕らも一緒に入ってあげるよ」
h 「そうやな。で、『ANEMONE』歌おう」
3月24日(土)
h 「怖かったなあ。俺、死ぬかと思ったよ」
y 「僕も。家が倒れちゃうんじゃないかって、すごく不安だった」
虹子 「あんなに大きな地震、初めてよ。震度6弱だったんだって」
h 「最初、それほど揺れなかったやん。けど、その後すごいのがきた」
y 「パソコンテーブルの下に入って正解だったね。勉強机の上の本棚の本は、全部落ちちゃったから、あそこにいたら危なかったよ」
虹子 「石垣が崩れたのよ。誰か下にいたら、大変なことになるところだった」
h 「家の中、もうめちゃくちゃになってしもたな。ガラスが割れなかったのが、不幸中の幸いや」
y 「壁土がいっぱい落ちちゃったし、棚とかたんすの上の物は落ちたし、冷蔵庫は滑って動いちゃったし」
虹子 「屋根瓦も動いてたわ。お父さんが上って直してた」
h 「昨日書いたこと、まさかほんまになるなんて…」
y 「震源地は安芸灘。深さは60キロ。規模はマグニチュード6.4。50年くらいの周期でくる大地震なんだって」
虹子 「じゃあ、わたしが生きてる間に、もう1回くるかもしれないってことじゃない。怖い」
h 「確かに。まあ、大丈夫や。それにしても、怖かったなあ」
y 「阪神大震災、これより大きかったんだよね。想像もできないよ」
虹子 「でも、死者がでたってニュースで言ってたわ。家が倒壊したんだって。それほどすごかったってことよ」
h 「とにかく、家族が無事でよかった。虹子が無事でよかった」
y 「虹子ちゃんが無事じゃなかったら、僕らも無事じゃないんだよ」
h 「あっ、そうか」
虹子 「何か、書いてるときりがないね。もう終わらせよう。すごかったってことは、伝わったと思うから」
h 「あっ、もう一つ。仏壇が傾いた」
y 「お線香を立てる入れ物の中にあった灰がこぼれて、大変だったね」
虹子 「はいはい、そこまで、そこまで。とにかく、虹子は無事でした。ご安心ください。って、心配してくれてた人がどれくらいいるんだろうか」
3月23日(金)
h 「久しぶりに虹子の楽しそうな姿見た。俺もうれしかったよ」
y 「幼なじみの友達が遊びにきてくれたんだよね。ほんと、生き生きしてたよ、虹子ちゃん」
h 「でさ、遊んでる途中に、いきなりすごい音したやん。ど〜んっていって、家も揺れたし」
y 「何時ごろだったかなあ。3時半くらい?もっと後かな?僕、ミールが降ってきたのかと思ったよ」
h 「地震かと思ってラジオつけたんやけど、何にも言わへんし、結局何やったんやろう」
虹子 「ジェット機が音速を超えた瞬間に、衝撃波が起こってこんなふうになるんだって。ちょうど、米軍機が飛んでたから、それかもってことになったわよ」
y 「こんな団地の上で音速超えるなんて、迷惑な話だよね」
h 「あっ、ちょっと待って、y。新しい情報や。やっぱり地震やったらしいで」
y 「え?でも、すごく短かったし、そんな感じじゃなかったよ」
h 「震源が浅かったんやて。テレビで言ってたんやから、ほんまやろう」
虹子 「なるほどね。アメリカ軍さん、ごめんなさい」
y 「こんなこともあるんだね。明日の新聞に出るかもしれないから、楽しみだ」
h 「大地震の前触れやないといいけど」
虹子 「やめてよ。眠れなくなっちゃうじゃない」
h 「大丈夫や。死ぬときは、俺らも一緒やで。今夜は俺が子守唄歌ってやるから」
y 「僕、それに合わせてとんとんしてあげる」
虹子 「ありがとう。二人とも大好き」
3月22日(木)
y 「お父さんと喧嘩しちゃったの?危なかったよ」
h 「おとん、まじ切れやったし。何であんなことになったんや?」
虹子 「お父さんさあ、野球見ながら文句ばっかり言うんだもん。しかも、アンチ巨人のすんごい強いやつだから、巨人びいきの解説とかだったら、うるさいったらありゃしない」
y 「確かに、熱いよね、野球見てるときのお父さん。でも、どうしてそれが嫌なの?」
