ナホトカをドライブする

コシネンコさん宅は、ナホトカの市街地から東に車で30分ほど行った、ボストーチヌイというところにある。

ある日僕とイチツカさんは、ボストーチヌイからナホトカの市街にドライブに連れて行ってもらった。

下の図はナホトカの市内の冬景色です。地面はカチンカチンに凍ってる。夏は緑も多く、 それなりに美しい雰囲気があるようなのだけれど、冬はどうも殺風景というか、荒涼としている。
ナホトカの日本人墓地に連れて行ってもらった。

ナホトカという場所は、日本海を挟んで対岸は祖国日本、ラジオを付ければ、日本語の放送が明瞭に 聞こえる、まさに日本が目前の場所である。

ここに眠っておられる方々が、何故そういうことになったのか、 その詳しい事情を知ることは出来なかったが、祖国の地を踏むことなくして大陸に骨を 埋めざるを得なかった人々の気持とはどのようなものであったかと、しばし考えた。
現地に行ってから知ったのだけれど、ナホトカという港町は、昔から日本とのつながりが深いらしい。 ウラジオストックが軍港で、外国人が入れなかった分、このナホトカは、商業港として日本とも つながりが深いのだそうだ。

ドライブで連れて行ってもらった場所にも、小樽市や敦賀市との姉妹都市縁組の記念碑の建てられていた。

ナホトカの港全体が見渡せる小高い場所へ行って、みんなで記念撮影。 チュチューニン(イラスト右端)さんは船員だそうだ。一年の多くを船上で過ごすらしい。
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