4月9日 広島市中区の吉島病院にて、左肩の脱きゅう癖を治すため手術
ウエスタンリーグ・試合成績
月・日 | 球場 | 対戦相手 | 出場・打席結果など(相手投手) | 打数 | 安打 | 打点 |
7・14 | 由宇 | 中日 | 7回裏2死走者無しより長崎の代打 0−2後、4連続ファールからセンター前にクリーンヒット(井本) 〔そのままサードの守備へ入る〕 9回裏1死走者無しより0−1からサードゴロ(洗平) |
2 | 1 | 0 |
7・15 | 由宇 | 中日 | 7回表の守備よりサードへ入る 7回裏1死走者無しより2−2から空振り三振(福沢) 9回裏1死走者無しより1−3からセカンドゴロ(呂) |
2 | 0 | 0 |
7・28 | 由宇 | サーパス | 6回裏2死3塁の場面で代打 2−2から足への死球(川口) |
0 | 0 | 0 |
7・29 | 由宇 | サーパス | 8回裏ブリトーの代走〔そのままファーストの守備へ〕 | 0 | 0 | 0 |
7・31 | 雁の巣 | ダイエー | 7番DH スタメン(土井)〔途中小畑に代打交代〕 | 3 | 0 | 0 |
8・5 | 北神戸 | サーパス | 長崎の代打(栗山) | 1 | 0 | 0 |
8・8 | 広島 | 阪神 | 7回裏1死走者無しより佐藤康の代打 0−1からレフト前ヒット(窪田) 〔そのままファーストの守備へ入る〕 |
1 | 1 | 0 |
8・9 | 広島 | 阪神 | 8回裏2死2・3塁より森笠の代打 1−2からセカンドゴロ(弓長) |
1 | 0 | 0 |
8・11 | 由宇 | 近鉄 | 8回裏先頭打者として広池の代打 2−2から2球ファール後、ショートのグローブをはじいてセンター前へのヒット(山本)〔そのままサードの守備へ入る〕 |
1 | 1 | 0 |
8・12 | 由宇 | 近鉄 | 7回裏先頭打者として佐竹の代打 2−0からライトフライ(古池) |
1 | 0 | 0 |
8・15 | 由宇 | ダイエー | 5回裏先頭打者として横松の代打 2−2からショートゴロ(田中総) |
1 | 0 | 0 |
8・17 | ナゴヤ | 中日 | 佐藤康の代打 | 1 | 0 | 0 |
8・18 | ナゴヤ | 中日 | ブリトーの代走〔そのままファーストの守備へ入る〕 | 0 | 0 | 0 |
8・19 | ナゴヤ | 中日 | 佐竹の代打 | 1 | 0 | 0 |
8・25 | 由宇 | 近鉄 | 7番レフト スタメン 2回裏1死1・3塁より1−0からセンター前へ先制タイムリーヒット(玉峰) プロ入り初打点! 4回裏2死1・2塁より初球を、三塁手右横を抜けてレフト線への二塁打になるはずが、三塁審判に打球が当たり、サード内野安打に(玉峰) 6回裏2死走者無しより2−0からファーストファールフライ(吉川) 9回裏無死1・2塁より投手前に犠牲バントをしたが、投手正面でバントが強くて、1→5と送球され三塁封殺(山崎) |
4 | 2 | 1 |
8・26 | 上下町 | 近鉄 | 6番レフト スタメン〔途中田村彰と交代〕 | 4 | 1 | 0 |
9・1 | 由宇 | 中日 | 6番レフト スタメン(全打席・中里) 2回裏1死走者無しより2−1から三遊間を抜けるヒット 4回裏1死走者無しより初球をサード左横を抜くヒット 5回裏1死走者無しより2−1からサードゴロエラー 7回裏1死2塁より1−2から センターオーバーバックスクリーン前の金網フェンス直撃のタイムリー二塁打 |
4 | 3 | 1 |
