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2017/08/29 更新
公益社団法人 日本柔道整復師会
第42回中国学術大会鳥取大会
日時 前夜祭 平成29年6月10日(土) 19:00 〜 20:30
学術大会 平成29年6月11日(日)  9:00 〜 15:30
会場 前夜祭 ホテルモナーク鳥取
鳥取県鳥取市永楽温泉町403
TEL 0857‐20‐0101
前夜祭風景
学術大会 鳥取市文化ホール
鳥取県鳥取市吉方温泉三丁目701番地  (鳥取市文化センター内)
   TEL 0857‐27‐5181
学術大会風景
生涯学習単位 公的学習集会 3単位 認定
8月20日発行の『日整広報Feel!Go!』に第42回中国学術大会鳥取大会の記事(野坂明典会員)が掲載されました
(下方に掲載)
開催要項 鳥取大会スケジュール 中国学術大会鳥取大会準備会

特別講演(一般公開講座)
  日時  平成29年6月11日(日) 9:10 〜
  会場  鳥取市文化ホール(鳥取市文化センター内)
  演題  『日本一になるために やるべきこと』
  講師  石浦 外喜義 (城北高等学校 校長・相撲総監督)

    ※一般公開講座ですのでお気軽に参加・聴講してください
※6月6日付日本海新聞(20面)に開催情報掲載されました
聴衆を魅了した“人づくり”の講演 『日整広報Feel!Go!』P.32 (平成29年8月20日発行)より

平成29年6月10日・11日の両日に、鳥取市内「ホテルモナーク鳥取」で中国ブロック公益社団法人鳥取県柔道整復師会の主管で開催された。
 大会には、鳥取県知事、鳥取市長や、鳥取県選出の衆参議院議員の先生始め多くの来賓お方をお招きし、工藤鉄男日整会長、松岡副会長、萩原副会長など多数の日整役員や全国の会長・役員の出席を頂き、実り多い学術大会となりました。
大会は、岡村清史鳥取県会長の開会宣言で始まり、工藤日整会長の挨拶の中で当面の課題である柔整師の機構改革に向けて厚労省と鋭意協議を続けている。管理柔整師などの制度創設による改革で社団所属の柔整師の地位向上が期待できる話があり、地方在住の会員には耳新しいものがあった。

 一般公開講座と基調講演の概略を紹介します。
【一般公開講座】
演題「日本一になるためにやるべきこと」
講師 鳥取城北高校校長 石浦外喜義
【講師略歴】
1961年石川県生まれ
体重50kgで金沢高校相撲部に入部
高校3年時インターハイ団体3位
1979年日本大学に進学
1983年鳥取国体のために鳥取県教員となる。
1986年鳥取城北高校教員に就任、指導者となる。
 鳥取城北高校に着任後、土俵のないところから相撲部を作り育て、2年目で中国大会団体初優勝、3年目にしてインターハイ初出場団体3位に入賞した。
 今までに全国大会団体優勝28回、高校横綱の田宮啓司(元大関琴光喜)、山口雅弘、佐々木耕大などを育てた。その他各種大会で活躍し全国有数の強豪校に育てることができた。「嘘のない稽古」をモットーに厳しい稽古を積んだ。当初は設備も不十分で暗くなると野球部のナイター照明を利用してグランドの片隅で稽古した思い出もあります。当初は厳しさのあまり生徒たちに相当恐れられていました。近頃は体罰は厳禁ですので、ことばでの指導に心がけています。時間もかかり手間もかかります。しかし、これにより生徒のやる気を引き出すことを重要視した稽古と変わってきました。また、生徒との関係も愛情のある指導で子供たちに親しまれる指導者になっています。さらに、それ以後の成績は以前に増して良好になっています。現代っ子の指導には厳しさだけではできないと思っています。
 さて、前述のように数多くの団体優勝をしておりますが、インターハイ地元開催での優勝についてお話します。地元開催の大会で地元の高校が優勝できていない現実がありました。昨年鳥取市で開催されたインターハイで地元優勝という初めての記録を残すことができました。予選1回戦では0対5と完敗した。それでもそのごの予選に勝って辛うじて決勝トーナメントに残りました。地元開催ということで子供たちはガチガチに固くなり日頃の力を出せなかったためです。地元の期待が逆効果となったようです。そこで地元の利で学校の土俵に帰り心を落ち着かせると共に、故障で休ませていたポイントゲッターが是非使ってくれと懇願するので不安はあったが出場することにしました。その子の心意気にチームの雰囲気ががらりと変わり、それまで全敗の主将も連勝し、地元の声援を力にして優勝することができました。この大会でチームの心をまとめ盛り上げることがいかに大切であることを痛感しました。
 いまは北海道から沖縄まで、また、鳥取県とモンゴルウランバートールの縁もあって留学生を受け入れております。早い子は市内の中学に転校して来る生徒もいますが高校生はすべて自宅で生活を共にしており、指導が行き届くと考えています。来たときは弱いけれどあきらめず稽古することで大変強くなる子もたくさんいます。現在、大相撲では大関照の富士、逸ノ城・貴ノ岩はじめ関取5名幕下以下5名、また、教員、企業等各方面で120名を超えるOBたちが頑張っていることを紹介しておきます。

【基調講演】
演題「膝疾患の診方と治療の変遷」
講師 尾崎病院院長  鱸 俊郎
「要旨」
膝の障害について診断機器の変遷と治療法の変遷についての講演。
保存療法の適用と限界について。
 ・膝の疾患のうち筋組織、関節外の靱帯。半月板の一部は保存療法で治る。
 ・関節内の靱帯、半月板の大部分は保存療法では治らない。
検査機器の変遷
 ・医師になった当時はレントゲンしかなかった。
 ・CTの出現で多くの情報を得るようになった。
 ・MRIでは軟部組織〈水素原子〉状態が把握できるようになった。
 ・これからは超音波の時代が予見される。
 ・1957年に内視鏡が発表され画期的な診断が可能となった。
膝の診断は関節鏡の歴史そのものである。
 ・現在はこれらの機器を併用することで確実診断が可能になった。
治療法の変遷の大きな変化は前十字靱帯断裂の関節鏡視下における手術が可能になったことは画期的なことである。
今でも膝の診断に於いて重要なことは、詳しい病歴聴取、五感を研ぎ澄ました理学所見がきわめて大切である。

文 野坂明典会員
公益社団法人鳥取県柔道整復師会
 〒680-0022 鳥取市西町4−210−4
          TEL 0857-22-0292
          FAX 0857-22-3303
          Mail tori-jusei@do5.enjoy.ne.jp