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シルクロード写真館 |
(ジュンガル・アルタイ編) |
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カイナール墓地の石人
アルタイ山麓の草原の村カイナ−ルやカナタスなどには突厥族の墓地が点在しています。墓のそばには石人像が立っており，その顔は必ず東を向いています。突厥はトルコ系の民族で，６世紀前半，中央アジアに大帝国を建てた遊牧騎馬民族です。
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巨大な隕石？
アルタイ郊外には石人像とともに，宇宙からの落とし物といわれる巨大な隕石が落ちていました。真偽は定かではありませんが，案内板には「隕石旅遊景点」と表示されています。隕石には鉄分が多く含まれており、突厥族の先祖が鍛冶屋だったという言い伝えと関係ありそうです。 |
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カザフ族のパオ
アルタイから100km西にあるブルチンの街をさらに130km北に向かい峠を越えると，草原の大パノラマのなかにカザフ族のパオ（包）が一基ぽつんと見えます。黒い山肌と青空のもとに佇むパオには「大草原の小さな家」といった表現がぴったりです。 |
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チーズづくり
パオの外には造り付けのカマドがあり，カザフ族の女性が馬乳を釜で煮詰めてチーズを作っていました。そばに出来上がったものがあり，食べてみると少ししょっぱいヨーグルトの味がしました。乳製品は遊牧民の大切な栄養源です。 |
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ハナス自然保護地区
カザフスタンとの国境近くアルタイ山脈をさらに奥深く進むと，ハナス自然景観保護区に入ります。山の麓は草原，中腹はシベリア五葉松や雲杉の樹林，頂上周辺は禿山へと変わる景色がしんと静まりかえった環境のなかで妙に幻想的で、まるで時が止まっているようです。 |
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