こんちはぁ。うぃるの遠いご先祖さまっ。
今次元通信機なんてものが出来上がってねぇ。
ちょっちつないでみたんだぁ。
・・・な。るほど。今よりはるかに先のじだいなんだね・・・。
おどろいたぁ?。
ま・・・まぁ多少は。
ちょっちかわるねぇ。
お久し振りですっ。
っていっても・・・実際僕とあうのはまだ先の事なんだけどっ。
なるほど。それで?何か用事かな?
うんっ。シルフィードの羽根って草。自生してるよねぇ。
ん・・・あぁ。絶滅危険種だけど。一応。
そうなんだよねぇ。もうこの時代には無くなっちゃってるんだよぉ。
だからぁ。取っておいてくれって訳だねっ?
えっと。僕の計算があってれば二週間後に次元転移装置が完成してそっちに行くはずだから。
それまでに手に入れて取っておいてくれるといいんだけどっ。
なにせ事態が事態なものだからっ。
うーん・・・さがしきれるかどうか・・・わかんないけどそれでよければねっ。
でも。できる限りさがしだしてっ。ふぃーるの命がかかってるから・・・。
ふぃーる?風の末裔の?
そうだよっ。
・・・てことは・・・もしかして。
ファイエルを使っちゃったとか?。あれは封印魔法なはずだけど・・・。
あ!そうそう。それ使ってから様子がおかしくてさっ。
調べてみたらその草が必要だってねっ。
うーん。確実に手に入れる方法があるにはあるけど。
シルフィード・・・か。
それじゃ。それなりの代償は覚悟しといてね・・・。
ん。分かった。いちお覚悟しとくよ。じゃ。2週間後にね。
じゃ。まったねぇ☆
ピッ。モニターを切りため息をつく。
シルフィードね・・・。
なかなか。厳しい問題だ・・・。あいつを呼び出しておくかな・・・
シルフィード・・・なの?
そう・・・なんだけど。
で・・・。あたしに協力しろと?
うん。
・・・却下よ・・・。
やっぱ?
ったりまえじゃんっ。あたしに死ねってゆうの?
ん・・・まぁ。今死ななくたって。未来で死にかけてんだけどね。
・・・まさか?
まぁ。風読みのものにしか使えない魔法だし。
やっぱ・・・ファイエル・・・なの。
そう。禁断の魔法として封印されてるはずの犠牲魔法だね。
組んでるパーティが余程の事態に陥ったか・・・。
それとも・・・。
いずれにしろ。あたしが手を貸せねばどうにもならないわけね・・・。
ま。そゆこと。
分かったわよ。じゃ。風の通行証貸してあげるからとっとといけば?
それ持ってれば森は抜けられるし。問題はないでしょ?
ん。恩にきるよ。
くれぐれもなくさないで。
ただじゃすまないから・・・
分かってるよ。魔力のもとだしね