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野鳥スケッチ

No.1



 ジョウビタキ♂
  Daurian Redstart
 
  ☆スズメ目ヒタキ科
  ☆赤橙色の尾と翼の白い紋が目立つ小鳥(メスは全体が淡褐色で地
   味)アジア東北部で繁殖し日本へは冬鳥として渡来。平地から低山の
   林や人里に一羽ですみ、あまり人を恐れない。なわばり意識が強く、
   ヒッヒッと鳴いてなわばり宣言をする。おじぎをするように頭をさげ尾を
   上下に振ってクックッと鳴く動作に特徴がある。
   昆虫、小果実をついばむ。
  ☆渡り 冬鳥  ☆分布 全国  ☆全長 14.5cm
  

 カワラヒワ  Oriental Greenfinch 

  ☆スズメ目アトリ科
  ☆翼に黄色い紋のある緑褐色の小鳥。
   平地から山地の林に住み、市街地にもいる。キリリコロロと木琴を
   打つように鳴き、梢や電線でチュンチュンピーと囀る。夏から秋には
   ヒマワリ、コスモスなどの種を食べに庭にもくる。非繁殖期の秋冬は
   数十羽の群れで川原の草上を流れるように舞う。
  ☆渡り 留鳥(北海道では夏鳥)  ☆分布 全国 ☆全長 約14cm

 キセキレイ  Grey wagtail

  ☆スズメ目セキレイ科
  ☆腹の黄色い尾の長い小鳥
   平地から山地の水辺、渓流に生息、非繁殖期には漂行または南下
   し、海岸、河口でも見られる。人家の軒下、石垣、庭木の茂みに巣を
   つくり、屋根や電線でオスは黒いのどをみせチチチッとさえずる。
   水際を尾を上下に振りながら歩いて虫を捕り、大きな波形をえがいて
   チチンチチンと鳴きながら飛ぶ。 
  ☆渡り 留鳥または漂鳥(北海道では夏鳥、南西諸島では冬鳥) 
  ☆分布 全国 ☆ 全長 約20cm


 モズ  Bull-headed Shrike

  ☆スズメ目モズ科
  ☆黒い過眼線の目立つ尾の長めの小鳥。
   平地の藪で春早く繁殖し、夏には山地の低木林で繁殖する。秋冬は
   暖かい地方で一羽ずつなわばりをもって生活し、秋には枯れ枝や
   電線でキィーキチキチキチと鋭く鳴いてなわばり宣言をする。昆虫、
   カエル、トカゲなど捕った獲物を小枝に刺しておく習性があり
   「モズのはやにえ」という。カッコウに托卵されることがある。
  ☆渡り 留鳥または漂鳥(北の地方、山地のものは冬は暖地へ移動)
  ☆分布 全国  全長 約20cm


 オオルリ Blue-and-white Flychtcher

  
☆スズメ目ヒタキ科
  ☆オスは青と黒と白の美しい小鳥。
   夏鳥として山地のとくに渓流に沿った林に渡来する。
   ピーピーチョィチョィジュジュジュ。ピールリホイヒーピピと高らかに
   囀る。山道や渓流沿いの崖のへこみにコケを重ねて巣をつくり、地味
   な色をしたメス(茶褐色で腹が白い)だけが卵を温める。ヒナにはオス
   も昆虫や木の実をはこぶ。
  ☆渡り 夏鳥 ☆分布 全国(繁殖は九州以北) ☆全長 16.5cm


 ルリビタキ Red-franked Bluetail

  ☆スズメ目ヒタキ科
  ☆オスは背が青く、メスは茶褐色。ともに尾は青く脇は橙色。
   亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、ヒッチョロチョロリなどとテンポよく
   早口で囀る。地上のへこみや、崖の下に巣をつくる。秋冬には
   山麓の暗い斜面や渓流沿いの林に一羽ですみ、グッグッと鳴いては
   尾を振る。主に昆虫、クモ、秋冬は小果実も食べる。
  ☆渡り 漂鳥 ☆分布 全国(冬は本州中部以南) 全長 14cm


 シジュウカラ Great Tit

  ☆スズメ目シジュウカラ科
  ☆雌雄ほぼ同色。黒い頭、白い頬の可愛い小鳥。
   早春から梢で、ツツピーツツピーと囀り、春にはオスメス、夏はヒナを
   つれ、秋冬は数羽の群れで庭にも訪れる。山の林では、エナガ、
   コゲラ、ヒガラなどと数十羽の混群を作り、枝から枝へと活発に動き
   餌をさがす。多くの昆虫やクモのほか、かたい種子や果実もたべる。
   木の穴に巣をつくり、巣箱も利用する。地鳴きはチーチージュクジュク
  ☆渡り 留鳥 ☆分布 全国 ☆全長 14.5cm
      
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 ヤマガラ Varied Tit

 
 ☆スズメ目シジュウカラ科
  ☆雌雄同色で頭は黒く頬はクリーム色、翼は青灰色、脇腹が赤褐色。
   平地から山地の主に常緑広葉樹林に生息し、木の穴にコケ、獣毛を
   敷き巣にする。巣箱もよく利用する。活発に林の中を動いて、昆虫や
   クモを食べる。堅い木の実は両足でおさえ、嘴でコツコツとつついて
   食べる。ビービ-と鼻にかかったように地鳴きし、
   ツーツーピー ツーツーピーとゆったりさえずる。
  ☆渡り 留鳥(標高1000m以上のものは冬は下方へ移動)
  ☆分布 全国 ☆全長 14cm

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 コゲラ Japanese Pygmy Woodpecker

  ☆キツツキ目キツツキ科
   日本産キツツキ類では最小。成鳥は額から頭頂が灰褐色で、背面
   は黒褐色に白い横縞。主に低山の林に留鳥として生息し、木の幹に
   縦にとまり、昆虫などを捕る。細い枝やつるにもとまり、木の実も
   食べる。ギーときしるように鳴き、ギーキキキキと鳴くこともある。
   秋、冬はカラ類と混群を形成する。
  ☆渡り 留鳥 ☆分布 全国 ☆全長 15cm


 メジロ japanese White-eye

  
☆スズメ目メジロ科
  ☆雌雄同色。背面は暗黄緑色で白いアイリングがある。平地から山地
   の林に棲むが、常緑広葉樹林にもっとも多い。昆虫、クモを食べるが
   甘い果実や花の蜜も吸う。つがいはいつも行動をともにしている。巣
   は枯草をクモの糸で編み、コケなどを貼り付けたハンモック、そこに
   4~5個の卵をうむ。チーチュイチュイチョチョピーなどと早口で鳴く。
   地鳴きは、チーチー。
  ☆渡り 留鳥または漂鳥(北海道では夏鳥)
  ☆分布 全国  ☆全長 12cm
                                             

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