まとまった夏期休暇が取れたので、せっかくだから遠くへ行こうと思い立ち、
西の果て、五島列島へ行ってきました。
五島列島といえば、江戸時代には隠れキリシタンが多く住んでいたところ。
キリスト教禁制が解かれた明治時代に建てられた教会が
現在でも信仰の場として大切に利用されています。
というわけで、今回の旅のテーマは『天主堂をいろいろ見て回ろう』ということ決めました。
1日目(9/3)
朝の6時ごろ、広島の自宅を出発。
フェリー代を捻出するために、往路は下道だけで博多へ向かうことにしました。
国道2号線はまだ朝が早いせいか交通量は少なめ。順調に西へと走ります。
渋滞が予想されていた徳山、防府、小郡、下関などの都市部には
ちゃんと市街地を避けるバイパスが整備されていたので、
思ったより早く、関門トンネルへは昼過ぎには到着しました。
意外と短い海底トンネルを抜けて九州上陸。国道3号で博多へ。
九州最初の街、北九州市はいくつかの街が集まってできた都市のようで、
門司はレトロな感じの港町、小倉は近代的な港湾都市、八幡は製鉄所とスペ−スワールド・・・
というように、街ごとに違う顔を見せてくれます。
そんな北九州市の西の端、折尾に来たならやっぱりこれでしょうか。
折尾駅に寄って買ってきた『かしわめし』
さすが旨いですねぇ・・・鳥のダシで炊き込んだご飯がたまりません。
ちょっと遅い昼食をとった後、再び移動を開始します。
国道3号は九州の大動脈。整備が進んでいるので交通量は多いながらも
スムーズに進むことができました。
夕方5時前には、五島行きのフェリーが発着する博多埠頭に到着。
当日券発売は9時半からということなので、
バイクを置いてバスで博多市内へ遊びに行きました。
・・・てか、せっかく博多に来たのに、
こういうところばかり『巡礼』するのは、人としていかがなものかと(笑)
あまつさえ、
なんか買ってるし!無料配布の虎缶までもらってるし!(汗)
旅行始まったばかりなのに、荷物増やしてどうする気だったのでしょう・・・(笑)
こういうお店は天神に集中しているので、効率よく回ることができました。
ただ、ゲーマーズだけは博多駅前だったので、今回はパスしました。
そんなこんなで、夜も更けて・・・
港近くのラーメン屋で夕食を済ませて、ひたすら待合室で時間が過ぎるのを待ちます。
やがて、9時半から窓口が開いて、当日券の受付が始まりました。
運賃は、5340円(2等客室)+3560円(400ccバイク)=8900円。
チケットには乗客の住所、氏名、電話番号を書く欄があって、乗客名簿代わりにするそうです。
これが役に立つことのないことを祈りたいものです(汗)
出港は夜の0時過ぎなのですが、チケットを発売する9時半以降は乗船することができるので、
いい寝床を確保するために、すぐ乗船しました。
バイクを船内に運ぼうとしたら、大勢の迷彩服の人がコンテナを船内に運び入れていました。
え?この船会社の人って迷彩服着てるの?って思ったら、本職(自衛隊)の人でした(汗)
五島でいったい何が起きているのでしょうか?(笑)
2等客室はカーペットが敷いてある、いわゆる雑魚寝部屋です。
枕の貸し出しは無料ですが、毛布は一枚100円で借りることができます。
部屋の隅に陣取って、一眠り。
1時間ほど寝て、目が覚めると5人くらいしかいなかった部屋に
もう50人くらいのお客さんが乗っていました。
おぉ〜結構盛況なんだねぇ・・・平日だから人少ないかなって思ってたんですが。
早めに場所とっといてよかったです。
というわけで、1日目は船中泊で終了。夜が明けたらいよいよ五島へ上陸です。
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