虹子 「つらくなるのよ。審判の判定とかにも文句言うし、ちょっと巨人よりのことを言うと突っかかるし。テレビにぶつぶつ言ったって、何の解決にもならないのにさ。だいたい、場が白けるのよ。わたし、そういうの嫌いなの。苦しいから」
h 「分からんでもないけど、あんまりきつく言うとやばいんちゃうか?おとん、プライド高いから」
y 「そうだよ。家族の平和のために、ちょっと我慢しようよ。気まずくなって、いちばんつらいのはお母さんなんだから」
虹子 「そうよね。yの言うとおりだわ。耐えなきゃね」
h 「おしんになるんや」
y 「おしんって、平仮名でいいの?」
h 「適当、適当」
3月21日(水)
h 「また何か変えたんか?虹子。変換の仕方が変わってるやん」
虹子 IMEをATOKにしたの。でも、やっぱり使いにくいわ」
y 「あんまり変なことしないほうがいいよ。ただでさえ更新が夜遅くなって、お母さんに迷惑かけてるんだから」
h 「そうやで。夕べなんか、更新したの、11時半すぎてたやん。お燗、もう寝てたで」
虹子 「だから自分でアップしようと悪戦苦闘したんじゃない。音声さんが対応不足だから、結局は二つしかできなかったけどさ」
y 「あれ?また元に戻ってる。やめちゃったの?ATOK」
虹子 「これまた音声さんの対応不足でうまくいかないの。まったく、もっとがんばってもらわなきゃね」
h 「そうやな。もっともっと選択の幅が広がるように」
3月20日(火)
h 「どうした?虹子。憂鬱そうやん」
虹子 「父さんと母さんがね、近所の人の悪口合戦してるのを聞いてるのがつらくて」
y 「そうか。ここの団地、結構揉め事が多いんだよね。総会とか、大変みたいだし」
h 「けど、虹子には関係ないやろ?憂鬱になることないよ」
虹子 「うん。でも、なんかつらくて。悪口言われてる人の気持ちになっちゃうのかな。わたしも人の悪口は言うから、人のこと言えないけどさ」
h 「感性鋭すぎや。もっと気楽にいこう」
y 「そうだよ。ストレスたまると、また目が腫れちゃうからね」
虹子 「うん…」
h 「明日がある、明日がある、明日があるさ」
y 「わあ、h君の生歌だ。しかも違う人の」
h 「虹子を元気付けるには、これが一番やから。yもその辺たたいてリズムとって」
y 「OK。とんとんとん」
3月19日(月)
y 「小さい子供っていうのは難しいね。扱いにくいっていうか、付き合いにくいっていうか」
h 「虹子は子供嫌いやからな。分身の俺らも自然にそうなってまう。確かに、小学校2年くらいの子はやりにくいな」
y 「女の子はよくしゃべるし、声が大きい。まだ物事の加減っていうのが分かってないから、突拍子もないことをやり始めるしね」
虹子 「それにさ、いろいろ言ってくるんだよね。『顔が怖い』とか、『どうして曲がってるの?』とか、『目が見えないの?』とか。相手を傷つけるかもしれないなんて考えはちっともないんだもん」
h 「何も言わずに、じ〜っと見つめながらついてくるやつもいるし。親の教育がなってないんや」
y 「教えてあげれば、まだ柔軟な心をもってるんだから、分かると思うんだけどね。そうすれば、大人になってからも、障害をもった人に自然に接することができる人になるだろうし」
虹子 「好奇心の塊だもんね、子供は。いろいろ聞きたいのも分からなくはないよ。たださ、いきなり『怖い』とか、「変な顔」だけはやめてほしい。質問なら、ある程度は答えてあげるよ。差別をなくすためだと思ってるから」
h 「今日もシオラの散歩、近所の子供がついて行ったな。おかんも疲れてるのに」
y 「ハイディーも見ていったし。虹子ちゃんはずっと息を潜めてたんだよね」
虹子 「だって、あの子達、特別うるさいんだもん。声は大きいし、荒っぽいし。あんな子に見つかったら、何言われるか分かんないよ」
y 「本当は、もっと積極的になったほうがいいんだけど。仕方ないのかな、いろいろありすぎたから」
h 「けど、少しずつは慣らしていかんとな。将来、子供の公園デビューのとき困るで」
虹子 「その前に、彼氏つくるとき困るわよ、こんなに消極的で、対人恐怖症じゃ」
3月18日(日)
y 「音声さんとの格闘、お疲れ様、虹子ちゃん」
