●妊娠中の薬● ●抜釘手術延長● ●カルシウム● ●体重管理の重要性● |
●骨盤底筋の強化● ●動作制限時の工夫● |
妊娠後期のお腹が強大化する時期、難しいこと、出来ないこと・・・動作が制限される時期があります。 よ〜く考えてみると・・・股関節手術後、まだ関節の曲がりが悪い時と同じじゃん!(笑) 風花@Megの場合はこのように工夫しました。 その一 足の爪きりが難しい→出来ることならパートナーに切ってもらいましょう! その二 靴下が履きにくい→股関節手術後に使用した便利グッズを使用するか・・・ 横向き(いわゆる女座り)で履く! その三 足の裏や指間が洗いにくい→ボディ洗タオルを縦細長に持ち、ピンと張りながら 親指の外側に引っ掛けるようにして固定し 次々と指の間に渡し前後に引っ張る。 他にも、妊娠中の姿勢や動作に気をつけるべき点が、股関節にも良いと思われる項目があります。 @背筋を伸ばしてお尻と下腹部の筋肉をひきしめて立つ 妊娠時メリット:正しい姿勢は骨盤の位置を正しくするので腰痛を防ぎ、胎内の赤ちゃんも望ましい位置が保てる 股関節メリット:正しい姿勢で腰痛予防&でっ尻&爬行しないよう意識する。 Aガバっとはね起きず、いったん横向きになり静かに起きる。(血液の流れを良くしておいてから動く) B階段の昇降は頻回せず、前かがみ、つま先で登るのはやめて、背筋を伸ばして、かかとを全部つける。 C椅子に座る時は、軽く腰掛けお腹を突き出す姿勢はやめて、深く腰掛ける。(腰痛予防・骨盤斜歪予防) |
妊娠中のトラブルの中で、中期には尿が近くなり〜後期では失禁することもある。 というのをよく聞きます。これは子宮が大きくなるにつれ、膀胱が圧迫され頻尿となったり さらに圧迫が長引いたり難産などで、出産後も膀胱や尿道の筋肉が緩んだままになることがあるそうです。 妊娠中になりやすい痔や陰部の静脈瘤、出産後に多く見られる尿漏れや腟のゆるみを改善する運動は 変股症の運動と共通するものも多くあり、一石二鳥でトレーニングすることが出来ます。 私がやっている運動は、股関節のリハビリの為に、PT長に伝授いただいたメニューですが マタニティビクスなるメニューの中にもある、ポピュラーかつ、簡単に出来る運動でした。 |
参考運動@風花-Megの場合 |
@60cm台に腰掛た体勢から立ち、足が伸びきった所で爪先立ち〜その時にお尻を締める気持ちで 肛門や膣を締める(お尻を小尻に見せるように〜キュっと持ち上げる要領) 30回×3セット Aイスに座り、股の間に固めのボール(ラクビーボール)を挟み、内側に力を入れ5秒キープ 5分間繰り返す ※骨盤底筋・・・膀胱や尿道、子宮など骨盤内の臓器を支える筋肉の総称 |
妊娠すると体重の増加は否めませんが、どの程度の範囲まではよしとするのか?… 出産前、胎児3000g+羊水3000g=6000g=6s の増加はやむおえないものとすると 最低限の増加(6s)を目安に留めておくのが無難だということだと思います。 (通常の妊婦には8〜10sでの増加はOKとされているようです。) また、ホルモンのバランスや妊娠中の歩行バランス(お腹が出ることにより腰を反らして歩く傾向)が崩れることで 股関節や腰に痛みが出ることが多くなるとも言われているので 変股症の体重管理と同じく、継続して体重管理をしていきたと思っています。 参考サイト→ 新座病院:土方浩美先生のページ |
股関節の手術をした後、やはりカルシウムはたっぷり取るにこしたことはないと思っていましたが 妊娠中もしかり・・・不足すると、歯や骨からカルシウム、を胎児の成長に必要分を取られることになるので 意識して摂取しなければなりません・・・。やっと強くなりつつある術足からカルシウムが取られ スカスカの骨になったら大変ですものねぇ〜〜 妊婦の一日のカルシウム摂取量は 900r〜1000r カルシウムを多く含む食品…牛乳1本(200r)・ヨーグルト100g(120r)・マイワシ大1尾(500r)・小松菜50g(145r) なかなか普段の食事で、毎日〜規定量をクリアーするのは難しいと思うので サプリメントで補給することも大事ではないかと思います。 ちなみに、風花@Megは「葉酸」を妊娠前から取っているので 今後は妊娠サプリメントとして有名な「鉄」「カルシウム」をプラスしてサプリメントで補強予定です。 参考サイト→ ユニカコラム |
2005.12月…術後2年目となることで、抜釘の予定を入れていましたが めでたくも妊娠となりましたので、キャンセル。 帝王切開で産む予定なので、その後(当日でも2〜3日ズレでも)抜釘出来ないかどうか? 素人ならではの質問をしてしまいました。 整形ではどうしても抗生剤を使うので、出産後、授乳をすることを考えると、同時期にはしない方が良いとのこと… また前例もありません。と苦笑いされました(笑) ボルトとプレートを長期間入れておくデメリットとしては 術後8年目で抜いた人が居たが、ボルトとプレートが固着していて 通常20分くらいで抜けるものが、1時間かかったとのこと…。 何が原因か?医療メーカーに調査を依頼しているらしいが、原因はハッキリしていないとのこと 風花@Megの場合は、術後3年(ちょうど、離乳時期に入る頃)が望ましいと思われる。とのことでした。 |
変股症に使う薬といったら… 「解熱鎮痛消炎剤」いわゆる痛み止め薬と(風花@Megの場合は“ロキソニン”を処方されている) 「経皮吸収型鎮痛消炎剤」いわゆる湿布と呼ばれる貼り薬。(風花@Megの場合“セルタッチ”) 十月十日のマタニティライフで、この2種類の使用はどうでしょう? 一見、湿布の方はOKなイメージですが・・・ 整形主治医に聞いた答えは・・・どちらも『NG』だそうです! 痛み止めはダメだと思っていたけれど、湿布もダメなの?? 主治医曰く・・・湿布と言えども「薬」である以上は控えた方が良い。とのこと 貼り薬りだからと言って、“妊婦の身体に影響が全くない”という報告は出ていないらしい ただ、飲み薬よりはマシ、程度であるとのことで、少々ビックリしました(汗っ) しかし、どうにも我慢出来ない場合は、(気休め程度になろうとも)使ってもいいでしょう〜て。 実際に、1年くらい使えそうなくらい、たくさん処方してもらっちゃいました。 基本的に、薬の使用は産婦人科のドクターに聞いてから、使うようにしますけれど もちろん、妊婦になれば、誰しも薬の使用に敏感になるだろうけど・・・ 薬に頼らないように、普段以上の注意が必要だなぁ〜と思います。 便利リンク「ハイパー薬事典」 |