♪独断と偏見に満ちた映画論


映画が好きな私、独断と偏見で映画を切る!(おいおい)
ちなみに私は役者が誰だろうが、監督が誰だろうが、全く知らない!(笑)
人は私を「本当の映画好きではない」というかもしれない。
でも、見るのはとっても好きなんだも〜ん♪
それでは最近(今年)見た映画からどーぞ(^-^)

タイトル 内   容 感       想
少林サッカー
(2001年中国)
超有名なサッカー選手がある陰謀によって、全てを失い・・・数十年後、サッカーの逸材を見つけ監督として・・・(そんな感じ?) 予告や人の話に聞いてたとおり、本当に「オバカ」映画だった。私の大好きなブルース・リーに似せた感じの人がいたが、果たして、日本人であれがそうだったなんて気付いた人が若者にいるのだろうか?(私は一目でわかったけど)大好きな私にとって、あの人のシーンは辛く悲しいものだった(ノ_・、)でもそれ以外は本当にバカらしくて、面白かった。ここまでされると、天晴れって感じかもね。(実は結構笑っちゃったけど)
監督:
主演:


スコーピオン・キング
(   )
「ハムナプトラ2」のサイドストーリー(?)
予想通りの展開で、最初からわかりきってるんだけど、面白かったー。でも、それ以上ではないね。単にハラハラドキドキワクワクっていうのを感じたいときには(何も考えずに)お勧めかも。たまには単純明快なものって、面白くっていいよー!(というコメントしか浮かばないかも)
監督:チャック・ラッセル
主演:ザ・ロック
ピアニスト
(2000年フランス=
オーストリア)
ピアニストとして厳格な教育を母親から受けて育ったエリカは、音楽大学院の教授をしていた。彼女は教え子に求愛され・・・。今まで抑圧されてきていたものが表面に出てきて・・・ これはR15指定になっていた。恐らく先生と生徒という間柄から・?とかもしかして暴力シーンがあるの?と想像してみたが、それはちょっと違った。内容は確かに先生と生徒(特に生徒からの熱烈ラブコール)だったのだが、問題だったのはそれではない!ピアノの教師でありながら、嫉妬(音楽の才能に?女性に?)して、教師としてあるまじき行動をとったり。教え子の男の人に対して、自分の性欲は・・・だってことを、そしてそれを・・・とか( ̄□ ̄;)!!うーん、私は映画の最中かなり困ったかも。それに「音」がね・・・もっと精神面を描いたものかと思ったけど、ちょっと違った。やっぱりフランス映画はよくわからない???
監督:ミヒャエル・ハネケ
主演:イザベル・ユペール
    ブノワ・マジメル



愛しのローズマリー
(2001年米)
主人公のハルは、牧師であった父の遺言「女性は胸が大きくて、美人を選べ」により、外見だけで女性を見る男になった。あるきっかけで心理療法を受け、心の美しさが外見となって見えるようになる。そしていろんな女性と出会って・・・恋をした! 予告を見て、とっても面白そうだったので、珍しくコメディタッチの映画を見に行った。予告とおり面白い話だった・・・けど、おもった以上に、「いい映画」だったと思う。だって私、泣いちゃったもんねー(笑)単なるコメディではなくて、「美しい心の持ち主が美しい人」っていうのが言いたいのがよーく出てた。人間は表面より、中身だよね〜♪うんうん、絶対そうだーって思うよ!そういえば映画の最中、後ろの男の人がうるさかった。どうも映画の内容が理解できていなかったみたい。こんな簡単なストーリーなのに・・・(-。-) ボソッ
監督:ファレリー兄弟
主演:グウィネス・
        パルトロウ
    ジャック・ブラック

サウンド・オブ・  
  サイレンス

(2001年米)
NYの優能な精神科医は友達の精神科医に呼び出され、彼の患者エリザベスを診た。翌日彼の幼い娘が何者かに誘拐された。犯人の狙いはエリザベスからある6桁の番号を聞きださせることだった。犯人とのタイム・リミットは午後5時。ネイサンは番号を聞きだせるのか? これまた試写会で見た!私があんまり好きでないサスペンスものだが、映画好きな同僚の「マイケル・ダグラスのサスペンスものは面白いよ」の一言で安心して見に行った。確かに面白かった。二時間近くあったが、時間があっという間に過ぎた。中だるみすることなく、スピード感あふれ、たった一日(本当は二日?)のことを描いていたが、面白かったー!これはお金出しても全然惜しくないって感じだったね。あまり内容にふれるといけないだろうけど、ラストを見て、本当の主人公は、実はマイケル・ダグラスでなくて、この・・・じゃないのか?って思っちゃった(笑)単にそのシーンがよかったからだけどね。でも見る価値はある!!
監督:ゲイリー・フレダー
主演:マイケル・ダグラス