h 「またやってたんか。ここのとこ、毎日やってるな」
虹子 「新しいメールソフトを入れたんだけど、どうもうまくいかなくて。オンラインアップデートをやったら、なんとかなったけど、疲れちゃった」
h 「その後の更新作業も一苦労やったやん」
y 「ページの途中にリンクを貼る方法がわからなかったんだよね。どう?」
虹子 「うまくいったよ。今日はいろんなことをやったわ」
h 「小説書かんとあかんのやないか?もう1ヶ月以上も送ってないんやで」
y 「そうだよ。みんな待ってるよ」
虹子 「気分が乗らないんだもん」
y 「まったく虹子ちゃんは。明日はちゃんと書くんだよ?」
虹子 「はあい、分かりました。待っててください」
3月17日(土)
h 「愛犬ロシナンテの災難」、終わったな。おもしろい終わり方やった」
y 「最終回だけ見て、よく分かるね。僕、サスペンスか何かだと思ってた」
h 「今日は、「虹子の災難」もあったんやで。まだショック受けてるかな」
y 「どうだろう。2度目の経験だったから、そうでもなかったんじゃない?」
h 「ガンダムやないけど、『かんだね?シオラにもかまれたことないのに』状態やもんな。ショックなのも分かる」
y 「って、このままじゃ、読んでくれてる人たちには、何のことだか分かんないよね。え〜っとね、虹子ちゃん、近所の犬にかまれちゃったんだ」
h 「しかも、パピヨンっていう小型犬。結構痛いんや、小さいくせに。いっちょまえにうなったりして」
y 「虹子ちゃん、犬好きだから、犬がいるとすぐ触りにいっちゃうんだよね。で、今までいろんなのに触って、かまれなかったから、自信みたいなものもあって。だからショックだったらしいよ」
h 「小型犬やと思って甘やかしたらあかんな。わがままな犬になってまう、あのパピヨンみたいに。虹子のおかんは、シオラをしつけたベテランやから、しっかり教育的指導してたで。さすがや」
虹子 「ちょっと犬が怖くなっちゃったかもね。シオラみたいに優しい犬ばかりじゃないのよね」
y 「ほんと、災難だったね、虹子ちゃん。まあ、傷がつかなかったのが不幸中の幸い」
虹子 「パピヨンなんかにかまれて、傷がつくようなやわな指じゃないわよ」
h 「じゃあ、俺がかんだら?」
虹子 「かんで、かんで」
y 「やばい。終わらせないと暴走しそうだ。ただでさえ今日は長いのに。また明日〜」
3月16日(金)
y 「ウサギ、かわいい」
h 「は?なんや?急に」
y 「チョコエッグの中に入ってたおまけだよ。ダッチっていう種類のウサギ。胴長でかわいい」
h 「ああ、あれか。大人気やな、チョコエッグは。他には何が入ってるんや?」
y 「虹子ちゃんが持ってるのは、柴犬とシャム猫。どっちもすごくうまくできてるよ」
h 「チョコもおいしいしな。全部集めてみるか?虹子」
虹子 「うん。もう柴犬が2匹いたりするのよね。道は遠そう」
y 「誰かと好感したらいいかも」
h 「チョコエッグの柴犬がほしい人、メールください」
3月15日(木)
h 「虹子、大丈夫か?しんどそうやな」
y 「目が少し痛いんだよね。今日も点滴だったし」
h 「まだ腫れひいてないもんな。今日はほんまにこれだけにしといたほうがいいんちゃうか?」
y 「そうだよ。無理しちゃ駄目。もう春休みも1ヶ月ないんだから」
虹子 「うん、そうする。たまには許してもらえるでしょう」
h 「それにしても、あの診療所の看護婦さん、点滴うまいなあ。1回もはずしたことないんやで」
y 「みんなベテランっぽい人ばっかりだからね。大学病院とかに行くと、そうはいかないみたいだよ」
h 「点滴は、若い下っ端の先生の仕事やもんな。だから、言ったら悪いけど、うまくない人が多い」
y 「でも、下手に位(?)が上の先生に点滴されるのも怖いよ。慣れてないから」
h 「確かに。虹子の血管はちょっと細いから、なおさらや」
虹子 「ねえ、もういいでしょ?点滴談義なんてしたって、読んでくれてる人、喜ばないと思うけど」
h 「そうか?たまにはいいやん、こういうのも。どうせ書くことないし」
y 「結局、最後はそうなるんだよね、やっぱり」