9・2 | 由宇 | 中日 | 6番レフト スタメン 2回裏無死走者無しより1−1からショートゴロ(宮越) 3回裏1死満塁より0−2から左中間スタンドへ 満塁本塁打!!!! プロ入り初ホームラン!!!! (宮越) 5回裏1死2塁より1−1からサードゴロ(山北) 7回裏1死走者無しより2−2から空振り三振(洗平) |
4 | 1 | 4 |
9・4 | 由宇 | 阪神 | 6番レフト スタメン 2回裏先頭打者で1−3からセンター前ヒット(吉野) 3回裏1死走者無しより1−3からショートゴロ(中込) 5回裏1死1・2塁より1−1からレフトフライ(井上) 6回裏2死2・3塁より1−2からレフトフライ(井上) 8回裏1死走者無しより1−2からライト前ヒット(船木) |
5 | 2 | 0 |
9・7 | 雁の巣 | ダイエー | 6番レフト スタメン | 5 | 3 | 1 |
9・11 | 由宇 | サーパス | 6番レフト スタメン 1回裏2死2塁より1−1から投手ゴロ(岸川) 4回裏先頭打者で0−3から四球(岸川) 1死後二塁盗塁 5回裏2死1・3塁より2−0から空振り三振(岸川) 7回裏無死2塁より1−3から四球(萩原) |
2 | 0 | 0 |
9・12 | 由宇 | サーパス | 6番レフト スタメン 2回裏1死1塁より0−1からショートフライ(木村) 3回裏1死2・3塁より1−3から四球(木村) 4回裏2死1塁より1−1からショートへの内野安打(徳本) 6回裏1死1塁より2−2からレフト前ヒット(今村) 8回裏1死走者無しより1−1からレフト前ヒット (栗山) |
4 | 3 | 0 |
9・13 | 由宇 | サーパス | 6番レフト スタメン(全打席・相木) 2回裏1死走者無しより2−1から空振り三振 5回裏1死走者無しより1−2から投手ゴロ 6回裏1死1塁より0−1からサードゴロ 8回裏2死1塁より1−1からショートゴロ |
4 | 0 | 0 |
9・14 | 藤井寺 | 近鉄 | 6番レフト スタメン | 3 | 0 | 0 |
9・15 | 藤井寺 | 近鉄 | 6番レフト スタメン | 3 | 0 | 0 |
9・18 | ナゴヤ | 中日 | 6番レフト スタメン | 4 | 1 | 0 |
9・25 | 鳴尾浜 | 阪神 | 林の代打 | 1 | 0 | 0 |
最終成績
28試合 62打数 19安打 1本塁打 7打点 1盗塁 打率.306
10月8〜19日 コスモスリーグ 5試合 13打数 5安打 打率.306
14日対ヤクルト戦・戸田球場 三振 セカンドゴロ 四球
10月23日〜27日 プロアマ交流戦
日 | 球場 | 対戦相手 | 出場・打席結果など | 打数 | 安打 | 打点 |
23 | 広島 | 三菱重工 広島 |
9回裏1死1塁より森笠の代打 キャッチャーーフライ | 1 | 0 | 0 |
24 | 広島 | NKK | 8回裏長崎の代走 | 0 | 0 | 0 |
25 | 広島 | 三菱重工 広島 |
8番ファースト スタメン 2回表2死走者無しよりレフト前ヒット 4回表2死1塁よりレフト前ヒット 6回表無死1・2塁よりサードのグローブを弾いて、レフト線へ転がる二塁打 7回表無死1塁よりサードフライ 8回表2死1・3塁よりライトフライ 翌26日付スポニチ広島版に大きく 「栗原 キラリ 打撃開眼3安打」などと掲載される (表の下に記事) |
5 | 3 | 1 |
26 | NKK | NKK | 8番ファースト スタメン 二塁打1 | 3 | 2 | 1 |
27 | 広島 | NTT西日本 | 8番DH スタメン 2回裏先頭打者としてセカンドフライ 4回1死走者無しより四球・二塁盗塁 5回裏2死走者無しより空振り三振 7回裏1死走者無しよりセンター前ヒット |
3 | 1 | 0 |