風の丘を越えて
(1993年韓)
父(養父)が娘と息子にパンソリの伝統を受け継がせるために・・・息子はそんな父についていけず、離れていく。父は娘の歌に“恨(ハン”がこもっていないということで、娘に大量に摂取すると視力を失うという薬草を与える。娘は失明し、そして歌う・・・ これは古い映画だが、期間限定で「韓国映画」が上映されたので、見に行った。以前から気になっていたものだが、やはり想像したのとは違った。もっとパンソリについてどういうものか説明があるのかと思ったが、なんとなくしかわからなかった。多分伝統芸能かな?て感じ。あまり感情移入できなかったが、最後は素晴らしかった。もしかしたらこのシーンのためにこの映画は撮られたのでは?と思うくらい。失明した姉とその姉を捜し求めた弟、パンソリによって心を通い合わせ、でもお互い名乗りあうことなく別れる。涙があふれた(T-T)
監督:イム・グォンテク
主演:キム・ミョンゴン
    オ・ジョンヘ


ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
(2001年米)
旧東ドイツ生まれのヘドウィグはアメリカ兵と結婚するため、性転換手術をするが失敗し、1インチほど股間に残ってしまう。自由の国アメリカに渡るが、夫に逃げられ、彼氏に裏切られながらも、ロックバンドをしながら生きていく。元彼に自分の曲を盗まれてスターとなり、訴訟を起こすが・・・ 今回も試写会ではあるが、自分でゲットした(^。^)v何だか東京方面ではかなり順調な映画らしい。しかし内容からして、あまり一般受けしそうな映画ではないと思う。全体的に見て、「音楽映画」もしくは「ビデオクリップ」みたいな感じがある。しかし、流れる音楽(主人公が歌う曲)には、彼(彼女?)の心の叫び・人生などが浮き彫りにされており、とても考えさせられる、共感できるものがあった。特に『愛の起源』は私の心に響いた!神によって創造された人間が、神によって引き裂かれ愛を知り・・・そしてその半身を探し求める・・・。男でも女でもなくなったヘドウィグの心情が痛いほど表現されており、悲しくも感じた。
私もその「半身」が未だ見つからない(ノ_・、)どこにいるの??
監督:ジョン・キャメロン・
         ミッチェル
主演:ジョン・キャメロン・
         ミッチェル
   
スティーブン・
          トラスク


コラテラルダメージ
(2001年米)
ロサンゼルスで消防隊長を務めるゴーディーは、国際テロリストがビルに仕掛けた爆弾により目の前で妻子を殺されてしまう。CIAやFBIが捜査はするが、国政(国交問題)により、捜査はいっこうに進展しない。それを見かねたゴーディーは、たった1人でテロリストを追い詰めることを決意するのだった…。 同僚の試写会の券で見させてもらいました〜ヽ(^0^)ノ
シュワちゃんが結構好きなので、ちょっと嬉しいかも♪でも内容を考えたら、「う〜ん」って感じかも。アクション映画としては、とってもおもしろいと思うけど、テロに対抗する手段が「力」でしかないのがちょっと悲しいかも。テロ側にもある程度の理由はあるけど・・・暴力に訴えることしか出来ないなんて。でもそのテロに対抗するのに、一般人である消防士がああいう行動とるなんて、無理だけど。でも人の命を救うためにいる消防士がいくらテロリストとはいえ、簡単に・・・してもいいものだろうか???私は単なるアクション映画として見たならば、人に勧めたいが、よ〜く考えると・・・何だか後味悪いって感じかも。人それぞれ違うだろうとは思うけど。やっぱり暴力は次なる暴力しか生まないって思うな〜。
監督:アンドリュー・
         デイビス
主演:アーノルド・
  シュワルツェネッガー
   クリフ・カーティス




光の旅人
(2001年独米)
マーク・パウエルは別の病院から転送された患者、プロートを治療することになったが、彼は自分が地球から1000光年離れたK−パックスという惑星から、光エネルギーに乗ってやって来た異星人であると言うのだ。妄想かのように思われたが、あまりにも理論的に説明する彼に興味を覚える。しかし、最後に催眠療法によって、彼はプロートの真実(過去)をするのであった。そして・・・ まだ上映になっていないので(私は試写会で見た)、あまり詳しい内容に関しては言わない。
私はこの手の映画はあまり見ないが・・・この映画はごめんなさいm(__)mはっきり言って、「タダだったら見るかな」程度かも。好みによるだろうけど、このラストは大嫌い!こんな風な終わり方はつまらない!やっぱり私はアメリカ映画って合わないんだな〜って思う。
一応ハンカチを用意してたけど、あまり感動できず、感情移入も出来ず・・・う〜んって思うほど。この映画って、何を思って作ったのだろうか???
監督:イアン・ソフトリー
主演:ケビン・スペイシー
    ジェフ・ブリッジス