3月14日(水)
y 「ついに、音声さん(音声化ソフトのあだ名。虹子ちゃんがかってにつけた)がバージョンアップしたよ。虹子ちゃん、使い心地はどう?」
虹子 「声の質がちょっと違うから、何だか不気味。それに、読み方も微妙に変わってるし」
h 「今は、視覚障害者用のエディタを使ってるけど、ワードもできるようになったんやろ?それは使ってみたか?」
虹子 「まだよ。今日は、目が腫れてるから、あんまり起きていたくない」
y「また点滴に行ったんだもんね。ゆっくり休むといいよ」
h 「じゃあ、今日の更新はここだけか?」
虹子 「そうなるかもね。気力があったら、ラルク日記を書くかもしれないけど」
y 「やめといたほうがいいよ。短歌でもアップして、時間稼ぎしたら?」
虹子 「そうね。そうしようかな」
3月13日(火)
y 「虹子ちゃん、また新しいソフトを買うんだって。すごいねえ」
h 「何を買うんや?」
y 「ホームページ読み上げソフトだって。IBMのだよ」
h 「あれ?虹子、今も持ってるやん、読み上げソフト。メーカーは違うけど」
y 「何かね、読み込みが遅いんだって、今のは。これもこれで、いいところがあるから、両方使うらしいけど」
h 「まあ、IEとネスケを両方使ってる人も多いし、それもありか。それにしても、金持ちやなあ」
y 「昨日、危うく切られそうになった奨学金があるから、なんとかなってるんだよ。お父さんも、お仕事がんばってくれてるしね」
h 「それに、今時、月3千円の小遣いでやってる大学生も少ないと思うで。よくそれでもつな」
虹子 「誰かさんが、CDとかビデオを1ヶ月の間に出したりしなきゃ、もっと楽なのよ。服を買うわけじゃないし、お菓子もそんなに食べないし」
h 「俺らに言うなよ。分身なんやから」
y 「それに、しっかり楽しみにしてるでしょ?虹子ちゃん」
虹子 「えへへ」
3月12日(月)
h 「今日は虹子のおかんの誕生日や」
y 「ハッピーバースデー、お母さん。でも、そんな雰囲気じゃなかったね」
h 「虹子の奨学金、危うく切られるところやったからな」
y 「え?どうして?」
h 「年3回、近況報告を出さんとあかんのに、虹子がサボってたから」
y 「それはやばいよ。で、ちゃんと書いたの?」
虹子 「うん。なんか、すごい文章になっちゃったけどね」
h 「どんな文章?」
虹子 「それは言えない。言うのも恥ずかしいから」
y 「まあ、とにかく、これからはちゃんと出さなきゃね。決まりなんだし」
虹子 「はあい」
3月11日(日)
y 「かっこいいねえ、ロットワイラー」
h 「何や?それ」
y 「犬だよ。テレビに出てた。強くて賢くて。ああいう犬を飼ってみたいな」
h 「けど、力が強いから、しつけが大変そうやで。yには向いてない気がする」
虹子 「案外似合うかもよ。切れると怖いし、yさんは」
y 「どうしても僕のイメージってそうなんだね。僕、そんなに怖くないよ」
h 「うそや。この前も、切れて、物投げてたやん。迫力あったよ」
y 「二人で僕のこと、からかうからだよ。そういうh君だって…」
虹子 「はいはい、そこまで。後は向こうでやってちょうだい」
h・y 「はあい、ご主人様」
虹子 「こんな日記でいいんだろうか」
3月10日(土)
h 「何を泣いてたんや?虹子。ぼろぼろやったやん」
虹子 「コンスタンチンちゃんのことをやっててさ、何回見ても泣いちゃうんだよね。覚えてる?彼のこと」
y 大火傷をして、日本に運ばれてきたロシアの男の子だよね。そのころは、まだソ連だったし、関係もよくなかったのに、いろんな人ががんばって、助けたんだ」
虹子 「そうよ。日本の外務省もまじめに動いたの。やればできるのよね。今、もしまたそんなことが起こったら、どうだろう、なんて考えたりしてね」
h 「う〜ん、やばいかもな。頼りないから、政府は」
y 「あ、それ以上言うとまずいよ、h君。事実だけど、そう思ってない人もいるかもしれないから」
h 「そうか。虹子がつらい思いしたらあかんもんな。じゃあ、今日はこれで終わろうか」