【10月26日付 スポニチ広島版より】
2年目成長株が猛アピール 「見てもらいたい」
[伸び盛りの19歳]
充実感あふれる笑顔だ。栗原は「タマタマです」と照れ笑いした。代わって木下2軍監督が目を細めて成長を認めた。「よくバットを振っている。練習してそれが好結果につながる。好循環だね。」と飛躍の秘訣を説明した。
25日の三菱重工広島との社会人交流試合。低調な打線にあって栗原の存在感が際立っていた。
二回に詰まりながらも左前へポトリと落とす。四回にも左前打。そして、無死一・二塁の好機で回ってきた六回の第3打席。「最初の打席で直球に詰まってしまった。変化球とどっちを打つかで迷いがあった。四回の場面では直球だけに絞っていった。タイミングがドンピシャでした」。狙い球のストレートをジャストミートした痛烈なライナーは三塁手のグラブをはじく適時二塁打となった。
昨年は左肩の脱臼癖のためにファームでは17試合に出場しただけ。今季は懸案の左肩を手術した影響で出遅れたものの28試合で打率.308の成績を残した。10月上旬のコスモスリーグでは5試合で.385の高打率。
「試合に出たことでプロのスピードに慣れてきました。体が反応できるようになってきた」と自信を深める。
入団当初から金本に匹敵する背筋力を誇るなど抜群の身体能力を持っていた。
今季は2軍で前田ら先輩とともに練習する機会にも恵まれた。「体の強さでは負けないつもりでもスイングが全然違った。特に下半身の使い方」。目で盗んだ形をひたむきにバットを振り込むことで体に覚え込ませてきた。
11月の秋季キャンプでは山本監督ら1軍首脳陣も顔をそろえる。
「せっかくのアピール機会ですからね。打つことを見てもらいたいです。山本監督の目に焼きつくような打球を打ちたい」。伸び盛りの19歳が意気揚々とキャンプ地・日南に乗り込む。
10月29日付中国新聞安芸路版にカラーで
「積極打撃で大砲目指す 首脳陣にパワーアピール 殻を破る栗原選手」と掲載
広島東洋カープの将来の大砲候補、栗原健太内野手(19)=日大山形高=が、3年目の来季に向けて殻を破りつつある。28日に終わったプロアマ交流戦などで活躍し、目標の「ホームラン打者」に向かって歩み始めた。
2軍の交流戦、コスモスリーグ(8−18日)では5試合で13打数5安打。チーム2位の3割8分5厘をマークした。
「しぶとさが出てきた」と木下2軍監督は評価するものの、本人は不満だった。5安打すべてが単打だったからである。
「追い込まれる前の甘い球を打ち切れなかった。それで長打が出なかった」
その反省を生かし、二十三日からのプロアマ交流戦では積極的な打撃を心がけた。5試合で12打数6安打し、長打も二塁打2本。「徐々に自分の形で打てるようになってきた」と手ごたえを口にする。
昨年は3回、今年も春のキャンプで左肩を脱きゅうした。「このままでは思い切ったプレーができない」と4月に手術。
「7月の戦列復帰後は脱きゅうしていない。今はプレーしていて安心感がある」。
悩まされてきた脱きゅうぐせにピリオドを打った喜びがのぞく。
栗原の一番の魅力はパワー。11月1日からの日南秋季キャンプメンバーにも2年連続で選ばれ、「キャンプでは豪快な打撃で首脳陣にアピールしたい」と闘志を燃やす。
11月1〜21日 日南秋季キャンプ中の練習試合
9日 日南天福球場 西武戦 福地と交代ファースト 1打数0安打0打点
12日 宮崎サンマリン球場 巨人戦 8番DH スタメン 途中よりファーストへ 4打数0安打0打点
14日 宮崎サンマリン球場 巨人戦 9番ファースト スタメン 4打数1安打0打点 二塁打1
11月22日付中国新聞
山本監督のキャンプ終了でのインタビューの中で栗原選手を成長株の一人として名をあげていました。