耳に残るは   
    君の歌声

(2000年英仏)
アメリカに出稼ぎに行った父がいないときに、村を焼き払われ、祖国を旅立った少女はイギリスで幼少期を過ごし、成長した彼女はアメリカに父を探すために歌を歌ってお金をためる。そんな中彼女はジプシーの青年と出会い、恋をするが・・・戦乱の時代に翻弄されながらも、父を求めて・・・というような、結構重たい(かも)映画? バックに流れる音楽はオペラからのものが多い。戦乱の時代(ナチスドイツ)はやっぱりこういう音楽なのか?重厚な音楽が、悲しみを増幅するような・・・。
少女期の子の演技、特にあの瞳はよかった。クリスティーナ・リッチの可愛くもありキレイでもあり・・・(そうでないときもあるが)、女優人は結構すばらしい!しかーし、なんと言ってもこの映画の魅力はジョニー・デップ様のものだ(^。^)vむっちゃかっこいい♪白馬が似合うのなんの(笑)
扱ってる題材は重たいけれど、思った以上に時間は短い(1h37)ので、ちょっと終わり方が・・・って思うかもしれない。
私にとっての泣き所は3箇所!(笑)
しかし、ローラは絶対プールの中で泣いていた!!!
監督:サリー・ポッター
主演:クリスティーナ・
           リッチ
    ジョニー・デップ



イルマーレ
(2000年韓)
1999年のクリスマス、女性が海辺の家「イルマーレ」から引っ越そうとしていた。彼女は次に住む住人に宛ててメッセージを書き、ポストに入れておいた。だが、そのメッセージは次の住人ではなく、2年前の住人の男性に届いたのだ。そこから二人の手紙の交換が始まり・・・
というように、現実ではありえない話ではあるが、映像美と二人の切ない恋物語である。
この映画は上映二回目になるのだが、前回見逃したので、今回こそは・・・と頑張って見に行った。たまにラブストーリーものが見たくなるのだが、この映画は結構当たりだったのかもしれない。最近韓国映画はとても元気だが、アクション物も面白いけど、こういう切ない恋愛物も出来るのだと感心する。登場人物が日本人と姿が似ているということもあってか、感情移入しやすいし。内容はちょっとした「時のいたずら」とでもいうのか・・・ストーリー的にはひねってはないが、映像がきれいで、そして、登場人物の気持ちがよく伝わる映画だった。私はこの映画の中で気に入った(?)言葉がある。それは「ワインが好きな人は孤独を愛する人」「私が愛してる人はみんな遠くにいる」だ。これはニュアンスしか覚えていないので、完全にせりふとして覚えていないけどね。でも、後の方の「遠くにいる」っていうのは、場所とかでなく、精神的なものだと私は思う。なんだか、今の自分の気持ちをそのまま言った感じで、むちゃ心に響いた。
映画のラストシーン、私は心の中で叫んだ・・・「よかった〜」って。これは映画全体という意味でなく、「よかった、二人が・・・で」って感じだね。私、今の私の精神状態から言って、この映画は「素敵な映画」だと思う。
監督:イ・ヒョンスン
主演:イ・ジョンジェ
    チョン・ジヒョン













ハリー・ポッターと
賢者の石

(2001年)
ハリー・ポッターは、伯母の家の階段の下の物置で暮らしていた。11才の誕生日に、ハリーあてに手紙が来たが、それはなんと、魔法魔術学校の入学許可証だった。実はハリーの両親は、悪の魔法使いヴォルデモートと対決し、2人とも死んでしまったのだった。ハリーはホグワーツ魔法魔術学校へ入学するが、校内では無気味な事件が次々と起こるのだった・・・。
ハラハラ+ドキドキ、ちょっぴりお涙あり?
原作はまだ読んだことないが、映画を先に見ても楽しめるという話を聞いて、行ってみた。うん、これって原作知らなくても大丈夫なように作ってあるんだろうね。。
ファンタジーにありがちな内容ではあるが、映像もうまく撮れていて、ハリーの世界に引き込まれた。
私はもともとヒロイックファンタジー系は好きなので、結構楽しめた。子供も大人も楽しめるとは思う。ただし、「理由」っていうか、どうしてこういう風になるのか?などと考えるようでは、ちょっと駄目かもね。
とにかく、見に行って損はないと私は思う!全然長いって思わなかった。
監督:クリス・コロンバス
主演:ダニエル・
        ラドクリフ




オーブラザー
(2000年米)
古代ギリシャ文学「オデュッセイア」を元に、時代を30年代のアメリカ南部に置き換え、3人の男たちを描く。
「お宝」のために脱獄した3人の男たちの道中はハプニングがい〜っぱい。
笑いあり、ほろっとさせるところあり(人によるけど・・・)
あまり私が好きそうな内容でなかったので、乗り気はしなかったが、結構おばかで笑えた。出てくる人物、み〜んな個性が強く、でも憎めなくって・・・人間って、案外いいよな〜ってな感じ?(笑)
それにしても、最後の「犬」の姿には、爆笑だった・・・もしかして、私だけなのかな?
ドタバタって感じではあるが、飽きさせない内容だと思う。
まあ、ちょっと古臭いって感じだけだけど(わざとかもしれないしね
)結構楽しめた映画でしたー♪
監督:ジョエル・コーエン
主演:ジョージ・
        クルーニー




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