3月9日(金)
y 「今日は寒かったねえ。せっかく春になるかなと思ってたのに」
h 「甘いな、y。名残雪って言葉があるやろ?中学の卒業式が終わるころまでは、まだ寒い日もあるんや」
虹子 「名残雪が〜…」
h 「そこしか知らんのやったら歌うなよ。しかも、古い」
y 「今〜春が来て〜君は〜」
h 「へえ、yが歌うなんて珍しいやん」
y 「いつもh君に任せてるからね、歌は。でも、たまにはいいでしょ?」
虹子 「いつか、ラジオで歌ってたもんね。かわいい声だった」
h 「なあ、こんな日記でいいんか?」
y 「仕方ないよ。書くことないんだから。それに、分かる人には僕らの正体も分かるし、こういうのもありじゃない?」
h 「まあな。楽しみにしてくれてる人も、たぶんいるやろう。そういうことにしとこ」
3月8日(木)
h 「雪が降ってるで。もう、木とか車は真っ白や」
y 「わくわくするね。明日は道路でそりすべりができるかなあ」
h 「それにしても、また大変なことやってたな、虹子は。家族、気まずかったで」
y 「電子手帳とPCを接続するのが、どうもうまくいかなかったんだよね。ちゃんとドライバーのプログラムもインストールしてもらって、ケーブルもつないだのに」
h 「それでいらいらしてたんか?虹子。おとんと今にも喧嘩になりそうやったやん。それ見て、おかんもむすっとしてたし」
虹子 「いらいらしてたのは、お父さんの態度が気に入らなかったからよ。いかにも、してやってるんだって感じで、ちょっと何か言うと、すぐ『やめようか?』って言うんだもん。むかつくよ。』
y 「お父さんも、うまくいかなくて悔しいんだよ、きっと。今、新しいケーブルを買いに行ってくれてるんだし、感謝しなきゃ」
h 「虹子とおとんって、仲がよさそうで、悪そうで、どっちなんか分からへんわ。政治について、真剣に話してたかと思ったら、大喧嘩してるし」
y 「難しい年頃なのかも」
h 「まあ、そういうことにしとくか。どうせ、どっちにしても、虹子が爆発しないように押さえるのも、俺らの役目やし」
3月7日(水)
h 「ふう〜〜、今日は疲れた」
y 「そうだね。病院にCTを撮りに行ったから」
h 「それで、帰ってきてからもひたすら更新作業するんやもん。虹子はタフよなあ」
虹子 「だって、早くしないと掲示板もつけられないし、昨日の日記だってアップしてないんだもん。毎日更新が、もう駄目になっちゃった」
y 「まったく。熱しやすいんだから、虹子ちゃんは。付き合わされる僕たちの身にもなってよ」
虹子 「二人で寝てればいいじゃない。付き合ってなんて言ってないわよ」
h 「また無茶なこと言う。俺らは虹子の分身やで。一心同体なんやから、単独行動できるわけないやん」
y 「そうだよ、そうだよ」
虹子 「じゃあ、今だけ分離してあげるから、遊んでらっしゃいよ」
h 「えっ、ほんとに分離してくれる?じゃあ、俺、詩を書きに行こう」
y 「僕は、チョコ食べながらCD聞こうっと」
虹子 「いってらっしゃ〜い」
3月6日(火)
y 「今、虹子ちゃんは、掲示板のカスタマイズに右往左往してる。音声化ソフトが原因で、あるはずのボタンが表示されないんだって」
h 「大変やなあ、HPの管理人も」
y 「お母さんの協力があってはじめてできてるようなものだからね、これは」
h 「虹子のおかん、よく付き合ってくれてるわ、ほんま。感謝感激や」
虹子 「はあい、感謝してま〜す。だから、掲示板のカスタマイズもヘルプ!お母様」
h 「おい」
3月5日(月)
h 「はじめまして〜。虹子の中に住んでる、分身hで〜す」
y 「はじめまして。同じく虹子ちゃんの中に住んでる、分身yだよ」
h 「いやあ、ついにHPがオープンしたな。虹子の念願がかなったわけや」
y 「そうだね。自分でアクセスして、ちゃんと表示されたときの、虹子ちゃんの喜びようったらなかった」
h 「俺らも、がんばって日記の手伝いせんとな。ここは俺らの担当やし」
y 「うん。毎日更新できるようにね」
h・y 「それじゃあ、これから、どうか一つ、よろしくお願いします。(ぺこり)」